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- 2018/11/27
賃貸住宅の場合、入居した時点ではガスコンロがついていない物件もあります。そういった物件に住むことになった時、ガスコンロを購入したほうが良いのか迷うという方も多いでしょう。特に、一人暮らしの場合、わざわざガスコンロを購入するのに抵抗があるという方もいるかもしれません。
今回は一人暮らしをする時の、ガスコンロの必要性について詳しく解説していきます。ガスコンロの選び方や取り付け方法も合わせて紹介するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください!
目次
ガスコンロは一人暮らしに必要なもの?
賃貸住宅の場合、ガスコンロが一体となっているキッチンもあれば、後付のガスコンロが設置されている場合もあります。物件によってはガスコンロが元々ついていないこともあり、その場合、ガスコンロを使いたいなら自分で設置しなければならないため注意しましょう。
全く自炊をしないという方は別ですが、自炊をする場合にはガスコンロは必要です。また、購入する場合は、ガスコンロとIHクッキングヒーターのいずれかから選ぶことができます。それぞれ導入するメリット・デメリットが変わるので、購入する際は慎重に検討しましょう。
ガスコンロを取り付けるメリットとデメリット
IHクッキングヒーターかガスコンロ、それぞれどういったメリット・デメリットがあるのかを知っておくことが大切です。ここでは、ガスコンロを導入するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ガスコンロのメリット
ガスコンロは火力が強く、高温で調理する炒め物や、直火焼きなどの料理も問題なくできるというのは大きなメリットです。
また、IHクッキングヒーターと比べて大きなメリットになるのが、電気を使わないという点でしょう。IHクッキングヒーターと違い、ガスコンロはガスを使って調理をするものです。
ガスコンロは電気を使わないため、停電になってもガスが止まっていなければ問題なく使用できます。
他にも、火の大きさが見えるため、火力の調整がしやすいというのもメリットです。IHクッキングヒーターは火を使わないため、見た目で火力が判断しにくいですが、ガスコンロなら火力を直接目で見て確認できるため、微妙な火力調整が必要になる調理もしやすくなります。
ガスコンロのデメリット
ガスコンロには、凹凸が多いため、掃除するのに手間がかかります。調理で使うため油汚れなどがつきやすく、綺麗にするのが大変です。
また、ガス代が高くなるというのもデメリットです。長時間煮込むような調理を頻繁にすると、思っていた以上にガス代が高くなる場合もあります。さらに、ガスコンロは火を扱うという性質上、火のトラブルには注意が必要です。消し忘れや燃え移りには注意して使用しなければなりません。
IHクッキングヒーターのメリット・デメリットは?ガスコンロとの違い
ここからはIHクッキングヒーターのメリットとデメリットに関して説明していきます。IHクッキングヒーターを導入することでどんなメリットがあるのかや、ガスコンロとの違いについても詳しく紹介します。
IHクッキングヒーターメリット
IHクッキングヒーターはガスコンロと違い、凹凸がない造りになっています。凹凸がないということは、その分日々のお手入れがしやすいということです。ラクに掃除できるというは大きなメリットになるでしょう。
また、火を扱わないため火事になる危険が少ないというのもメリットです。ガスコンロのように直接火が出るわけではないため、燃え移りの心配も少なくなります。
IHクッキングヒーターはガスは一切使用しないため、ガス代がかかりません。ガス代を節約したいという方には、IHクッキングヒーターのほうが向いているでしょう。
他にも、直接火が出るわけではないため、部屋の温度が上がりにくいというのもメリットです。特に、夏場は部屋が暑くならないので快適に料理ができます。
デメリット
IHクッキングヒーターは直接火を使わないので、ガスコンロに比べるとどうしても火力が弱くなってしまいます。そのため、高温で調理する必要がある料理には向いていません。また、ガス代がかからないというメリットがありますが、その分電気代は高くなります。使い方によっては、ガスコンロを使った場合のガス代よりも電気代が高くなることもあるので注意しましょう。
電気を使うという性質上、停電になると使えなくなることもデメリットです。また、IHクッキングヒーターで調理する場合、IHに対応した鍋やフライパンを使う必要があります。まだ持っていないという方は、1から器具を揃えなければならないので、出費がかさんでしまいます。
一人暮らしに最適な種類は?ガスコンロの選び方
ガスコンロには、大きさや機能など様々な種類のものがあります。そんな中から自分に合うガスコンロをどう選べば良いのか迷っている方もいるでしょう。ここからはガスコンロの選び方について詳しく紹介するので、購入する際の参考にしてください。
サイズで選ぶ
ガスコンロを選ぶ時、まずチェックすべきなのがサイズです。キッチンによってコンロを設置できるスペースが変わります。サイズを間違えると設置できない場合があるので、スペースに合わせて選ぶことが大切です。
ガスコンロを設置するには、消防関係の法律で、可燃物から15cm以上離してガスコンロは設置するように定められているので、防熱板を設置していない場合は必ず15cm以上壁から離して設置しましょう。
そのためにも、ガスコンロのサイズは設置場所のサイズよりも15cm小さめのものを選ぶ必要があります。
標準的なサイズは60cm幅ですが、コンパクトサイズとして56cm幅もあるので、設置場所に合わせて選択しましょう。
機能で選ぶ
機能に注目して選ぶことも重要です。まず、見ておきたいのがグリル機能でしょう。グリルは片面焼きと両面焼きがありますが、両面焼きのほうが価格は高いです。片面焼きは片面ずつしか焼くことができないため、魚などを調理する時にひっくり返す必要があります。
一方、両面焼きは両側から一気に焼くことができるため、ひっくり返す必要がなく非常に便利です。他にも、焦げが付きにくいヒートオフ機能や、家事を防止する鍋なし探知機能、コンロ消し忘れ機能などを備えたガスコンロもあります。防災対策をしっかりしておきたいなら、こういった機能の備わったガスコンロを選ぶと良いでしょう。
口数やデザインで選ぶ
ガスコンロには一口タイプと二口タイプのものがあります。ほとんど自炊しないという方は、一口タイプでも十分対応できるでしょう。しかし、頻繁に自炊するという方には二口タイプがおすすめです。一口しかついていないと、鍋やフライパンを一つ使うとそれだけでコンロが塞がってしまいます。二口ついていれば、一方で煮物を作りながら、もう一方で炒めものなどの調理が同時にできるので非常に便利です。
キッチンのインテリアにもこだわりたいという方は、様々なカラーやデザインのガスコンロが販売されているため、自分好みのデザインを見つけることができますよ!
ガスコンロを購入する際はガスの種類もチェックしよう!
ガスコンロには都市ガス対応とプロパンガス対応があります。規格が違うとトラブルの原因にもなるため、購入時はガスの種類もしっかりチェックしておくことが大切です。
都市ガス
都市ガスは事業者によってガスの規格が異なります。天然ガスやLPガスなど、事業者によって使用している原料が変わるので注意が必要です。1970年台までは、原料に石炭を使用した石炭ガスが主流でした。しかし、現在は天然ガスが主に使われています。都市ガスの規格は7グループ13種類に分けられます。
2018年現在は、「13A」と「12A」という規格が主流です。
数字の部分は熱量を表し、英字の部分は燃焼速度を表し、AからB、BからCの順で燃焼速度は速くなります。全国には約200の事業者があり、それぞれ使用している規格が変わるので、自宅で使用しているガスがどの規格か分からない場合はガス会社に確認しましょう。
プロパンガス
プロパンガスはプロパンとブタンを主成分とするガスのことで、LPガスとも呼ばれています。常温常圧では気体となるガスですが、冷却したり圧力を加えると簡単に液体になるガスです。液体になると体積が小さくなるため、液体の状態で家庭や商店などに運び、使用する時に気体に変化させます。また、PM粒子の排出がないなどクリーンなガス体エネルギーです。
自分の家に設置されているガスタンクを見れば、プロパンガスかどうか判断できます。もし、液体が入ったガスタンクが設置されているなら、それはプロパンガスということです。プロパンガスを使用している場合は、それに対応したガスコンロが必要になるので購入時はしっかりチェックしましょう。
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一人暮らしに便利!ガスコンロの取り付け方法を知っておこう!
一人暮らしにも便利なガスコンロですが、購入した後は適切な方法で取り付ける必要があります。中には、どうやって取り付けたら良いか分からないという方もいるでしょう。この段落ではガスコンロの取り付け方法を詳しく説明していきます。
ガスコンロの取り付け方法
ガスコンロを設置する場合は、まずガスホースを用意する必要があります。ガスホースはある程度の長さになっているため、カッターやはさみを使い、設置する場所やガスコンロに合わせて長さを調整し、専用のソケットに取り付けます。
また、ガスコンロを設置する時は、元栓をしっかり閉じておきましょう。元栓が開いた状態では、作業中にガスが漏れてしまい非常に危険です。元栓を閉じておけば、安心して作業ができるので事前に元栓が閉じているか必ず確認することが大切です。
コンロは一度設置すると、その後動かすのが大変なので事前に設置場所をしっかり決めておきましょう。使いやすいスペースにガスコンロを設置し、本体にガスホースを接続してバンドで固定したら設置は完了です。
取り付けの際の注意点
まずは、ガスの元栓がしっかり閉まっているか確認しましょう。元栓を開けたまま作業するのは非常に危険です。ガス漏れや発火のトラブルを下げるためにも、必ず元栓を閉めてから作業を行いましょう。設置が終わった後は、ガス栓がしっかり固定されているか確認することも大切です。
ガス栓が緩んでいると、そこからガスが漏れてしまう場合があります。漏れたガスに引火して火災になる危険もあるので注意が必要です。自分で取り付けるのが難しいと感じたら、業者へ依頼するのも良いでしょう。プロに依頼すれば安全に素早く設置してくれるので安心です。
一人暮らしでガスコンロにトラブルがあったときの対処法
ガスコンロを使っていると、急に点火しなくなってしまったり、ガス漏れを起こしたりといったトラブルに遭遇することもあるかもしれません。もし、そういったトラブルに合ったら、どう対処すれば良いのか説明します。
火が付かない
ガスコンロが急に点火しなくなった場合は、まず元栓が閉まっていないか確認しましょう。また、電池が消耗している可能性もあるので、電池の交換をしてみてください。ガスコンロによってはチャイルドロックがついているものもあるので、ロックがかかっていないかも確認しましょう。
その他にも、ガスソフトコードが折れていないか、プラグが濡れていないかもチェックします。もし、プラグが濡れていたら、乾くまで待ってから点火してみましょう。
ガス臭い
ガス臭いなと感じた時は、すぐに火を消して元栓を閉めましょう。そのまま使い続けると発火する恐れがあります。周囲に火気がある場合はすぐに消し、換気するためにドアや窓を開けてください。
また、ガスホースが外れているとガス漏れを起こすため、ホースが外れていないかもチェックしておきましょう。ガスの臭いが消えないようなら、すぐにガス会社へ連絡して指示に従うことが大切です。
自炊をするならガスコンロは必要!
一人暮らしだとガスコンロはあると非常に便利です。自炊をする方はガスコンロは必須になります。ガスコンロが欲しいなと思ったら、選び方や取り付け方法を知った上で購入を検討しましょう。
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