害虫対策に有効な方法やグッズとは！ゴキブリ・ハエ・ダニの撃退法

一人暮らしの部屋に害虫が出た場合、驚いてパニックになってしまう人も多いでしょう。
そのような時のために、ここでは害虫の特性などをご紹介していきます。そして効果のある害虫の駆除法を学び、害虫が出ないような予防をしていくように心がけましょう。

害虫とは

害虫とは人間やペット、農産物などにとって有害な作用をもたらす虫のことを言います。その害虫の中には、伝染病や寄生虫症の媒介をするような虫もいます。そのような害虫を「衛生害虫」といいます。その衛生害虫の中でも、ひとり暮らしの女性が特に対策したいのが、ゴキブリやコバエ、ダニではないでしょうか。

それではさっそく、この3つの害虫についての対策方法を紹介していきます。

害虫対策「ゴキブリ」

ゴキブリはコバエやダニと比べても、特に苦手な人が多いのではないでしょうか。ゴキブリ対策の方法について、まず見ていくことにしましょう。

ゴキブリの生態

基本的にゴキブリというのは夜行性です。光が苦手でじめじめした場所を好みます。普段は段ボールや家具などの隙間や、ゴミ箱に潜んでいることが多いのです。そして全く人目につかないような、床下などを拠点に活動することが多いのも特徴の一つです。

ゴキブリの侵入経路は、窓の隙間や排水溝が主です。窓以外にも小さな隙間があれば、入ってきてしまう事があります。この害虫は繁殖力や生命力が強く、なんでも食べてしまうことが特徴的です。

ゴキブリの駆除

ゴキブリが出てしまった時の駆除方法を3タイプ紹介します。時と場合によって、3タイプを使い分けると良いでしょう。

空間処理剤タイプの殺虫剤を利用する

このタイプの特徴は、隠れているゴキブリも、根こそぎやっつけられるところです。1匹ゴキブリが出た場合には、他にもいる可能性があるとよく言われます。1匹見つけて不安な場合には、空間処理剤タイプの殺虫剤は大変役に立ちます。

殺虫スプレータイプ

殺虫スプレータイプを利用すると、目の前のゴキブリを確実にやっつけられます。一人暮らしの部屋で、ゴキブリに遭遇してしまった時にはこれを使うと便利です。

ワナを仕掛けて置くタイプ

ワナを仕掛けて置くタイプを利用すると、設置しておくだけで退治できるという特徴があります。ゴキブリの姿を見たくない人はこのタイプを利用すると良いのではないでしょうか。

ゴキブリの予防法

対策として日々気を付けておきたいことは、ゴキブリの好みそうなキッチンや水回りなどを、定期的に掃除をしておくことです。特にキッチンの生ごみなどは、その日のうちに片付けるようにしましょう。そのような所をゴキブリは特に好む傾向があります。

その他にも、網戸などにゴキブリの入りそうな隙間がないか、チェックすることも大事です。

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害虫対策「コバエ」

次は小さくて厄介な、コバエについてです。この害虫も部屋に出るとかなり迷惑です。まずは生態から見ていきましょう。

コバエの生態

コバエの好む環境は、基本的に不衛生な場所です。生ごみを放置しているとすぐに嗅ぎつけて、飛んでくることもあります。コバエは小さくても油断は出来ません。なぜなら卵での繁殖力も強く、恐ろしい事に病原菌を運んでくる可能性もあるのです。発生の仕方は、ゴキブリと一緒で、わずかな窓の隙間から入ってくることが多いです。なおコバエの場合には、大量に発生することもあるのでなお厄介です。

コバエの駆除

ここではコバエが出てしまった時の駆除方法を3タイプ紹介します。

殺虫スプレータイプ

殺虫スプレータイプを使えば、発生したコバエを直接駆除出来ます。特にゴミ箱などに発生したコバエは、この方法で駆除すると便利です。

バリアスプレータイプ

バリアスプレータイプはコバエを発生させないようにする予防策に当たります。使い方は網戸やカーテンに、スプレーを吹き付けておくだけでよいので簡単です。

粘着剤で捕獲するタイプ

この方法は、においでコバエを引き寄せてから捕獲するやり方です。粘着剤タイプは色々種類がありますが、中には薬剤を使わないタイプのものもあり、安心して利用できます。

コバエの予防法

コバエを発生させないようにするには、キッチンなどの水回りやゴミ箱は、こまめに掃除をしておくことが大事です。生ごみを入れるゴミ箱は特に注意が必要です。他にもジュースやお酒の空き缶などは、飲み終わった後にそのまま放置しておくことはやめましょう。

空き缶や空き瓶は利用後、すぐに水洗いして捨てるように心がけることが大事です。特に夏場などは温度も上がり、コバエが発生しやすい環境が整いますので注意しましょう。

害虫対策「ダニ」

最後に目には見えない害虫である、ダニについて見ていきます。目に見えないからこそ厄介な部分があるのです。

ダニの生態

ダニが好む環境は、高温多湿な場所であり、湿気の多い梅雨時は特に要注意です。そのダニが発生した場合、フンやその死骸が人に悪い影響を与えることがあります。特に気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの、アレルギーの原因になることが多いのです。

ダニの発生の仕方として、温度や湿度、エサ（フケ・アカ・カビ）などの条件がそろうと一気に繁殖する特徴があります。そしてダニはゴキブリやコバエと違い、目に見えないという特徴がある為、発生したとしても気づかないことが厄介なところです。

ダニの駆除

ダニが出てしまった時の駆除方法を3タイプ紹介します。

空間処理タイプ

これはゴキブリ退治のところでも紹介しましたが、ダニも退治出来ますので一石二鳥です。

寄せ付けて捕獲するタイプ

寄せ付けて捕獲するタイプは置いておくだけで、ダニを誘引や捕獲、駆除できる優れものです。コンスタントに駆除したい時に使うと良いでしょう。

掃除機で吸う方法

掃除機で吸う方法のメリットは、ピンポイントで駆除できるという事と、死骸も取り除けるという事です。布団やカーペットなどを綺麗にしたいときや、空間処理剤を使用した後の、死骸除去の時などに掃除機を利用すると良いです。

ダニの予防法

ダニを発生させないようにするには、湿気を防ぐようにすることが大事です。主に洗濯物の室内干しや、長時間にわたる加湿器の利用をやめるようにしましょう。定期的に布団を干したり、窓を開けて風通しを良くするように心がけましょう。

害虫駆除を業者に頼むこともできる

害虫の駆除は自分一人でも可能ですが、もしなかなか効果が上がらない場合などは、害虫駆除の専門業者に依頼することも考えてみましょう。もし業者に依頼した場合には、今回取り上げた3害虫のゴキブリ以外にも、白アリやハチなどにも対応してもらえます。他にもダニ発生の原因にもなる、ネズミなどの生息状況の調査なども引き受けてくれます。

業者の害虫駆除方法は、安心かつ効果抜群の薬剤を使用して行います。それ以外にも、その作業を行った後の予防剤の塗布や、侵入経路を防ぐ工事などのフォローまでしてもらえる業者もあります。依

頼した場合の金額は、駆除方法により異なりますが、初回1万円台から対応してもらえるところが一般的です。自分一人で手に負えなくなったときには、業者に依頼してみるのも一つの方法です。

害虫予防には部屋選びも重要

実は害虫が出やすい部屋にはいくつかの特徴があります。それは1階などの低層階であったり、川や田んぼ、大きな公園などが近くにある場合がそれに当たります。ほかにもコンビニや飲食店などが、テナントとして入居しているというケースも、虫が発生しやすい原因になります。

害虫対策は予防をしっかりと

害虫というのは出てしまうと厄介であり、出る前の予防をきちんとしておきたいものです。毎日の生活を快適にするためにも、害虫予防対策は徹底して行う必要があります。面倒な部分も多少ありますが、掃除や換気などできることから習慣にしていくことが大切です。

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害虫問題は苦手な人にとっては大きな問題。そのため、これから引越しやひとり暮らしを考えている際は、害虫が出にくい立地を選びたいですよね。

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