- knowledge
- 2020/01/15
「物欲」という言葉があるように、物を欲しくなるという気持ちは特別なものではありません。欲しかったものを手にしたときの高揚感は格別なものがあると言ってもいいでしょう。しかし欲しいものを次から次へと買っていてはキリがありません。お金も足りなくなるし、家が物で溢れかえってしまいます。買う以外の方法で物欲を満たしてもいいのではないでしょうか。
目次
今はモノを買わなくてもいい時代?レンタル・リース・シェア
さまざまなサービスがある時代、今や物を手にするのにレンタルだけでなく、リースやシェアという方法もあります。
レンタルとリースの違いは借りる期間によります。比較的短期間なのがレンタル、長期で借りるのがリースです。シェアは会員登録などをして必要な人が必要なときに借りられるシステムのことで、最近ではカーシェアリングが普及してきたので、目にしている方も多いでしょう。
このように買う以外にも借りる方法としてレンタルやリース、そして必要なときに使う方法としてシェアというものがあるので、何でもかんでも「買う」ではなく、欲しいものがあったときには先ずは「買う以外の方法」を探してみるることをおすすめします。
買わずに借りる生活のメリット・デメリット
では、買わずに借りる生活というのはどういう利点があるか考えてみたいと思います。
収納スペースの節約
まずは圧倒的に家の中の物が少なくなることの利点が挙げられます。家の中の物が少なくなると収納も少なくて済むようになり、家賃など家自体にかけるお金も節約できるようになるのです。
家事の時短
また家事の中で大きな割合を占めているのが、整理整頓と掃除。これが物が少なくなることで一気に楽になります。「どこに片付けよう」と悩むことなく物は全て収納の中に入り、物が収納されていれば掃除機をかけることも、拭き掃除をすることも簡単になることも大きな利点です。
その都度ベストなものを使える
借りる生活の場合、多くの選択肢から選ぶことができるので、そのときどきの目的に応じて最適なものを使える可能性が高くなります。新しい商品が所有している物の中から選ぶのとは雲泥の差となります。
維持費の節約
維持費の節約について一番分かりやすいのは車でしょう。所有していれば駐車場代に保険、車検、税金、定期点検費用などがかかりますが、レンタルやリースであればそれらは一切かかりません。金額の差こそあれ家電や衣類なども同様のことが言えます。
借りる生活のデメリットは?
一方、借りる生活でもデメリットが出てくることも考えられます。
頻繁に借りていると「買ったほうが安かった」ということがあったり、「必用なときに使えなかった」ということも起こりうる可能性があります。
しかし前者は最初によく考えて買うか借りるか決めればよいですし、後者においてはレンタルやリースに慣れてくるとそのサービスを使うコツがつかめてくるので防ぐことは可能です。
DVDだけじゃない!こんなものもレンタルできる
レンタルというと昭和の時代から「ビデオレンタル」は普及していました。観たい映画のビデオを格安で借りることができるシステムですね。今で言えばDVDとなっていますが、一般的に普及したレンタルはこれらの映像ものがきっかけでしょう。
しかし現在はレンタルできる物の幅も大きく広がりました。
中長期で使用期間が決まっている場合
単身赴任や学生さんの一人暮らしなど使う期間が決まっているのであれば、家電や家具などはレンタルやリースで対応することができます。
衣装だけじゃない普段着もレンタル
衣類のレンタルというと成人式や結婚式に1度だけ切る「衣装」のようなものが主流でした。しかし、現在は会社に着て行くような服からデートに着て行くようなオシャレ着までレンタルすることが可能です。
その都度のレンタルも可能ですし、ここ数年では毎月定額の会費を支払って利用するサブスクリプションサービスでの衣類のレンタルも登場しています。
店舗数はまだ少ないですが近くにサブスクリプションサービスでの衣類レンタルがあれば覗いてみてください。自分の好みにあう服が揃えられていれば、それらを好きなときに着ることができるのです。
旅行に必要なものはレンタルに限る!
例えば旅行に行くときのスーツケース。旅行はそのときによって期間も違うので必要となってくるスーツケースの大きさも変わってきます。それらをいくつも家に揃えていては収納場所がスーツケースだらけになってしまいます。
また飛行機を利用した旅行の場合、1度の利用でもスーツケースが傷だらけになることもあり数回使えば傷だらけです。それがレンタルであれば、旅行の期間にあわせた最適な大きさのものをレンタルでき、また比較的綺麗なものを利用することができます。
また「旅行だから動画を撮影するビデオが欲しい」「旅先の景色を撮るために望遠付きのカメラが欲しい」という場合もレンタルであれば気軽に利用することができます。
最近では「旅行の間だけiPadminiを使いたい」という人のために3日間や1か月などの期間でレンタルというサービスも登場しています。
もっと広がってほしいシェアサービス
シェアに関してはカーシェアリングが普及してきたと前述しましたが、筆者個人としてはもっとシェアシステムが広がってくれればいいのにと思っております。
頻繁には使わないけれど、年に数回使いたくなる高圧洗浄機や高枝切りばさみなど、大型のマンションや小さな自治会の単位で購入してシェアできるシステムが広がれば、より便利な世の中となるでしょう。
このようなシェアシステムではありませんが、ご近所や実家、仲がいい友達などと共同購入して1つのものを使うという習慣ができても良いでしょう。
買う生活から借りる生活へ
今回ご紹介したように、現在はさまざまなサービスがありレンタルやリース、シェアなどで買わないでも使える生活を送ることができます。
何か欲しいものができたときは、まず買う以外の方法を探してみて、その上で金額や使用頻度や使用期間を考えて検討してみてはいかがでしょうか。
文=矢野きくの
節約・家事アドバイザー。…etc
HP:https://yanokikuno.jp/
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