- knowledge
- 2018/12/06
テラスハウスと聞いてどういった種類の住宅をイメージするでしょうか?漠然と、テラスハウスとは共同で暮らす住宅ではないかと考えて、引越し先の選択肢から外してしまっていることはないでしょうか。実はテラスハウスとは、2階建て構造になっているテラス付きの長屋のことを指します。集合住宅でありながら、まるで一戸建てのような感覚でのびのびと暮らすことができるテラスハウスについてご紹介します。
目次
テラスハウスの意味って?
テラスハウスと聞くと、何を思いつくでしょうか。テレビ番組の影響などもあり、テラスハウスのことを、共同生活するための住まいであるとイメージしている人が多いかもしれません。テラスハウスとはどういうものか、詳しく解説します。
テラスハウスの概要
テラスハウスというものは、一言で言うと壁を共有したテラス付きの長屋建て住宅を意味します。小さい2階建て(あるいは3階建て)の家が壁を隔てて2〜5軒程度連なって建っています。
各住戸に一戸建てと同様の玄関がついているのが特徴で、室内はだいたいメゾネット構造になっていて、行き来するための階段がついています。
シェアハウスやタウンハウスとの違いって?
テラスハウスとシェアハウスは混同されがちですが、全く違うものです。テラスハウスは一つ一つの家が壁で区切られて長屋建てになっており、個人所有のものです。
それに対し、シェアハウスは一つの部屋の中にたくさんの人が住んでいます。例えばリビングを除き3部屋あるような3LDKなどの物件の場合、リビング以外の3部屋にそれぞれ人が居住する形となります。部屋をシェアする感覚から、シェアハウスと呼ばれています。
一方タウンハウスという一戸建て風の共同住宅もありますが、こちらは外観的にテラスハウスと大きな違いはなく、敷地を共有しているものについてタウンハウスと分類されることが一般的です。
テラスハウスのメリット
テラスハウスの物件に住むことで、どのようなメリットがあるでしょうか。
一戸建ての感覚で住める
テラスハウスは隣接する壁こそ隣の家と共有ですが、玄関や階段は一戸建てと同じようにそれぞれが独立しています。そのため、ほぼ一戸建てと同じ感覚で住むことができます。
また、集合住宅ではありますが上や下の階に住んでいる家族がいないため、マンションのように足音を気にする必要もなく、上下階の騒音問題に悩まされることもありません。
一戸建てより安く住める
テラスハウスは、同様の間取りや立地条件の一戸建てよりも比較的安価で入居することができることが多くあります。その理由としては、建築時のコストが一戸建てよりも安く済むことです。電気・ガス・水道などの整備を長屋全体の分まとめて共同で行うため、一戸建ての整備を住宅ごとに行うよりも割安になるためです。
また、同じ広さの土地があっても、テラスハウスは壁がつながっているため一戸建てを2軒建てられるところに3軒分の建物が建てられることもあり、土地が有効活用できるという点もあります。
テラスハウスのデメリット
テラスハウスに住むことには、メリットが多くありますが、デメリットもあります。例えば一戸建てと比べると割安ですが、同様の間取のアパートと比べると割高な傾向にあります。
隣家の音が気になる
上下には住人がいないため、上下の騒音については気にする必要のないテラスハウスですが、長屋建てであるため、隣の家との間は壁一枚のみを隔ててつながっています。また、構造も鉄筋などではなく木造建ての物件が多いため、普通のアパートやマンションで暮らす時に比べると隣家の騒音が気になってしまうことがあります。
隣家からの音がどのように伝わるかについては、入居前に充分チェックをしたほうがいいでしょう。
窓の数が少ない
考えてみれば当然のことかもしれませんが、長屋建てということで、構造上、隣と接している壁には窓を設置することはできません。それでも端の部屋であれば隣と接している壁は1面で済みますが、もしも両隣に別の家が並んでいる場合や、家の前面が大きな通り沿いで小さい窓しかつけられないような場合など、窓が2面にしか設置できず、日当たりが悪く風通しがよくないという感じを受ける可能性があります。
なおそれを補うために天窓などがついていることもあります。
テラスハウスの内見でチェックするポイントは?
住んでみたいと思えるテラスハウスの物件に出会えた時に、まずは内見に向かうと思いますが、何をチェックしたらよいか分からずただ眺めるだけでは内見の意味がありません。具体的にチェックした方がよいポイントはどのようなところでしょうか。
防音性
テラスハウスは、隣の家の生活音が響きやすいため、壁に防音性があることが重要です。例えば内見の際に軽く壁をたたいてみて、壁の厚さや防音性について確認したほうがいいでしょう。また、隣家と隣接する壁側にお風呂や押入れなどがあると比較的音が気になりにくくなります。
階段の傾斜
1階と2階を行き来するためについている階段ですが、一戸建てに比べるとスペースが少ないテラスハウスでは、傾斜がきつくなっている場合があります。荷物が問題なく搬入できるか、上り下りの際に危険はないかなどについては内見の際に確認しておきましょう。
庭がついているか
テラスハウスの特徴の一つとして、全ての住戸に玄関があり地面と接しているというものがありますが、玄関に続いて庭がついている場合があります。庭の有無に加えて、専用なのか共用なのか、また特別に規則がないかどうかについては事前に確認しておいた方がよいでしょう。
テラスハウスのメリットやデメリットを踏まえて検討しよう!見つからなければプロにご相談を!
メリットやデメリットを考えて、テラスハウスの物件を探してみたいと思った時、普通のアパートやマンションと比較すると、テラスハウスの物件数は比較的少ないため、自分の足だけで探すには難しい場合もあります。いきなり不動産屋に足を運ぶのも、まだ探している段階では抵抗がある人もいるのではないでしょうか。
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