- knowledge
- 2019/03/16
玉ねぎは数個がセットになって売られていることも多いものです。しかし、一人暮らしだと一度に使いきるのがむずかしく、半分だけ使って残ってしまうということも少なくありません。
せっかく買った玉ねぎを無駄にせず、最後までおいしく使いきるためには、正しい保存方法を知っておく必要があるのです。
ここでは、常温と冷蔵、冷凍それぞれにおける保存方法について解説していきます。正しく保存することで、日々の料理を楽に楽しむことができます。
目次
玉ねぎの特徴とは?
玉ねぎは日持ちをよくするため、収穫から1ヵ月ほど風にさらし、乾燥させたものが一般的に流通しています。
玉ねぎには、南欧系の甘み品種と東欧系の辛み品種があり、さらに皮の色や大きさによって白玉ねぎ、黄玉ねぎ、赤玉ねぎ、小玉ねぎなどに分類することができます。
【黄玉ねぎ】
一般的に出回っているもので、辛みが強く、加熱することでうまみや甘みが出てくるのが特徴です。また、貯蔵性にも優れています。「西洋のかつおぶし」といわれることもあり、炒め物や揚げ物、煮物に使いやすいです。水にさらすことで、生で食べることもできます。
【紫玉ねぎ】
香りや辛みが柔らかく甘みがあるため、生で食べるのに適した種類です。
【新玉ねぎ】
春に出回るもので、辛み成分が少なく生で食べやすいという特徴があります。黄玉ねぎや白玉ねぎを早採りしてすぐに出荷したものであるため、皮が薄く実に水分が多く柔らかいです。
玉ねぎと新玉ねぎの保存方法の基本
玉ねぎと新玉ねぎの基本的な保存方法について紹介します。保存方法を間違えると、傷んでしまったり、味が落ちたりする可能性があります。正しい方法で保存しましょう。
玉ねぎの保存方法
一般的な黄玉ねぎは、湿度が高い場所に保管しておくと腐敗が早く進んでしまいます。そのため、冷蔵庫ではなく風通しのよい冷暗所で保存してください。
【床に置く場合】
吸湿性のある新聞紙などをかごやダンボールに敷いてその上に入れたり、新聞紙やチラシに包んでおくと安心です。
【かごやダンボールに入れる場合】
玉ねぎ1つ1つが触れ合わないように入れることで、風通しがよくなります。長期間ダンボールで保存しておくと、害虫が寄ってくる可能性があるため、こまめにチェックしましょう。
また、玉ねぎは、1つ腐ってしまうと他の玉ねぎに伝線してしまうため、腐ったものは早めに取り出すとよいでしょう。風通しのよい冷暗所がない場合は、野菜室で保存することも可能です。新聞紙などで1個ずつ包んで野菜室に入れてください。
ただし、野菜室は90%前後に湿度が保たれているのが一般的です。玉ねぎに最適な湿度は50~70%であるといわれているので、玉ねぎにとっては湿度が高すぎて傷むスピードが速くなります。
新玉ねぎの保存方法
新玉ねぎは、常温で約3日冷蔵庫で約2~4日ほど保存することができますが、基本的に常温保存してください。新玉ねぎは、水分の含有量が多いのが特徴です。そのため、風通しのよい場所で保存するのが基本です。
できればつるして保存するのがベストですがそれが難しい場合は、新聞紙で1個ずつ包み、2日に1度は新聞紙を交換すると、常温の風通しのよい場所で4~5日ほど保存できます。
冷蔵庫で保存するのであれば、湿気から守ることが重要です。常温で保存するのと同じように、新聞紙で包んでください。袋に入れたまま保存してしまうと、2日ほどでだめになってしまうため注意が必要です。
玉ねぎと新玉ねぎを長持ちさせるためのポイント
玉ねぎと新玉ねぎをより長持ちさせるためには、いくつかのポイントを抑える必要があります。ここでは、保存ポイントを2つ紹介します。
長持ちのポイント①玉ねぎの敵である湿気を避ける
黄玉ねぎは、保存性を高めるために農家で収穫後に表皮を乾燥させています。そのため、購入してからも乾燥させることが長期保存のポイントとなります。
1個ずつが触れ合わないようにして、直射日光が当たらない場所で保存します。湿気が多い場所に置くと、腐りやすくなってしまうため注意してください。
ネットやストッキングに入れて吊るして保存するという方法もありますが、風通しのよい場所で行うことが大前提です。ただし、狭い賃貸住宅では吊るす場所が確保しにくいため、むずかしいかもしれません。
長持ちのポイント②新玉ねぎは数日で食べきるのが理想
表皮を乾燥させた状態で出荷する黄玉ねぎとは異なり、新玉ねぎは乾燥処理をしないまま出荷します。新玉ねぎには、主に白玉ねぎが使用されており、水分が多く乾燥には向いていません。
水分が多いため、生でも食べられるというメリットがある一方で、腐りやすいというデメリットもあるのです。そのため、新玉ねぎの良さを堪能するのであれば、腐らないうちに数日で食べきるのが理想です。
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玉ねぎの保存期間
玉ねぎの保存期間は、保存の仕方によって異なります。
【ネットやストッキングに入れて吊るし、風通しのよい日陰で保存する場合:2~3カ月程度】
ただし、新玉ねぎだと水分量が多いため1週間前後となります。
【1個ずつを新聞紙にくるみ、ダンボールやかごで常温保存した場合:1~2カ月程度】
同じように新聞紙にくるんで冷蔵庫で保存すると、湿度が高いため傷みやすくなり、1カ月ほどと少し保存期間が短くなります。
【カットした玉ねぎを冷蔵庫で保存する場合:1~2週間程度】
日にちが経つにつれて切り口が乾燥し、だんだん傷んでいくため、切り口が空気に触れないようにしっかりラップなどで保護しておきましょう。
【スライスした場合:3~4日程度】
新玉ねぎはさらに短く、1~2日ほどです。しかし、カットやスライスした玉ねぎを冷凍保存すると、1カ月以上に保存期間を延ばすことができます。ただし、しゃきしゃきした食感がなくなるため、煮込んだり出しに使ったりと用途によって使い分けるとよいでしょう。味わいや風味を考慮し、調理した玉ねぎは早めに食べきると安心です。
次ページでは、玉ねぎを冷蔵庫や冷凍庫で保存する方法や、長期保存するコツについて解説します!
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