タワーマンションで火災が発生？対策からその後の対応まで

タワーマンションで万が一火災が起こってしまったらどのような行動を取ればいいのでしょうか？また、被害を最小限に防ぐためにあらかじめできることは何があるのでしょうか？

今回は、タワーマンションで火災が発生してしまったときの対策と予防について解説します。

タワーマンションの火災対策

タワーマンションの火災対策は、充実しています。
しかし、その恩恵を十分に受けるためには住民がタワーマンションの建物構造を理解しておくことが大切です。

タワーマンションは耐火構造になっている

タワーマンションは基本的に耐火構造になっており、火災が発生したからといって簡単に燃え広がったりはしません。

避難経路をあらかじめ確認しておこう

入居するときに、必ず避難経路についての説明を受けたり経路図を渡されたりします。
共有部分にある非常口や建物の避難経路図も日頃からチェックしておきましょう。

火災予防が義務付けられている

31mを超える高層住宅は、スプリンクラーの設置と防火性能のあるカーテンや絨毯の使用が義務付けられています。

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もしも火災が起こってしまったら

もし、火災が起きてしまったらどのように行動をすればいいのでしょうか。

非常階段で下に降りる

エレベーターは、火元から離れていたとしても、停電や緊急停止で使えなくなってしまいます。緊急時は非常階段で下へとおりましょう。「特別避難階段」は煙が入り込まない構造になっているので、安全に下まで避難できます。

避難ハッチを使う

自分のバルコニーに避難ハッチがない場合はバルコニーの板を破り、避難ハッチのある部屋まで移動をしましょう。リュックを背負っていると引っかかってしまうことがあるので注意してください。

火災の被害に遭った場合、火災保険が適用されることもある

火災に遭ってしまった場合、火災保険の適用が受けられる場合もあります。
失ってしまった財産の補填が受けられるので必ずチェックしましょう。

火災保険の補償内容をチェック

火災保険に加入していたからといって、火災で失ってしまったすべてに対して保証を受けられるわけではありません。半焼と全焼でも保証額は大きく変わるため、内容を確認しておきましょう。

まとめ：タワーマンションの火災は予防が大切

タワーマンションで火災が発生してしまったときの対応方法についてご紹介しました。
ポイントは次の3点です。

・タワーマンションはもともと火災が起きにくい構造になっている
・火災が発生した場合は非常階段もしくは避難ハッチを使って避難する
・火災保険の適用範囲を忘れずにチェックしておこう

タワーマンションは火災になりにくい構造をしていますが、日頃から避難経路をチェックしておくことで、いざというときに速やかな避難ができます。

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