駅徒歩〇分の計算方法とは？駅からの距離を知ろう！

不動産広告の賃貸物件情報には「駅徒歩〇分」と表示されていますが、「実際に歩いてみたらもっと時間がかかった」という経験はありませんか？駅から歩いたときの時間はどうやって計算されているのでしょうか。

今回は、「駅徒歩〇分」の計算方法について詳しく解説します。

距離の計算方法

「駅から徒歩〇分」といっても、歩くスピードは人それぞれ違います。実際に歩く距離はどのように計算すればよいのでしょうか？

徒歩所有時間の計算方法「80ｍ＝1分」

「徒歩〇分」は、徒歩所要時間と呼ばれています。80ｍにつき1分と計算し、1分未満は切り上げで計算しなければいけないというルールが、「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」で定められています。

信号や坂道は計算されていない

駅から目的地までの間には、信号待ちが長いかもしれません。また、平坦な道より時間がかかる坂道や歩道橋がある可能性もありますが、計算には含まれていないのです。

駅の出口から計算されている

地下鉄なら最も近い出入口、地上駅なら駅舎の出入口から自宅建物の入り口までの距離となっています。出入り口からホームまで離れていることもあるので注意しましょう。

道路距離が計算されている

駅から物件までの距離は、直線距離ではなく道路距離で計算されています。道路距離の計算の元となるのは一般的な徒歩ルートです。

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駅徒歩15分の物件の場合、実際の距離は？

駅から徒歩15分と表示されている物件の場合、実際の距離はどのくらいなのでしょう？

15×80ｍ＝1,200ｍなので、徒歩15分の物件は駅から1.2㎞という計算です。つまり往復では2.4㎞歩くことになります。

実際に歩いてみよう

坂道の有無や赤信号から青信号に変わるまでの時間などは、実際に歩いて体験してみるのが一番でしょう。

確認しておきたいポイント

駅から物件までの最短ルートだけでなく、周辺にスーパーやコンビニといった商業施設があるか確認しておくと、買い物の利便性も確認できます。

また、できれば夜間にもう一度訪れてみましょう。人通りや街灯の数など、夜間でも安心して歩ける環境か確認しておきましょう。付近の交番の有無も確認しておくと安心です。

まとめ：駅徒歩〇分は目安！自分の足で歩いて確かめておこう

今回は、物件情報に表示されている駅からの距離について解説しました。
ポイントは次の3点です。

・徒歩所要時間は80ｍ＝1分で計算される
・徒歩所有時間は、信号や坂道によって遅れることは計算に含まれない
・実際に自分の足で歩いて、周辺環境もチェックしておこう

物件を契約する前に、自分の目と足で確認しておくといいでしょう。

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