- knowledge
- 2019/05/11
一人暮らしをしていると、調理や片付けが面倒だからとついつい食事を簡単なもので済ませたり、惣菜やお弁当などに頼ったりすることが多くなりがちでしょう。そんな一人暮らしの食生活において強い味方となるのが、缶詰です。
缶詰は長期保存もでき、そのまま食べておいしいだけでなく、素材として料理に利用もでき、量も一人分としてちょうどいい、と何拍子もそろっているため、常備している人も多いようです。ここでは、缶詰のメリットと、美味しく食べるポイントやジャンルごとに進化した美味しい缶詰について紹介します。
目次
たくさんある缶詰のメリット!食材としての利用価値も
缶詰と聞くと、サバやツナ、コーンなどを思い浮かべる方は多いでしょう。他にもトマト、アスパラガスなどの野菜の缶詰や、みかんや桃など果物の缶詰もあります。こうした缶詰にはどういったメリットがあるのでしょうか。
缶詰のメリット①長期保存が可能
まず、長期保存が可能な点が挙げられるでしょう。缶詰は賞味期限が1から3年と長く、災害用の保存食として特化した缶詰ですと、期限が5年という商品もあります。缶詰は加工食品ではありますが、乾物などとは異なり開ければそのまま食べられます。
長期保存できるとはいえ、食中毒などの心配はないのかと不安に思う方もいるでしょう。缶詰は、製造過程で滅菌・減菌処理を施しているので、開封してすぐに食べれば食中毒を起こす心配はありません。
缶詰のメリット②安心安全に食べられる
また、殺菌剤や保存料などの食品添加物は使用していないため、安心して食べられます。缶詰として加工されると、栄養素は壊れてしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。
缶詰は真空の状態で加熱殺菌するため、ビタミンや他の栄養分は一般的に調理したものより多く含まれていることが明らかにされています。栄養面だけでなく、常備しておけば素材としてすぐに料理に利用できるという、利便性の観点からも缶詰は優れていると言えるでしょう。
さらに、缶詰はさまざまな種類の商品が開発されており、美味しい惣菜の缶詰も増えてきました。開けて器に盛りそのまま食卓に出すこともできるため、料理の時短にも繋がるというメリットがあります。このように、缶詰にはさまざまなメリットがあり、料理を簡単に美味しく作る上で欠かせないものと言えるでしょう。
缶詰の保管方法ってあるの?気をつけることは?
缶詰を使用する上で気になるのが、保管方法です。気をつける点などはあるのでしょうか。
直射日光を避けて常温保存が基本
缶詰は、基本的には常温保存できますが、高温や直射日光は避けて保存しましょう。温度が高いと品質が低下し、おいしさが損なわれてしまう場合があります。できれば、温度変化の少ない風通しの良い場所が良いでしょう。
注意しなければならないのが、冷凍保存です。缶詰のまま冷凍すると破損する場合があるため、避けましょう。開封後にも気をつける点があります。
缶詰のうち内面塗装していないものは、開封後空気に触れて金属(スズ)が溶けやすくなるため、別の容器に入れて冷蔵庫で保管し、2、3日で食べきるように注意しましょう。いくら賞味期限が長いからといっても、一度開封すれば通常の食品と同じ扱いになり、日持ちはしません。
ジャンル別に美味しい缶詰を紹介!
缶詰というと、素材がそのまま入っているイメージを持っている方は少なくないでしょう。魚介類からスイーツまで、工夫を凝らしたさまざまな缶詰があるのを知っているでしょうか。ここでは、ジャンル別の美味しい缶詰を紹介します。バラエティ豊かな商品の中から、自分好みの缶詰を見つけてください。
魚介類
まず紹介したいのが、魚介類の缶詰の定番と言っても過言ではない、サバの味噌煮です。缶詰だからと侮れないおいしさが詰まっており、味噌の風味はお酒との相性も抜群です。サバの旨味と味噌のコクが味わい深いのが特徴で、家庭で作るには一手間なサバの味噌煮が開けてすぐに味わえます。
次に、おつまみになる牡蠣缶です。素材の旨味を存分に引き出した牡蠣缶は、牡蠣の風味をじっくりと堪能できます。贅沢な一時を味わえるでしょう。また、素材としても利用できるイワシやサンマ缶、タラバガニもおすすめです。もちろんそのままでも美味しく、料理に利用する際には汁も使用して風味を楽しめます。
また、魚に関しては、骨を取るなどの面倒な手間が省け、魚ならではの栄養素を簡単に取ることができます。
変わった缶詰としては、明太子の油漬けや子持ちシシャモの缶詰が挙げられます。明太子の油漬けは、そのまま食べるだけでなく、野菜にディップしたりバゲットに塗っても絶品です!子持ちシシャモの缶詰は、魚の臭みがなく、お酒のお供に最適でしょう。
肉類
肉類の美味しい缶詰としてまず紹介したいのが、コンビーフです。ほぐしてあるので料理にすぐ使え、ジューシーで濃厚な味わいが楽しめます。また、タレやニンニクの利いた「ぼんじり」などの焼き鳥や、子どもでも食べやすい「鶏つくね」も缶詰で手軽に味わえます。どちらもお酒と相性の良い缶詰です。
ソーセージも人気のある缶詰で、パリッとした食感が楽しめます。一口サイズに切ってあるのが女性にも嬉しいポイントです。さらに牛肉の粗びきコショウ味はスパイシーな味わいが魅力で、味のアクセントとしてサラダなどに入れるのもいいでしょう。
惣菜
惣菜の缶詰では、インドチキンカレーやタイカレーの商品を見かけたことがある方もいるでしょう。缶詰でありながら、本格的な味が評判です。さらに、和風惣菜では、牛肉すき焼きやおでん、里芋と鶏肉の味噌煮などの缶詰が人気です。
手間がかかる料理も手軽に食べられる点が魅力と言えます。また、五目めしも温めるだけで食べられるため、長期保存用として人気の高い商品です。続いて、洋風惣菜です。スパイシーなチリコンカンは豆の食感を楽しめ、そのまま食べるだけでなくチーズを加えるなどの一手間で料理の幅も広がります。
また、フレンチのような牛肉のデミグラスソース煮、そのままで美味しいタンドリーチキンなどがあり、どれも美味しいと評判です。
スイーツ
スイーツの缶詰というと、フルーツ缶が思い浮かびますが、フルーツだけでなく、スイーツやパンなどの缶詰も存在します。チョコレートケーキやチーズケーキ、チョコレート味のパンなど、缶詰から出してそのまま食べられるのです。
長期保存が可能なだけでなく、風味も良く、作りたての味わいがいつでも楽しめるのが魅力でしょう。また、葡萄の名産地で収穫し、新鮮なうちに作られたぶどうの缶詰、杏仁豆腐やゼリー入りのフルーツ缶詰なども人気の高い商品です。
缶詰をさらに美味しく食べよう!ポイントは?
そのまま食べても美味しい缶詰を、さらに美味しく食べるにはどういったポイントがあるのでしょうか。
まず最初のポイントが、缶詰ごと湯煎にかけることです。特に肉や魚、惣菜の缶詰は温めることで美味しさが増します。ただし、湯煎以外の方法は、缶詰の美味しさが半減する原因になるため、避けた方がいいでしょう。
湯煎以外の温め方
では、湯煎以外の温め方とは具体的にどのような方法でしょうか。湯煎以外の温め方は、「別の容器に移してレンジで温める」「鍋で加熱する」という2つの方法です。しかし、具材がはじけたり、汁が煮詰まって味が濃くなったりする場合があるので注意が必要です。
缶詰を湯煎する際の注意点として、缶のふたを少し開けておきましょう。密封されたままの缶詰を湯煎すると、膨張して破裂する恐れがあります。湯煎にかける際には、開けっぱなしにするのではなく、きちんと閉じるようにするのもポイントです。
また、最後まで缶詰を味わう上で、缶に残った汁も活用しましょう。缶に残った汁には食材の旨味が詰まっているため、お湯で割り、スープにするなど活用できます。
缶詰で作る簡単で美味しいレシピは?
サバ缶やツナ缶などは、そのままでも美味しく、調理の際でも他の食材と相性が良いため、常備している方は多いでしょう。ここでは、常備していることの多いポピュラーな缶詰を使った、簡単で美味しいレシピを紹介します。
缶詰レシピ①サンマと大根の煮物
サンマ缶を使用して、王道の煮物を簡単に作ることができます。「サンマと大根の煮物」は、サンマ缶に大根を加えて煮るだけの手軽なレシピです。一度作ればすぐに覚えられるので、料理のレパートリーも簡単に増やすことができます。
作り方
まず、皮をむいて5センチメートルほどに切った半月切りの大根を水から茹で、サンマの蒲焼缶を汁ごと入れてサッと煮ます。味はサンマ缶自体に付けられているため、味付けの必要はなく、好みでショウガを加えると味にメリハリが生まれます。使うのはサンマ缶と大根という簡単でシンプルなレシピです。
缶詰レシピ②焼き鳥で親子丼
続いて紹介するのが、焼き鳥の缶詰を使った親子丼のレシピです。こちらのレシピも缶詰を使うことで、料理の出来を左右する味付けを行わないため、料理に自信がない方でも簡単に作れるでしょう。
作り方
まず、焼き鳥缶(1人1缶)をフライパンで温め、卵(1人1個)を溶いて加えます。卵が好みの固さになったところで火を止め、人数分のご飯に載せて、切り海苔をかけます。味付けはすでに付いているため特に手を加える必要はありません。焼き鳥缶と卵さえあればサッと作れ、忙しい時でもお腹を満たせるお手軽レシピです。
缶詰レシピ③野菜スープ
コトコト煮込む時間が必要な野菜スープも、缶詰を使うことで美味しく手軽に作れます。使うのは、クリーム状のスイートコーン缶詰です。
作り方
まず、ベーコンとキャベツを炒め、コーンクリーム1缶(435グラム)を加えます。さらに、同量の牛乳を加えます。
この時、空になったコーンクリーム缶に牛乳を入れると、計量しなくても同量入れられるため便利です。コンソメ小さじ2、塩、コショウで味付けをします。コーンクリームの優しい甘さとベーコンの食感が嬉しい、ほっこり温まるスープも、手間いらずで作れます。
バリエーションが豊富な美味しい缶詰!ポイントを押さえよう!
缶詰は素材の美味しさを閉じ込め、長期保存できるメリットがあります。消費期限が長いため、短期間で使い切れずに腐らせてしまう心配もなく、常備しておけば何も食材がないという時にも役立ちます。
素材の栄養価も損なわず、工夫次第でさまざまな料理に活用できるとあって、忙しくて料理する手間はないけれど、少しでも身体にいいものを食べたい、という方にはもってこいだと言えるでしょう。また、惣菜やスイーツなど、缶詰にはさまざまな種類があります。
缶詰を一層美味しく味わうためにも、それぞれの缶詰に適した温め方や簡単レシピを活用してみてはいかがでしょうか。
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