- knowledge
- 2019/02/23
目次
マンションで周囲の騒音が気になるときの対処法
いくら自分が騒音に気をつけて生活していたとしても、近所の人や物件周辺の環境が静かであるという保証はありません。周辺の音が気になる場合には、ある程度自己防衛策を講じる事も大切です。
足音が気になるとき
マンションの部屋配置にもよりますが、自分が最上階に住んでいない限りは基本的に上の階に部屋がある事になります。上階の住人が歩き回る音が気になる場合は、天井にグラスウールや発砲ウレタンで出来た吸音材を貼り付けてみましょう。
ただし足音のような低域が強い音は、音の発生源側で対策してもらわないと根本的な解決には至りません。連日に足音がどうしても気になるようであれば、不動産会社や大家さんに相談してみましょう。
生活音が気になるとき
物件の周辺環境によっては隣近所のテレビや音楽、ささいな話し声も際立って聞えて気になってしまう事があるでしょう。音が気になる方向が分かったら、自分とその方向の壁との間に家具を配置すると家具が音を吸収してくれます。壁や天井に直接吸音材を貼り付けてみるのも良いでしょう。
話し声や音楽が深夜でも止まないようであれば、この場合も大家さんや不動産会社に相談する事が解決への近道です。
家電の音が気になるとき
家電には音量の多いアイテムが多いので、騒音に悩まされる事も珍しくありません。洗濯機や掃除機など、人が使用する事で音が発せられる家電を早朝や深夜に使われてしまう場合は大家さんや不動産会社から注意してもらうと効果的です。日中の騒音であれば、吸音材での軽減を試みてみましょう。
冷蔵庫のモーター音など恒常的に鳴るような音が気になるケースでは、防音テープや防音パネルの設置、費用を抑えたいのであれば耳栓も有効です。
防音性の高いマンションを選ぶポイント
自分で防音対策を講じる事も大切ですが、元々防音性能に優れたマンションを選んでおけば後々の苦労を大きく軽減出来るでしょう。効果的に周辺の音をカットしてくれる物件の選び方を押さえておきましょう。
内見時に壁の状態を確認する
木造が主流であるアパートに対して、マンションは鉄筋コンクリート造や鉄骨造がメインになります。防音性能が優れている順番は鉄筋→鉄骨→木造です。ただし実際の防音性能は壁の状態によるところが大きいので、入居前に部屋を見学しておく事が重要です。
現地では不動産会社の許可を得た上で、壁を軽く叩いてみましょう。軽い音がすれば密度が低く薄い、鈍い音がすれば密度が高く厚い壁であると言えます。
静かな環境にある物件を選ぶ
騒音に悩まされない暮らしを送るには、物件の周辺環境が重要になります。高速道路や線路など大きい音をたてる乗り物が近くを通らない、静かな立地の物件を選びましょう。繁華街や学校の近くなど、人が多く集まるような場所が近くにないか確認しておくのもポイントです。
気に入ったマンションが騒がしい場所にあるような場合には、どんな防音対策がとられているか見ておきましょう。建物構造や窓のサッシ、玄関ドアの造りなどがチェックポイントです。
最上階の角部屋を選ぶ
騒音に対して神経質な自覚がある人は、なるべく最上階の部屋を選ぶのがおすすめです。足音はどれだけ気をつけてもある程度響いてしまうものであり、自分では根本的な解決が難しいポイントになります。自分が住んでいる部屋の上に階層がなければ、足音に悩まされる心配はないでしょう。
さらに角部屋に入居する事が出来れば、左右どちらかからの生活音をカット出来ます。騒音の方向が1つの方向に寄る事で、入居後の対策も講じやすくなるでしょう。
どうしても音が気になる!マンションの騒音トラブル対策
どれだけ自分で対策を講じても、解決出来る騒音のレベルには限度があります。自分一人の力では解決しきれない騒音トラブルに対して取れるアクションを確認しておきましょう。
時間や音レベルをメモする
騒音トラブルにおいて第三者の協力を仰ぐ為には、なるべく客観的な情報や証拠となりうるものがあると有効的です。まずは自分が気になっている騒音がどの時間に発生しているのか、音量はどの程度のレベルに達しているのか、発生頻度はどれくらいであるかなどをメモに取っておきましょう。
そのメモがあれば第三者が介入して問題解決に動く際にも、騒音の問題レベルを把握しやすくなるのでスムーズに事が運べます。
問題がこじれて訴訟にまで発展するようなケースでは、明確な証拠が必要となる事もあるでしょう。動画やボイスレコーダーで騒音を録音しておくと、万が一の際にも証拠として利用出来ます。
不動産会社や大家さんへ相談する
騒音トラブルの解決は当事者同士だけで行わず、発言力のある関係者を介入させる事が重要です。当事者同士だけでは口論が感情的になり、予期せぬトラブルに発展してしまう可能性もあります。
具体的にはまずマンションの不動産会社に相談して、それでも解決が見込めない場合には大家さんに直訴するという順番が良いでしょう。基本的に不動産会社には入居者の管理を行う責任があるので、問題解決に向けてなんらかのアクションは起こしてくれます。
相談する際には前述した騒音についてのメモを渡せるように用意しておきましょう。不動産会社や大家さんがどのような対策を、いつまでに講じてくれるのかをしっかり確認しておく事が重要です。対応が予定より遅いようであれば、必要に応じて催促の連絡を入れましょう。
防音性の高いマンションへ引越しをする
不動産会社や大家さんに相談しても騒音問題が解決しない場合には、防音性に優れた他のマンションへの引っ越しも検討しましょう。騒音の発生源が悪質であるケースもありますが、あまりにも対応や管理がずさんなマンションであれば今後の生活にも不安が残ります。
引っ越し先のマンションを選定する際には鉄筋コンクリート造を前提に、周辺環境や壁の厚さなどを実際に見学して吟味しましょう。騒音によってノイローゼなどの精神疾患、健康被害を被った場合は訴訟も視野に入れておきましょう。実際に騒音による健康被害における賠償命令が出ている判例も存在しています。裁判の運び方次第では治療費や引っ越し費用の負担を軽減する事も可能でしょう。
防音性の高いマンション探しはプロに任せるのも手!専門スタッフがオンラインでサポート
マンションは集合住宅である以上、自分以外にも複数の人たちが生活しています。日常生活で避ける事の出来ない音もあるので、ある程度は割り切って暮らす意識を持っておきましょう。出来る限り快適な生活空間を確保する為には、やはり防音性能に優れたマンションを選んだほうがいいでしょう。
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