「場づくりは、明かりを灯すアート」場ヅクリエイター・笑神さくらが暮らしを通して見えたもの 【Woman.CHINTAI】
 
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「場づくりは、明かりを灯すアート」場ヅクリエイター・笑神さくらが暮らしを通して見えたもの

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一人暮らしをしながら働いている女性は、どんなライフスタイルを送っているのだろう?

“一人暮らし初心者”の筆者が、ベテランの皆さんの自宅にお邪魔をし、その様子を探る新企画。 第2回ゲストは場ヅクリエイター・笑神さくらさん。昼間は広告会社に勤務し、夜は「場ヅクリエイター」として「絶滅体験レストラン」「6curry縁日」などさまざまなコンテンツをプロデュースしています。

今回はそんな笑神さんが14年間住むお部屋のことやこれまでの活動背景について伺っていきます。

笑神さくら

<プロフィール>
名前:笑神さくらさん(25歳)
職業:場ヅクリエイター
居住形態:1人
出没エリア:表参道・渋谷・新宿

<ルームデータ>
所在地:東京都文京区
間取り:1LDK
築年数: 築46年
家賃:100,000円(共益費込)
公共料金:電気&水道(オール電化)10,000円

キーワードはご恩とご縁。温もりのあるものに囲まれて育ってきた

――本日はよろしくお願いします。ちなみに「笑神さくら」というお名前って……?

ああ、これは“夜の名前”です!(笑) 昼間は本名の「江上さくら」として広告会社で働き、夜は「場ヅクリエイター・笑神さくら」として“場づくり・”“コミュニティ”をテーマに「絶滅体験レストラン」「6curry縁日」といったコンテンツをプロデュースしています。

――なるほど、昼と夜でふたつの名前を使い分けているんですね。ではさっそく、この家で暮らすまでの経緯を教えてください。

生まれは千葉県なのですが、中学受験をきっかけにピアニストの母が仕事場として所有していたこのマンションで暮らし始めました。もう、14年目かな。社会人になった今は一人で暮らしているので、家賃を母に毎月振り込んでいます。

平日は母と暮らし、週末はひとりで渋谷・池袋で遊ぶ生活を送っていました。思い返すと懐かしいですね……当時流行っていた“前略プロフィール”で日常を呟いたりしていたらちょっとした有名人にもなってました。「JCさくぽむ」なんて名前で(笑)。当時の生活が今の場ヅクリエイターとしての活動にも繋がっている気がします。

――中学生の頃からアクティブなのですね。

幼少期から、起きたら知らない外国人に「グッドモーニングさくら〜!」とハグされたり、初めて会った友達が家に泊まったりするのが日常だったくらい、とても自由な両親のもとで育ったのでかなり影響を受けています(笑)。

――昼間は広告会社で、夜は「場ヅクリエイター・笑神さくら」としてプロデューサーとして活動されていますが、お仕事を始めた経緯を教えてください。

もともとプロダクトデザイナー志望でインターンをしていたんです。でも、そこでプロフェッショナルの方々とたくさん出会って。デザイナーではなく「どんなデザインをして、誰と、何を作るか」を考え、クリエイターの背中を押せる仕事をしたいと思い、広告会社へ入社しました。入社当初はクライアントに寄り添える営業に配属され、去年からクリエイティブチームにいます。

また、高校・大学時代からイベントを企画・運営したり、出演側に回ったりしていたのですが、その延長で「笑神さくら」名義でもプロデューサーとして活動しています。同じプロデューサーという肩書きでも、2種類の名刺を使い分けているんです。

休職を経て、“周りにいる人たちを大切にする”ようになった

――笑神さんの思う、広告業界の魅力は何ですか?

膨大な予算のなかで多くの人が一緒になり、ひとつのものを作れるところです。この大きな流れを把握し、仕事ができるようになればどんなものづくりもできるようになると思い、今は修行しています。以前は「笑神さくら」として社外でも活発に活動していたのですが、ここ1年くらいで時間の使い方が変わってきました。

――そうだったんですね。どのように時間の使い方が変わったのでしょうか。

当時は平日は会社員として働き、週末はまだ会ったことがない人に会いにいく生活を送っていました。そんな毎日も楽しかったのですが、週末は仲の良い人に会ったり、身体を休めたり、銭湯に行ったりと、“人間関係を広める”のではなく“今周りにいる人たちを大切にする”ために時間を使うようになりましたね。

笑神さくら

――異動をしたこともそうですし、2019年は心境も変わった年だったんですね。

実は、2018年に体調を崩して2ヶ月休職したんです。そのとき初めて自分が何がやりたいのか、今後どうしたいのかについて、自分と対話し、整理できて……。そんなときに会いたくなる人や自分のことを話す人は限られると気づいたのもあり、「今周りにいる人たちを大事にしよう」「今あるご恩とご縁を大切にしよう」と人間関係の築き方が変わりました。

――ご恩やご縁、ですか。

小さい頃は人見知りだったのですが、中学生になり、なぜ両親が人との“ご恩”や“ご縁”を大切にしているのかわかるようになってきて。そこで接し方や考え方が変わりました。 ある日、職業柄よく海外に行く両親に「さくらがどこの国に行ってもお世話してくれる人を作るようにしている」と言われたんです。世界規模でご縁が広がるのって、すごい、そして嬉しいなあと思って。

それに私、母親の教え子や父親の知り合いからいただいたお下がりを着て育ったんです。ご恩とご縁、それだけで生活できた。緑のタンスも先日母親がもらってきたもので……。そのおかげで、温もりのあるものに囲まれて育ちましたね。本当にありがたい環境です。

笑神さくら

――お母様から引き継いだこの家。どのようなところが気に入っていますか?

母のこだわりが詰まっているところです。キッチンは電子レンジやトースターが全て流しの下に収まるサイズになっていたり、洗面台には母が特注したライトがあったり……。母は効率重視タイプなので、レイアウトにもかなりこだわっているんですよ。

笑神さくら

それと、住んでいる街も好きで。普段は渋谷エリアにいるのですが、常に“オンモード”になってしまうんです。人混みのなかでも、知り合いを見つけるとセンサーが発動しちゃうくらい(笑)。でも、家の近くに戻ると自然と“オフ”になれる。昔ながらのお店と新しいお店が混在していて、銭湯もあって……。“オフ”の時間を作れるこの街はなかなか出られないですね。

肩書きで終わらない。“タグ”で繋がっていく場づくりを

笑神さくら

――時間の使い方や考え方が変わった今、今後の展望をお聞かせください。

まだ自分のテーマは見えていないんです。よく「何をやりたいの?」と聞かれるのですが、“場づくり”や“コミュニティ”という手段を使って、仲間のテーマに寄り添ってできることをやりながら道筋を照らしたいな、と思っています。

その上で大切にしているのが「コミュニケーションを取る場所を作る」よりも「みんなが足を踏み入れやすいような場所を作る」こと。それが真の場づくりなんじゃないか、と。

――「みんなが同じ温度で楽しむ場所」もありますが、笑神さんは「違う温度でも同じ感情を持って帰られる場所」を作りたいんですね。

まさにそうです。facebookの友人の限度5,000人を達してしまい、これ以上増やせないのもきっかけではありますが(笑)、そんな場づくりをしたいですね。 この人がどこに住んでいたか、誰に影響を受けたか……。人をタグ付けできるようなシステムがあれば嬉しいな、と思います。当時ハッとした出来事でも、時間が経つにつれて薄れてしまう。だからこそ、ハッシュタグで記憶して振り返られれば。

笑神さくら

私は「場ヅクリエイター」と名乗っていますが、これもさまざまな要素が重なった結果。例えば「プロデューサー」という肩書きで交流が始まって終わるよりも、場づくりに興味があるから「コミュニティ」みたいに、要素をわかりやすくした方がいいんじゃないかな、って思うんです。

――なるほど。ひとつにまとまった肩書きよりも、自分を作り上げてきた要素を集めてその人を表現する、と。

タグに興味を持ってくれた人が話しかけてくれたら、そこから会話が生まれますよね。肩書きで始まるとどうしても範囲が狭まってしまうし、仕事・プライベートの垣根を超えて、タグで繋がっていく場づくりも面白いと思います。

――最後に“場づくり”をテーマに今後どのような暮らしをしていきたいか教えてください。

お世話になっている方二人からいただいた、おまじないのような言葉があって。それが「薄暗い部屋の中でパッと豆電球を灯すだけで明るくなるようなアーティスト」と「デザイナーでありクリエイター」。その言葉通り、アーティストであり、クリエイターであり、デザイナーでありたいです。

今、私はコミュニティや場づくりに興味があって、その道を進みたい。「明かりを灯すアート」はそんな私にぴったりで、それが場づくりで必要な存在なのか、プロデューサーなのか、肩書きはわからないけれど、そういう“存在”でいたいと思います。長年暮らしてきたこの家で過ごすオフの時間を大切にしつつ、大好きな仲間たちと一緒に、作り手の一員として最後まで走り抜けたいです。

笑神さくら

 

笑神 さくら

話を聞いた人:笑神 さくら
場ヅクリエイター。女子美術大学出身。昼は虎ノ門の広告会社でプロデュース、夜は笑神さくらとしてイベント『絶滅体験レストラン』や『6curry縁日』、WEBメディア『POSTAD』を制作。日々クリエイティブの魅力を発信しつなげている。現在、「つくる」修行中。
Facebook:https://m.facebook.com/sakura.egami

 

高城つかさ

取材・執筆:高城つかさ
ライター&フォトグラファー。1998年、神奈川県出身。2018年7月よりライティング業をスタートする。主に舞台をはじめとしたエンタメの取材・執筆・撮影や、生き方・暮らしにまつわるインタビューなどさまざまなジャンルで活動。noteにて偏見を軸にしたエッセイも執筆中。好きな食べ物は焼き鳥と豚骨ラーメンとメロンソーダです。
Twitter:@tonkotsumai
note:https://note.mu/tonkotsumai

写真=編集部

 

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