- How-to
- 2019/07/01
これから初めて一人暮らしをするにあたって、学校や職場にお弁当を作って持っていきたいと思っている人もいるのではないでしょうか。初めての人には、お弁当作りはハードルが高いと感じてしまうかもしれません。しかし、コツを押さえたり時短メニューを活用したりすることで、簡単にお弁当を作ることができます。ここでは、初めてお弁当作りをする人を対象に、短時間で作るテクニックや時短メニュー、お弁当作りのコツなどを紹介します。
目次
お昼のお弁当を手作りした場合の節約額
学校や職場でのお昼は、外食するよりも手作りのお弁当を持っていく方が節約になります。毎日のことですので、日々積み重ねると差は大きいです。ここでは、手作りのお弁当を持っていくと、どれくらい節約できるかを解説します。
お弁当を手作りした場合の費用
お弁当を手作りした場合、1食あたりどれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、主食はごはんで、おかずとしてソーセージ、卵焼き、ミートボール、ミニトマトを入れたお弁当で計算していきます。
ごはんは1杯で20円、ソーセージは3本で80円、卵は1個で15円、ミートボールは2個で70円、ミニトマトは2個で10円だとすると、合計で195円です。
おかずの内容によって費用は多少変動しますが、大体1食200円でお弁当を作れます。
手作りしない場合との節約効果の違い
お昼にどんなものを食べるかによって、費用はどれくらい違うのかを検証していきましょう。
コンビニやスーパー、惣菜店などで買ってきたものや、デリバリーなどで配達してもらったものを食べる中食の場合、コンビニやお弁当屋さんで購入すると500~700円くらい、スーパーで購入すると400円くらい、お惣菜だけを購入すると200~300円ほどです。外食にした場合、丼ものなら500円以内、定食だと800~1100円ほどになります。
お弁当を手作りした場合とこれらを比較すると、自宅で食べる場合は200~500円、外食だと300~900円程度高くなる計算です。これを毎日続けていけば、その差はかなり大きくなります。
一人暮らしのお弁当作りにおすすめの時短テクニック
一人暮らしの人がお弁当を作るにあたっては、なるべく時間と手間をかけずに作るポイントを押さえておきましょう。ここでは、知っておくとお弁当作りが楽になる、おすすめの時短テクニックを紹介します。
電子レンジを駆使する
一人暮らしのお弁当作りの時間をより短縮するために、電子レンジを駆使すると良いです。電子レンジは、コンロで調理するのと比べて短時間で調理ができるメリットがあります。
電子レンジは温めるだけでなく、解凍機能を駆使すれば肉などの解凍もすぐにできますし、かぼちゃや炒め玉ねぎなどの下茹でや下ごしらえも簡単に行うことが可能です。卵焼きをコンロで作るのが面倒なときは、器に溶いた卵を入れて電子レンジで加熱すれば、素早く火を通すことができます。
食材は事前にまとめてカットしておく
一人暮らしのお弁当作りをする際には、食材を事前にまとめてカットしておくと便利です。よく使う野菜は休みの日などにまとめてカットしておき、チャック付きの密閉袋に入れておきましょう。そうすれば、3~4日は保存することができます。
カットした野菜を冷凍庫で凍らせておけば、冷凍したまま調理することができ、鮮度も保たれるのでおすすめです。野菜の中には冷凍すると生食に向かないものもありますが、加熱して食べるのであれば、ほとんどの野菜が冷凍できます。
夕飯を作るときにお弁当も作る
一人暮らしで夕飯を自炊しているなら、夕飯を作るときに翌日のお弁当も一緒に作ってしまうのがおすすめです。一人分の食事は意外と作りにくく、材料を買っても使い切ることができず、余ってしまうことも少なくありません。そうなると、結果的にムダになってしまいます。
夕飯のおかずとお弁当のおかずを一緒に作るようにすれば、料理もしやすくなりますし、食材も使い切りやすくなるため、ムダを減らすことが可能です。
休日に作り置きをしておく
お弁当作りの時間を短縮するコツとして、おかずを毎回全種類作るのではなく、作り置きできるものをいくつか用意しておく方法があります。休日などの時間のあるときに、日持ちのする料理を何種類かまとめて作っておきましょう。
密閉容器などに入れて冷蔵庫に保存しておくと、数日間は十分持ちます。冷蔵よりも冷凍の方が、より長く日持ちしますので、冷凍できる密閉パックに入れて冷凍するのがおすすめです。冷凍保存する際には、お弁当用のカップなどにあらかじめ小分けして冷凍しておきましょう。使う時は、凍ったままそれをお弁当箱に詰めるだけでよいので、かなり楽ができます。
ご飯は1食ごと分けて冷凍する
ご飯を毎日炊くのが大変な場合、まとめて炊いて1回分ずつ小分けして冷凍しておくと、使うときに1食分ずつ解凍すればよいので便利です。ごはんは冷蔵よりも冷凍の方が味が落ちることなく、美味しく食べられます。
炊きたてのごはんを乾燥させないようにするため、なるべく早くラップに包み、粗熱を取ってから平たくして急速冷凍しましょう。解凍するときは、ラップをはがしてお皿に入れ、電子レンジで温めます。加熱するときは、途中でほぐすことで均一に温めることが可能です。
手抜きでもおいしそうに見えるお弁当をマスターする
一人暮らしのお弁当作りにかける時間をなるべく短縮するためには、手抜きでもおいしそうに感じられるお弁当を作ることもポイントです。ここでは、手間はあまりかかっていなくても、おいしく食べられるお弁当を紹介します。
丼
手間があまりかかっていなくてもおいしそうに見えるお弁当の代表例は、丼です。丼の場合、おかずが1品でもおかしくありませんし、ボリュームもあり食べ応えもあります。豚丼や親子丼、牛丼などの定番の丼以外にもバリエーションがいろいろとつけられるのもポイントです。
例えば、ごはんの上にハンバーグと目玉焼きを乗せると、ロコモコ丼になります。お弁当の盛り付けが面倒に感じられるときは、丼にするのがおすすめです。
カレーライス
カレーライスも、意外とお弁当として持っていくことができるメニューです。一人分のカレーライスは作りにくいですが、お弁当に持っていくなら、夕飯のメニューとしても作りやすくなります。
カレーライスをお弁当に持っていくときは、ごはんとカレールーを別々の入れ物に入れましょう。ただし、カレールーは冷めると固くなってしまうため、注意が必要です。電子レンジのある職場であれば問題はありませんし、保温機能のついたランチジャーを持っていれば、温かいまま持っていくことができます。
缶詰
おかずに困ったら、缶詰を使う方法もあります。特に、サバ缶やツナ缶などは、それ自体に味もついているので便利な食材です。缶詰は年単位で日持ちもしますので、安いときに購入しておくと、さまざまな使い方ができます。おかずのレパートリーに困ったときは、これらの缶詰をマヨネーズで和えるだけで立派な一品として使うことが可能です。何もおかずがないとき、最終的な手段として、缶詰をそのまま持っていくこともできます。
一人暮らしでもお弁当作りが簡単になる作り置きメニュー
一人暮らしでもお弁当をなるべく短時間で簡単に作るには、作り置きできるメニューを時間のあるときにあらかじめ用意しておくのがコツです。ここでは、作り置きができてお弁当のおかずに使えるメニューを紹介します。
ハンバーグ
お弁当作りを簡単にするメニューの1つにハンバーグがあります。お弁当用にするときは、成型した後に加熱して、1つずつラップに包みましょう。よく冷ましてからチャック付きの袋に入れて余分な空気を抜いてから冷凍保存するとよいです。使うときは、ラップをはがしてお皿に置いて、電子レンジで加熱します。トマト缶と一緒に煮込めば煮込みハンバーグにすることが可能です。
煮物
煮物も作り置きができる時短メニューです。筑前煮や野菜の煮物などは日持ちし、作りたてよりもしばらく経ってからの方が、味がなじんでおいしく食べられます。保存容器に入れて冷蔵庫に入れておきましょう。
中でも、肉じゃがなどはお弁当のメインのおかずにもなり、副菜としてすきまを埋めるのにも便利です。野菜が無理なく食べられるので、何種類か用意しておくとよいでしょう。
酢の物
酢の物も日持ちし、副菜としてお弁当に利用可能です。たくさん作ったときは、アルコール消毒をした容器に入れて、冷蔵庫に保存しておきましょう。お弁当箱のすきまを埋めてくれる1品になります。
また、酢には腐敗を予防する働きもありますので、夏のお弁当にもぴったりです。
カレー
カレーは1回分ずつ小分けにしてジッパー付きの袋に入れて冷凍しておくとよいです。冷蔵保存でもよいのですが、日持ちの点では冷凍の方がおすすめです。お弁当に持っていくときは、前日に冷蔵庫に移動させてゆっくり解凍するのがコツです。そして、食べるときに電子レンジで温めましょう。
なお、カレーに入れたじゃがいもは、冷凍することで品質が変わってしまうので、じゃがいもを取り除くか、つぶしてから冷凍するとよいです。
スパゲッティ
スパゲティも作り置きができるため、一人暮らしのお弁当におすすめです。スパゲティはゆでた後で保存しておくことができます。冷凍する場合は、油をからめてからラップに包んで急速冷凍しましょう。解凍は電子レンジで加熱するか、フライパンでソースとからめて調理します。
また、ゆでて水を切った後に冷蔵庫で一晩保存すると、モチモチの食感になりますので、ナポリタンにぴったりです。他にも、ハンバーグを煮たトマトソースをかけるのも、簡単でおすすめの方法になります。
一人暮らしでお弁当作りを続けるコツ
一人暮らしをしている人がお弁当作りを無理なく続けていくためには、いくつかのコツを押さえておくことが必要です。ここでは、お弁当作りを長く続けていくために、知っておきたいポイントを紹介していきます。
シリコンカップを使わない
お弁当のおかずを小分けしたり味移りを防いだりするシリコンカップは、洗ってくり返し使えるため、節約することを意識しているなら便利なアイテムです。しかし、使うたびに洗わなくてはならないため、面倒に感じるときもあるでしょう。
また、シリコンカップはきれいに洗わなければ、雑菌が繁殖して不衛生になりがちです。洗うのが面倒だと感じてしまう人は、使い捨てのカップを使った方がよいでしょう。
冷凍食品も活用する
一人暮らしでお弁当を作り続けていくためには、冷凍食品も上手に活用するのがおすすめです。一からすべて自作しようと思うと、時間も労力もたくさんかかるため、負担に感じてしまうことも少なくありません。
最近ではレンジでチンしなくても、お昼の時間までに自然解凍されるものや、1回分の使い切りサイズのものなど、便利な新商品がどんどん登場しています。
ご飯だけは炊いて中食を利用する
一人暮らしの人でお弁当を作るのが大変なときや疲れたときは、ご飯だけを炊いておいて、おかずはスーパーやコンビニなどで買ってくる中食を利用するのも1つの方法です。
外食やお弁当自体をコンビニやお弁当屋さんで購入するのと比較すると、お惣菜だけを購入するのは、1食分のお弁当を作る値段とそれほど変わりはありません。
たまにはお弁当作りを休む
一人暮らしの人がお弁当作りを長続きさせるために、たまにはお弁当作りを休むのも1つの方法です。何が何でも作らなくては、という強迫観念に襲われてしまっては、長続きできません。適度に息抜きをしないと、楽しみながら作ることも難しくなってしまいます。
時には、いつも頑張っている自分にご褒美ランチとして少し豪華なランチを食べにいくなど、メリハリをつけることによって、かえって無理なく長く続けることができます。
忙しい朝ではなく夜に準備をしておく
一人暮らしの人がお弁当作りを続けるためには、慌ただしい朝ではなく、前日の夜に準備しておくのがおすすめです。朝は身じたくなどで何かと忙しいので、その合間を縫ってお弁当作りの時間を確保するのは大変でしょう。前日の夜に作っておけば、余裕をもって朝の時間を過ごすことができます。
もし、前日の夜に時間がなくて作れなかったときは無理をせず、その日はお弁当を買うか外食にするとよいです。
一人暮らしのお弁当は楽しく作るのがコツ!
一人暮らしでお弁当を作るのは大変そうに感じてしまうかもしれませんが、楽に作れるコツを押さえて作ることを習慣にしてしまえば、それほど難しくはありません。時には手抜きをしたり休みを入れたりしながら、お弁当作りを楽しみましょう。
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