- knowledge
- 2019/08/31
今や生活に欠かせないのがスマートフォンなどの通信費。人付き合いが多い20代の女性の場合はとくに、必要経費と考えて通信費を節約しようとは思わない人も多くいるかもしれません。
しかし、毎月万単位で通信費がかかっているとすれば、少し見直しをするだけで大きな節約になるかもしれません。今回は一人暮らしの通信費の節約について考えてみたいと思います。
目次
一人暮らしの通信費の平均は?
総務省データによると一人ぐらいの通信費の平均は2017年で
・スマートフォンなどの通信・通話使用料(携帯電話・PHS などを含む)12,990 円
・インターネット接続料 3,753円
・スマートフォン・携帯電話・PHS の本体価格 1,028 円
となっています。
一人暮らしの生活費を考えると、この通信費の平均は金額的にかなり圧迫しているもので、合計すると約17,000円となり、光熱費やともすると食費よりも多い金額を通信費に費やしていることとなります。
通信費の節約というのは、毎日気を使って節約するというよりも、契約を見直して一気に節約するというタイプのものなので、契約さえ変更してしまえばあとは節約していることも忘れてしまうことが可能です。ではまず何から見ていけば一人暮らしの通信費の節約になるのでしょうか。
家の固定電話は必要?インターネット接続は?
ひと昔前であれば当り前のようにあった家の固定電話。時代が進むにつれ固定電話の契約をしないという人も増えてきてはいますが、それでもまだ契約している人もいるのが現状です。
家の固定電話が必要かどうかは、まず過去半年で固定電話を実際にどれくらい使ったのか、またその使ったケースは携帯電話では代用できなかったのかを考えてみてください。
また家でのインターネット接続についても1ヶ月に何ギガ程度使っているのか、過去の接続状況を確認してみましょう。さほどギガ数がいっていない人であれば、パソコンやタブレットなどのインターネット接続も、スマートフォンからテザリングという機能を使って繋げることができます。
テザリングとは通信可能なスマートフォンを介して、通信機能はもっているけれど通信契約をしていない他のタブレットやパソコンなどを接続する機能のことを言います。その場合は家でのインターネット接続の契約は不要となり節約が可能です。
一人暮らしでスマートフォンの通話はどれくらい使っている?
こちらもここ数年で減ってきてはいるスマートフォンの通話。実際に通話していても、インターネット回線を使ってLINEなどで通話している人も多くいるでしょう。いざというときのために、電話回線の契約はしておくことをおすすめしますが、何時間まで通話無料というような契約はその分、基本料金も高くなっているので解約してインターネット通話に移行すると節約になります。
格安SIM、格安スマホは節約になる?
以前はDoCoMo、au、ソフトバンクなど大手キャリアと契約をしてスマートフォンを使うのが一般的でした。しかしここ数年、広まりつつあるのが格安SIMや格安スマホと言った大手キャリア以外との契約です。
実際に筆者は以前、大手キャリア2社と契約しスマートフォンを2台持って毎月1万3千円ほどかかっていたところ、3年ほど前に格安SIMに変えてから2台で3千円台となりました。一気に毎月1万円の通信費の節約です。
ではその格安SIMや格安スマホとは何なのかというと、大手キャリアが持っている回線を借りて通信・通話している形式になります。自分でSIMフリーのスマートフォンを購入してSIMカードを契約するものや、はじめからスマートフォンとSIMカードがセットになっているものもあります。
メリットとしてはやはり毎月の料金が安いことです。その分、デメリットもあり、まず大手キャリアのようなショップがあちこちにあるものではありません。ショップがまったくなく、電話やインターネットのみでのサポートの会社も多くあります。そのため、いざ何かあったとき、ある程度自分で対処する必要があることと、交換品が届くまで一両日かかるというケースもあります。
また大手キャリアの回線を借りているという形なので、混み合っている場合インターネット接続のスピードが遅いこともあります。具体的には都内で平日のランチタイムにはインターネット接続が遅いということもありえるのです。そのため、ランチタイムにはずっとスマートフォンを見ているという人にはあまりおすすめできません。
しかしそのような条件をクリアするのであれば、格安SIMや格安携帯にすることで通信費を節約することができるのです。
一人暮らしの通信費の節約には逆転の発想も必要
通信費自体を節約するのではなく、スマートフォンなどの通信を利用して別の支出を節約するということも可能です。スマートフォンを徹底的に使いこなせば、あれもこれも節約できることが出てきます。
分かりやすい例ですと、現在、映画は大人1,800円から1,900円します。それをVOD(ビデオ オン デマンド)とよばれる映画の配信サービスを申し込めば、最新の映画はありませんが、毎月1000円前後の金額で映画やドラマ、アニメまでも観放題となるわけです。
また雑誌に関しても、定額のサービスを申し込むことによって、ある程度種類は限られてしまいますが、数百円で読み放題となるサービスもあります。
料理のレシピはネットで検索する、買い物の価格比較をネットでする、安い旅行会社をネットで見つけるなど、スマートフォンを使って節約につながることは現代の暮らしの中で山ほどあるのです。だからせっかく契約しているのであれば、スマートフォンを徹底的に使いたおして節約につなげるといったほうが建設的かもしれません。
一人暮らしの通信費節約のまとめ
ここまでご紹介したように、契約を変更することで大きく節約することが可能なのが通信費です。まずは今までスマートフォンやインターネットを使って、通話や通信にどれくらい使っていたのかを確認してから契約の見直しをしましょう。そして契約したのであれば、その中で徹底的に使って節約につなげる生活をすることをおすすめします。
文=矢野きくの
節約・家事アドバイザー。…etc
HP:https://yanokikuno.jp/
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