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- 2020/04/03
自粛の波は制作にも
自粛、自粛、な昨今。
作詞や作曲の仕事は家でできる、とはいえ、音楽活動の中には外出が伴うものも勿論多い。
ライブやラジオ出演や取材……みたいに分かりやすく外に出ていくものもあれば、レコーディングやMusic Videoのような一見「インドア」な制作も、スタジオやロケ地まで行かないと始めることができないものが多い。
そんななか、最近密かなマイブームがある。
「グリーンバック での撮影」だ。
4月に。ソロとユニットで2枚ものアルバムリリースを予定しているのに、この状況では満足にプロモーションもできないし、撮影スタジオにエキストラを呼んで撮影……なんてもってのほかだ。それならばいっそ、家で低予算MV撮っちゃう?という流れでたどり着いたのが、グリーンバック を使用しての撮影だ。
1Kの部屋でDIY撮影
知人のカメラマンに、携帯用のグリーンバックを借り、カメラはよくわからないので、iphoneを使用。グリーンバッグからはみ出さないように、ひたすら踊る、踊る。
グリーンバックは、狭い部屋で抜群の存在感を放つソファの上に設置した。後ろには折り畳みのテーブルが置かれていたり、ギターのケースが置かれていたり。ちゃんとした撮影スタジオではありえない「雑多感」が広がる。この日はユニットでの撮影だったので、相方にも適当に歌って踊ってもらい、とりあえず撮影は終了。
背景を変えれば、1Kの賃貸がディスコに
編集によって背景を差し替えたのが、この画だ。
「80年代の洋楽の、ダサすぎるMV」のパロディ。かっこいいか、かっこ悪いかはさておき、普段私が暮らしている、一般的な賃貸1Kで撮影したとは思えない作品が出来上がった。
賃貸でも、1Kでも、工夫すれば0円でMusic Videoが作れる。
公衆衛生的にも経済的にも制限が続く近頃。
クリエイティブなアイデアで、楽しく乗り切っていきたいものです。
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