一人暮らしのペットは魚がおすすめ！気になる飼い方や注意点を紹介

一人暮らしをしていると寂しくなってペットを飼いたいと思っている女性は多いのではないでしょうか。そんな人には賃貸物件でも飼いやすい魚がおすすめです。

ここでは、一人暮らしのペットに魚が向いている理由、魚を飼う際の注意点・条件を説明します。

一人暮らしのペットとして魚がおすすめな理由

一人暮らしの場合は部屋の中に自分一人しかいないために寂しさを感じている人も多いのではないでしょうか。そんな時に寂しさを癒してくれるのがペットです。

しかし、ペットも生き物なので、飼い主にはペットを幸せにする義務があります。そのため、一人暮らしでもしっかり世話をすることが出来るペットを選ぶ必要があると言えるでしょう。

魚は鳴き声や臭いの心配がない

ペットを飼っていてトラブルになる原因の多くがペットの鳴き声や走り回ることが原因の騒音、ニオイです。ペットの排泄物の臭いは消臭効果があるものを使っても完全に防ぎきることが出来ません。

さらに鳴き声に関しても、人とは違ってボリュームの調整が出来ないために苦情が出てしまうこともあります。しかし、魚の場合は、音を発さない上に水の中で生活をするので、水をきれいに保っていれば悪臭を発することはほぼありません。

手間がかからない

魚をペットとしておすすめする理由のもう一つが、手間がかからないと言う点です。犬などを飼っていると散歩に出かけるなど、遊ばせる時間を確保する必要がありますが、一人暮らしだとペットのための時間を確保するのはなかなか難しいですよね。

しかし、魚の場合は餌やりの回数も一日に数回程度で、世話の手間がかかりません。餌や水の状態などをしっかり綺麗にして備えておけば短期間の旅行に出かけても問題なく、家を留守にしがちな人でも飼いやすいです。

魚を飼いたい！ペット不可物件の場合はどうしたらいいの？

一人暮らし向けの物件はペット不可物件であることが多いです。ただ、先ほどご紹介したとおり魚は犬や猫と違って騒音などの心配が必要ありません。では、どうして他の人に迷惑をかける可能性が低いのにもかかわらずペット不可物件でも飼育が禁止されているのでしょうか。

そこで、禁止されている理由に加え、ペット不可の物件で魚を飼うにはどうすれば良いのかを説明します。

ペット不可物件で飼えない理由

確かに魚は手軽に飼うことが出来ますが、トラブルが起こるリスクが0というわけではありません。水中生物なので、特に夏場は部屋に湿気が籠るとカビが生えてしまう可能性があります。それに、水槽に傷が入るなどのトラブルで水漏れが発生し、下に住んでいる人の家まで浸水してしまうこともあり得ます。

また、魚を飼う時に必須である水中ポンプもものによっては音がうるさく、騒音トラブルの原因となる場合もあります。このようなリスクを避けるためにも物件によっては魚の飼育を禁止しているところがあるので要注意です。

飼える可能性があるので交渉してみる

トラブルを避けるために、魚であっても基本的にはペット可物件で飼うべきと言えるでしょう。しかし、ペット不可物件でも魚を飼うことは不可能ではありません。

ペット不可物件でも騒音などで周囲の住民に迷惑をかけないなど約束をすることが出来れば、魚の飼育を認めてくれる大家が多いです。しかし、大家との交渉次第なので、普段から大家や周辺に住んでいる住民との関係が良好であることが前提と言えるでしょう。

魚をペットとして飼いたい！トラブルを未然に防ぐポイント

魚は一人暮らしでも飼いやすいペットではありますが、魚の飼育がトラブルの原因となってしまうこともあります。まず、ペット不可物件でも魚ならOKという物件が多いと紹介しましたが、一切のペットの飼育を認めていない物件で魚の飼育を行っていると、大家にその事実が発覚した段階で契約違反となり、強制退去させられる可能性があります。

そのため、気軽に飼育できる金魚などであっても事前に管理会社や大家に確認をしましょう。

次にトラブルになりやすいのが悪臭です。水を定期的に取り換えないと水が汚れて悪臭が漂ってしまうことがあります。それに、木造住宅の場合は木材が傷んだり、部屋にカビが生えたりする可能性もあるのでしっかり水の取り換え・換気を行いましょう。

また、防音対策も大切です。特に壁の薄い家だと水中ポンプの音がトラブルになりやすいため、防音シートで水槽を覆うなどして防音対策も怠らないようにしましょう。

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一人暮らしの人がペットにしやすい魚は？

一人暮らしで魚を飼う場合、見た目を重視する人が多いですが、初心者の場合は丈夫で飼いやすい魚を選ぶのがおすすめです。例として挙げるなら、小さい頃に飼ったことがある人が多いであろうメダカや金魚、見た目にこだわるならグッピーやネオンテトラなどが良いでしょう。

魚の飼育に関しては種類によっては餌が特殊なために月の餌代が高くついたり、水質・水温管理が難しかったりすることもあります。そのため、ただ綺麗だからという理由で選ばずに、初心者でも気軽に飼える魚の飼育から慣れていきましょう。

魚をペットとして飼うのに必要なものは？

基本的にどの魚を飼うにしても揃えなければいけないのが、水槽・濾過フィルター・水草・水質調整剤・餌・網・掃除用のメラミンスポンジ・アンモニア分解酵素の8つです。これに加えて水槽マットがあると水質が安定しやすいので予算があれば用意しましょう。

「アンモニア分解酵素」は水質調整剤として必要であり、魚の尿であるアンモニアを分解し、好気バクテリアを増やしてくれます。これらは基本的にペットショップやホームセンターでまとめて購入できるので安心です。

餌に関しては、初心者向けの魚の場合、〇〇向けの餌という名目で売っていることも多いので、それを選ぶと良いでしょう。

次ページでは、魚を迎えるための第1歩、「水槽作り」について流れやポイントを解説していきます！