【簡単クラフト】段ボールとインテリアテープで額縁プランターを作ってみよう

手作りのインテリアでお部屋の中をパッと明るくしたい！ そこで今回は、インテリアグリーンをカラフルにチェンジアップできる『額縁プランター』の作り方をご紹介します。

『額縁プランター』とは、その名のとおり、額縁みたいな見た目のプランター。絵を飾るように植物をレイアウトできるガーデニングツールで、カントリー調、シンプルモダン、アンティーク風など、さまざまなタイプが市販されています。

今回レクチャーするのは、既存の植木ポットに段ボールで作ったフレームをドッキングさせるだけの〝なんちゃって〟バージョン。デコレーションにおしゃれなインテリアテープを使って〝なんちゃって〟とは思えないほど高見えするアイテムに仕上げます。釘もノコギリも接着剤も要らないから、DIY初心者でも簡単に作れますよ♪

【額縁プランターの作り方】主な材料は段ボールとインテリアテープ

主な材料は〝段ボール〟と〝インテリアテープ〟です。見た目を美しくするためにアクリル絵の具やマスキングテープなども使いますが、いずれも100円ショップで調達できるリーズナブルな材料です。

インテリアテープとは、家具や壁のデコレーションに特化したマスキングテープやフィルムテープなどのこと。貼るだけで殺風景な部屋に彩りを添えられるので、DIY女子御用達アイテムとなっています。タイル柄、花柄、レース柄など、デザインも豊富に揃っています。

材料

・観葉植物
・植木ポット（スクエアタイプ）
・培養土
・水苔
・鉢底石
：茶こし袋
・段ボール
・インテリアテープ
・アクリル絵の具
・マスキングテープ
・貼れるフェルトシート

道具

・割り箸
・筆記具
・定規
・はさみ
・カッター
・刷毛

【額縁プランターの作り方】まずは植物の寄せ植えを用意しましょう

今回は〝なんちゃって〟なので、額縁とプランターは別々に用意します。

まずはプランターの準備から。最初に植木ポットに鉢底石を入れます。水やりの時に土が流出しないように鉢底ネットを併用することが多いですが、今回は鉢底石を茶こし袋（お茶パック）に入れて、鉢底ネットの役割も持たせます。鉢底石は植木ポット内の排水性や通気性を良くし、根腐れを防いでくれます。

鉢底石で植木ポットの排水穴をしっかり覆ったら、植木ポットの半分くらいまで培養土を入れます。割り箸で軽く突きながら隅々まで土が入るようにしましょう。土が入ったら好みの植物をバランス良く植え付けます。今回は、クロトン、アジアンタム、フレボディウムの3種類を選びました。土の表面を水苔でマルチングすると保水性が高まるので、水やりの回数を減らすことができます。

【額縁プランターの作り方】段ボールとインテリアテープで額縁を作りましょう

続いて額縁の準備に取りかかりましょう。段ボールはしっかり厚みのあるタイプを用意します。スーパーマーケットの段ボール置き場（持ち帰り自由のもの）などで調達してみてください。

手順①. 段ボールを額縁の大きさにカットしましょう

調達した段ボールを適当な大きさに切り出したら、その中央に植木ポットの縁（植え込み口）の大きさを線で書き込みます。その線から好みの幅で外寸を書き込みます。今回はインテリアテープを使うので、その幅に合わせて書き込みましょう。

書き込んだ外寸の線に沿ってカッターで切り落とします。はさみでも大丈夫ですが、カッターは切り口が潰れにくいのできれいに仕上がります。

植木ポットの縁の大きさを書き込んだ部分は、2mmくらい内側をくり抜きます。

手順②. 下地を塗りましょう

使用するインテリアテープの種類によっては、段ボールの茶褐色が透けてしまう場合があるのでアクリル絵の具などで下地を塗りましょう。絵の具の色はインテリアテープの配色にマッチするものを選んでください。絵の具が水っぽいと段ボールがふやけてしまうので、水は加えないで塗りましょう。刷毛目のデコボコや色ムラがあったほうがナチュラルな質感になります。

手順③. インテリアテープを貼りましょう

絵の具が乾いたら、好みのインテリアテープを貼ります。今回はモロッカン風にタイル柄をチョイスしてみました。大きな模様は柄合わせが少し面倒かも知れません。より簡単に作りたい人は小さな模様のインテリアテープを選んでみてください。

手順④. マスキングテープで縁取りましょう

手順③の状態でも十分なのですが、段ボールの断面をマスキングテープで隠して、より美しく仕上げていきましょう。マスキングテープの色はインテリアテープにマッチするものを選んでください。

手順⑤. 裏側もキレイに仕上げましょう

最後に、何も貼っていない裏側をキレイにします。貼れるフェルトシートや画用紙などで覆いましょう。

【額縁プランターの作り方】額縁と植木ポットをドッキングしたら完成！

いよいよ額縁プランターの完成です。できあがった額縁を植木ポットの底のほうからはめていきましょう。グラグラしなくなるところまで持ち上げて、額縁と植木ポットをしっかり密着させてください。壁などに立てかけて飾りましょう！

なお、水やり時には額縁を外し、しっかり水を切ってから元に戻してください。

たくさん作って模様替えを楽しみましょう

額縁の大きさ、インテリアテープの柄や貼り方次第で、同じ植物でも雰囲気がガラッと変えられるのが額縁プランターの魅力。リバーシブルにすれば、アイテム数を抑えながら2倍のデザインが楽しめます。段ボールとインテリアテープで高コスパに作れる額縁プランターだから、気軽にたくさん作ってみましょう！

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