物件の内見ではコンセントの位置確認を忘れずに！

スマホ・タブレットなどの持ち物が多い人はもちろん、キッチン家電や美容家電を複数使おうと考えている人にとっても、コンセントの数は気になるポイントですよね。

今回は、一人暮らしの物件のコンセントについて解説します。 内見時にコンセントの位置と数を確認しておき、入居してから困らないように対策を行いましょう。

内見時にコンセントの数を確認しておこう！

賃貸マンションの場合、電源コンセントの増設は基本的にできないので、今付いているものをうまく使う必要があります。内見時や引越し前には次のようなことを意識しましょう。

入居後の生活をイメージしよう

大型家電の置き場所は、コンセントの位置に左右されます。冷蔵庫やテレビは、一度場所を決めると移動しないものなので、レイアウトの基準になります。

生活家電はさまざまありますが、自分がどこで何の家電を使いたいかをイメージしておくと良いでしょう。

例えば、スマホの充電やアロマディフューザーを利用するのに、適した位置にコンセントがあるかどうか。キッチン家電をよく利用される方は、キッチン周りにコンセントがあるかどうか、数は足りるのかなどをチェックしておくと、入居後に困らないでしょう。

たこ足配線はNG

タコ足配線とは、コンセントに直接、三角タップやコーナータップなどの電源タップを何個も差し込み、コンセント周辺にコードが密集した状態を指します。
気づかない間に電力を使い過ぎている可能性があるので、注意が必要です。

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たこ足配線が危ない理由

たこ足配線には、部屋が片付かないだけでなく、次のような危険性があります。

ブレーカーが落ちる

コンセントの電流は基本的に15アンペア（A）までとなっています。電子レンジ、アイロン、ドライヤー、電気ストーブなどは消費電力が大きいため、1つのコンセントに同時につなぐと許容値をオーバーし、ブレーカーが落ちる恐れがあります。

発火の可能性がある

たこ足配線をすると、商品の耐火性能を超えて加熱してしまうため、発火の可能性があります。

電源がショートすると、プラグが溶けてしまうなどのトラブルが発生しやすく、さらには発火、カーテンに燃え移って火事になったなどという事故も実際に発生しているので注意が必要です。

注意点

コンセントについての補足情報をご紹介します。

使用量を超えなければOK

使用量の大きい家電を一度に使わなければ問題ありません。電子レンジとドライヤーを同時に使うといったことは、避けた方がいいでしょう。

使わないときはこまめにコンセントを抜く

使わない家電のコードはこまめに抜くか、「節電タップ」 を利用しましょう。

コードを差しっぱなしにしていると、待機電力が発生するので電気代がかかりますが、個別のスイッチをオフにしておくことで費用節約にもなるのでおすすめです。

まとめ：家電が多い人は内見時にコンセントの確認を！

今回は、一人暮らしのコンセント対策についてご紹介しました。
ポイントは次の3点です。

・内見時に入居後の生活をイメージしてコンセントをチェック
・たこ足配線は火災につながる恐れもあるので避ける
・コンセントを抜く習慣をつける

コンセントをこまめに抜くことで、節電にもつながるので意識するといいでしょう。

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