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東京の北側に接する埼玉県は、東西に長いという特徴があります。
特に、さいたま市や川口市などを中心とする埼玉県西部は、東京のベッドタウンとして非常に人気があります。高速道路や新幹線が通る駅もあるので、長距離の移動にも適しています。

また、ベッドタウンとして住環境が整備されている面もあることに加え、内陸地であることから土砂災害や津波などの災害に強いという特徴もあります。
以上の特徴から、埼玉県の西南部は、一人暮らしにもファミリー世帯にも非常に住みやすい街として知られています。

人口密度としては、2020年6月現在で1,934.5人／㎢と全国でみても高い数値ですが、東京（2020年1月1日現在で6,306人／㎢）や神奈川県（2020年7月1日現在で3,816人／㎢）と比較すると首都圏の中ではゆったりとしているともいえます。
市町村別では、さいたま市は5,958.7人／㎢、川口市は9,508.5人／㎢となっており、たくさんの人が住んでいます。

全国の人口が減少する中、このようなベッドタウンとしての人気もあり、埼玉県の人口はゆるやかに増え続けています。

埼玉県の治安の良さをチェックするための目安として、警視庁が公表している「平成30年犯罪件数都道府県ランキング」をチェックしてみましょう。
データによると、犯罪遭遇率（県人口何人に一人が犯罪の被害者に遭遇しているかを示した数値）も検挙率も全国平均をやや下回っています。従って、日本全国の平均よりもやや注意が必要であるといえます。

犯罪率を住宅侵入等に限定すると、犯罪遭遇率はやはり全国平均を少し下回る数値となっています。
検挙率は全国平均よりも高い数値が出ていますが、検挙されれば必ず財産が戻ってくるというわけでもないため、やはり住宅を考える際にはセキュリティを重視する考え方が大切です。

さらに、埼玉県が発行している犯罪マップから、地域による特徴を紐解いてみると、県の南西部に犯罪が多発していることがわかります。

以上を踏まえると、特に都心に近い住宅地にこれから居住する方は、オートロックやモニター付きインターフォンなどのセキュリティシステム完備の物件を選んだり、周辺環境をチェックしたうえで物件を選んだりするなど、慎重な判断をすることをおすすめします。
また、住居侵入だけではなく、通勤・通学中の安全もケアするという観点から、駅近物件など外出の時間・距離を必要最小限に抑えることも大切です。

ベッドタウンとして栄えている埼玉県は、生活の利便性を高めてくれる大型のショッピングモールが充実しています。また、首都圏から日帰りで気軽に楽しめる観光地として人気のあるスポットもあり、おしゃれスポットが非常に充実しています。

さいたま市エリア
埼玉県最大の街であるさいたま市は、特にショッピングが充実したエリアです。ショッピングモールによってブランドの特徴や傾向が異なるので、好みのテイストのブランドを見つけやすいのではないでしょうか？

・ コクーンシティ（大宮区・さいたま新都心駅付近）
「ここに来れば何でもそろう」という大型ショッピングモールのコクーンシティは、４つの建物からできている大型ショッピングモールです。ファッション・グルメ・雑貨などのジャンルの店舗に加え、ボルダリングやヨガが楽しめる棟も併設されています。

・ ルミネ大宮（大宮区・大宮駅直結）
ルミネ大宮は、コスメ・ビューティー関連のショップが充実したショッピングモールです。ショッピング楽しめることはもちろんですが、イルミネーションも人気が高く、デートスポットとしても人気です。

川越エリア
SNS映えのするフォトジェニックスポットとして人気が高まっているのが川越市です。風情のある歴史的な街並みや食べ歩きグルメなど、女性が好むスポットに事欠きません。

・ 蔵づくりの街並み・時の鐘
蔵づくりの街並みと時の鐘は、川越のシンボルとして知られています。時の鐘は、今から約400年も前に作られたという非常に歴史ある鐘ですが、今も趣のある音色を街に響かせています。

・ 氷川神社
2400年もの歴史を持つ氷川神社は、縁結びの神様として有名です。夏には、縁結びの願いを込めた風鈴回廊や恋花火、恋あかりなどのイベントがあり、デートスポットとしても人気があります。

埼玉県の特徴やおすすめスポットについて紹介しました。
埼玉県は、ゆるやかに人口が増えていることからもわかる通り、ベッドタウンとして人気の高い街です。
特にさいたま市や川口市などを中心とする西南部は、都心へのアクセスも良く、大型ショッピングモールなどもあり、非常に生活の便が良いエリアです！