- odekake
- 2019/06/21
目次
- 1 鎌倉はパン屋さんの宝庫!
- 2 鎌倉利々庵(カマクラ リリアン)
- 3 豊島屋 鎌倉駅前扉店(トシマヤ カマクラエキマエトビラテン)
- 4 PARADISE ALLEY BREAD & CO.(パラダイスアレイ ブレッドアンドカンパニー)
- 5 mbs 46.7(エムビーエスヨンジュウロクテンナナ)
- 6 Bread Code by recette(ブレッドコード)
- 7 Miyuki pan(みゆきパン)
- 8 たい焼き なみへい
- 9 Boulangerie bébé(ブーランジェリー べべ)
- 10 フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所
- 11 Boulangerie Le beau temps(ブーランジェリー ル・ボートン)
- 12 鎌倉でさまざまなパンとの出会いを楽しんで
鎌倉はパン屋さんの宝庫!
初詣に花見、紅葉、あじさい巡り。四季を通じておとずれる機会の多い鎌倉には、その地に根ざした営業をしている魅力的なお店がたくさんあります。その中でも、今回ご紹介したいのはパン屋さん。お出かけ先の軽食やごはんとしてはもちろん、お持ち帰りやおみやげにも。知ればきっとはしごしたくなる、パンにこだわる素敵な10店を集めました。
(こちらの記事は2019年6月24日にご紹介店舗を追加いたしました)
鎌倉利々庵(カマクラ リリアン)
おいしくてヘルシー。手づくりにこだわる鎌倉駅前のパン屋さん
JR鎌倉駅改札からわずか徒歩3分。いつも人出の絶えない鎌倉の街ですが「鎌倉利々庵(りりあん)」が佇む路地裏はちょっぴりひっそりとしています。落ち着いた雰囲気が鎌倉通な気分にさせてくれそう。
常時100種類近くパンが並ぶ店内は、シンプルな食パンから菓子パンまでよりどりみどりです。駅近なので、鎌倉散策前の腹ごしらえにもぴったり。食べ歩きの1店目にどうぞ。
年間通して人気なのは「贅沢クリームパン」。ぎっしりとカスタードクリームが詰まっていてしあわせな気持ちになります。惣菜パンなら、米油で揚げた「ピロシキ」や「カレーパン」をぜひ。米油はほかの油よりも口当たりがさっぱりしていてかつ栄養豊富なので、普段揚げ物を避けがちな方でもおいしく食べられます。クリームやフィリングも職人による手づくり。ここにしかない味わいを楽しんで!
「鎌倉利々庵」の詳しい記事を読む
100通りのおいしさを。街の日常を彩るパン屋さん―「鎌倉利々庵(りりあん)」
「鎌倉利々庵」店舗詳細
神奈川県鎌倉市御成町10-19
TEL:0467-61-3005
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
※毎月日曜のうち1〜2日(※月初に店舗SNSで告知)、夏季休業・年末年始休業あり
https://kamakura-lilian.com/
Instagram / Facebook
豊島屋 鎌倉駅前扉店(トシマヤ カマクラエキマエトビラテン)
「鳩サブレー」で有名な老舗の新しいチャレンジ
「小町通り」入り口の赤い鳥居のたもとに「扉」というロゴが光る建物。こちらはあの「鳩サブレー」をつくっている「豊島屋」の、ちょっと特別な店舗です。名前は「豊島屋 扉(とびら)店」。1955年から続く店舗ですが、2014年のリニューアルの際に新しく始まったことがあります。それは、パンづくり!
おすすめは正六面体の見た目がキュートな「キューブあんぱん」。トレーの中にきっちりと収まっている姿が目を惹きます。つぶあん・こしあん・ほうじ茶あんのほか、季節の限定もあるそうですよ。あんこの中にモチっとした求肥が入っているのは老舗和菓子店ならではのアイデア。崩れにくい安定感ある形はお持ち帰りやおみやげにぴったりです。
2階には買ったパンを食べられるイートインカフェ、3階はホットドッグなどパンを使ったメニューが楽しめるパーラーになっています。鎌倉ランチにもおすすめ。電車を降りたらまずはひと息、休憩にもどうぞ。
「豊島屋 鎌倉駅前扉店」の詳しい記事を読む
「鳩サブレー」の老舗和菓子店が「パン屋さん」をはじめた理由― 鎌倉「豊島屋 扉(トビラ)店」
「豊島屋 鎌倉駅前扉店」店舗詳細
神奈川県鎌倉市小町1-6-20
TEL:0467-25-0505
営業時間:
[1階:売店] 7:00-19:00 (土日祝は9:00から)
[2階:カフェ] 7:00-17:30 (土日祝は9:00から)
定休日:火
https://www.hato.co.jp/hato/tobira.html
PARADISE ALLEY BREAD & CO.(パラダイスアレイ ブレッドアンドカンパニー)
鎌倉市場の中に佇む個性派パン屋さん
鎌倉市民の台所を支える「鎌倉市農協連即売所」、通称「レンバイ」という市場があります。新鮮な鎌倉野菜が並ぶ活気ある直売所ですが、ぜひ足を踏み入れてみてください。個性派パン屋さん「PARADISE ALLEY BREAD & CO.(パラダイスアレイ ブレッドアンドカンパニー)」はこの中にあります。
パン屋さんというと白と木目を基調としたナチュラルな雰囲気の店構えが多いですが、ここパラダイスアレイはミラーボールが光る不思議な空間。無国籍な佇まいがとても個性的です。
気になるパンのラインナップは、スダンダードなハード系パンから、ピザ、フォカッチャまでいろいろ。その中で異彩を放っているのが、粉で表面に模様が描かれたパンたち。とくにあんパンは「ニコニコパン」という名前で、小説「ツバキ文具店」にも登場することで有名です。カフェ営業もおこなっているので、散策途中の休憩にもご利用いただけます。
「PARADISE ALLEY BREAD & CO.」の詳しい記事を読む
市場でみつけた、異国感ただよう個性派パン屋さん—鎌倉「パラダイス アレイ ブレッドカンパニー」
「PARADISE ALLEY BREAD & CO.」店舗詳細
神奈川県鎌倉市小町1-13-10
TEL:0467-84-7203
営業時間:
<平日> 9:00-18:00頃 <土日> 7:30-18:00(なくなり次第終了)
[モーニング] OPEN-11:00
[ランチ] 12:00-15:00(なくなり次第終了)
※モーニング・ランチは現在おこなっておりません。2019年6月末から再開予定。
[喫茶] OPEN-19:00
定休日:不定休
http://cafecactus5139.com/paradisealley/
mbs 46.7(エムビーエスヨンジュウロクテンナナ)
サバサンドが人気! 手ごねと天然酵母にこだわったパンを
鎌倉駅から南下して海のほうへ向かうなら立ちよりたいのが「mbs 46.7(エムビーエスヨンジュウロクテンナナ)」。「レンバイ」にもほど近い立地です。コンパクトな間口を活かした対面販売なので、ショーケースから好きなものをピックアップしてもらいましょう。
自分用のおみやげには、朝ごはんにあったらうれしいフルーツたっぷりのハード系パンをチョイス。焼きたてから少しずつ味が馴染んでくるそうなので、2日に分けて楽しんで。
小腹が減っているときはサンドイッチをどうぞ! オープンサンドは日替わりでメニューが変わります。特にサバサンドは週末限定の人気メニュー。サバは、地元の老舗魚屋さんがサバサンド用に市場で選んでくれる逸品なのだそう。
そのほかにもグリーンカレーのオープンサンドやバインミー(ベトナムのサンドイッチ)など、目移りしてしまいそうです。
「mbs 46.7」の詳しい記事を読む
彩りあふれるハード系パンで四季を味わう−鎌倉・大町「mbs46.7」
「mbs 46.7」店舗詳細
神奈川県鎌倉市大町1-1-13
TEL:0467-81-5541
営業時間:11:00-18:00
定休日:不定休・祝日 ※詳しくは公式SNSをご覧ください
http://www.mbst.co.jp/467/
Instagram / Facebook / Twitter
Bread Code by recette(ブレッドコード)
日本の食パンを、鎌倉から
鎌倉をおとずれたら一度は乗りたい「江ノ電」。トコトコ揺られてたどりつく長谷駅と極楽寺駅のちょうど間くらいに食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコードバイルセット)」はあります。「Bread Code」とは「パンの規定」という意味。世界中の人がおとずれる鎌倉の街から、「日本の食パン」を発信していきたいという思いが込められています。
焼いているのはすべて食パン。しかもパンづくりには難しいと言われる、国産小麦を使った食パンなのです。国産小麦の食パンはもっちもちで耳までおいしいのが特長。パン好きさんに食べていただきたい、こだわりの食パンが揃っています。
特に数量限定の「鎌倉食パン」や「星の井食パン」はそのために並ぶお客さんもいるほどの人気ぶり。土日は大変混み合うので、平日の午前中が狙い目とのことです。
「Bread Code by recette」の詳しい記事を読む
鎌倉から世界に届ける「日本のパン」― 行列ができる食パン専門店「Bread Code by recette(ブレッドコード)」
「Bread Code by recette」店舗詳細
神奈川県鎌倉市坂ノ下22-23
TEL:0467-53-7307
営業時間:10:00-17:00 ※売り切れ次第終了
定休日:不定休(公式サイトのお知らせに掲載)
http://bread-code.com/
Miyuki pan(みゆきパン)
やさしさあふれる週3日だけのパン屋さん
店主のみゆきさんがひとりで営む「Miyuki pan(みゆきパン)」は、鎌倉駅から「御成通り」を抜けて、海のほうへちょっと進んだところにあります。週に3日だけ営業するスタイルをつらぬく、小さくともこだわりのつまったパン屋さんです。
日が出る前から仕込みが始まり、お昼の開店前にはすべてのパンが店頭に並びます。天然酵母と相談しながら、お天気によってつくるパンを変えるのだそう。
食パンを中心に、毎日食べるからこそお年寄りにも子どもにもやさしいものを、と追求するみゆきさん。電話やメールで欲しいパンを予約できるというスタイルからも、お客さん思いの姿勢が垣間見えます。
常連さんに人気の食パンは塩麹・甘麹をはじめとした数種類のラインナップ。お目当てのパンは予約するのがおすすめですが、予約をせずに「今日はどのパンがあるかな?」とわくわくしながら出かけるのもまた楽しそう!
「Miyuki pan」の詳しい記事を読む
会いに行きたくなるパン屋さん — 鎌倉・由比ヶ浜「Miyuki pan(みゆきパン)」
「Miyuki pan」店舗詳細
神奈川県 鎌倉市由比ガ浜2−4−38
TEL:080-8837-8180
営業時間:10:30-16:00
定休日: 月火木日
※お休みは月によって変動があります。詳しくは公式Instagramをご確認ください。
http://miyukipan.com/
たい焼き なみへい
たい焼き?かき氷?いえいえ、パンも!
「たい焼き なみへい」があるのは、「鎌倉文学館」へ続く坂道が始まる交差点沿い。江ノ電の長谷駅から歩いてすぐです。夏には「氷」の文字もはためく開放的な店構えは、いかにも海水浴場近くのお店といった雰囲気。そして赤地に白い筆書きで「たい焼き」の文字。「パン屋さんではなさそうかな?」と思ってしまいそうですが、よくよく見てみると、ありました! 店頭のショーケースにたい焼きたちといっしょに並ぶのはパンです。
「大人も子どもも楽しめるように」とたい焼き以外の食べものも販売している「なみへい」。パンは国産小麦と天然酵母でつくられていて本格派。ベーグルやあんパンに加え、焼きピロシキなどの惣菜パンも揃っています。
暑くなるとかき氷のお客さんが多くなることもあり、焼きピロシキやたい焼きは夏の間お休みになるそう。梅雨のちょっと涼しい間にチェックしておきたいパンたちです。
「たい焼き なみへい」店舗詳細
神奈川県鎌倉市長谷1-8-10
TEL:0467-24-7900
営業時間:10:00-18:00
定休日: 月火(火は隔週)
http://www.taiyaki-namihei.com/
Boulangerie bébé(ブーランジェリー べべ)
地元の人に愛される角食パン
周囲の海岸線に比べて少し高台になっていて見晴らしのいい「稲村ガ崎」へ向かうなら、ひと駅手前の江ノ電極楽寺駅で降車してみてください。徒歩1分で「Boulangerie bébé(ブーランジェリー べべ)」がひっそりと姿をあらわします。来店するのはほとんど常連さんだという、周囲の住宅地の中に溶け込んだパン屋さんです。
一番人気が角食パンだというのも、「Boulangerie bébé」のパンが毎日のごはんとして鎌倉の日常に溶け込んでいる証拠です。予約しないとなかなか買えないということなので、鎌倉にお出かけする日が決まったら一度お問い合わせを!
おやつとして食べるならクリームがたっぷりつまった細長い「クリームホーン」や、サンドイッチタイプの「小倉バター」がお店のおすすめ。小倉バターには薄切りにされた発酵バターがそのまま挟まっていて見た目のインパクト大です!
「Boulangerie bébé」店舗詳細
神奈川県鎌倉市極楽寺1-4-3
TEL:0467-24-8595
営業時間:10:00-18:00
定休日: 日月
フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所
レトロな雰囲気をまとう新しいフルーツサンド
「フツウニフルウツ、フツウニフルウツ。」呪文のように何度も唱えたくなってしまうひとクセある店名をもつ、フルーツサンドの専門店をご存じですか。表参道の人気店「パンとエスプレッソと」を運営する「日と々と」が鎌倉につくったのが「フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所」です。
立地は鎌倉駅近くにある「丸七商店街」内。アーケードの中にお店がひしめき合う、懐かしい雰囲気の商店街です。店構えもポップさがありつつレトロさが醸し出されていて、新しいお店ながらすっかり周囲に馴染んでいます。
鮮度たっぷりのフルーツサンドは、店内のイートインスペースでいただきたいところ。あんこや抹茶が加えられたものもあるいちごサンドや、みかんのサンドなど定番をはじめ、フルーツの種類も多くて迷ってしまいそう。クリームの甘さとフルーツの程よい酸味が歩き疲れた体を癒してくれそうです。
「フツウニフルウツ鎌倉駅前販売所」店舗詳細
神奈川県鎌倉市小町1-3-4丸七商店内
TEL:0467-81-5022
営業時間:10:00-18:00
定休日: 不定休
http://bread-espresso.jp/shop/fruits_kamakura.html
Boulangerie Le beau temps(ブーランジェリー ル・ボートン)
海沿いの街ならではな茎わかめパンにも注目
江ノ島が近くに見えてくる、江ノ電腰越駅。駅を出るとすぐの場所にあるのが、「Boulangerie Le beau temps(ブーランジェリー ル・ボートン)」です。2018年6月にオープンしたばかりのまだ新しいパン屋さんですが、つくっているパンはなんと150種類以上とのこと。おとずれるたびに新しいパンに出会えそうです。
インパクトたっぷりで人気なのは、その名も「茎わかめ」というパン。近海で取れた茎わかめを細く刻み、わさびマヨネーズで和えたものがパンの中に鎮座しています。海藻系惣菜パンはめずらしいのでぜひチェックしておきたい一品です。
甘いパンなら、りんご丸ごとひとつがカスタードといっしょに入った「プロローグ」がお店のおすすめです。惣菜パン・菓子パンともに種類豊富に揃っているので、ゆっくりとお気に入りを見つけてみてください。
「Boulangerie Le beau temps」店舗詳細
神奈川県鎌倉市腰越2-13-3
TEL:0467-39-6622
営業時間:7:00-18:00(なくなり次第終了)
定休日: 月
Instagram / Twitter
鎌倉でさまざまなパンとの出会いを楽しんで
ふらっと立ちよって出会いを楽しみたいパン屋さんから、しっかりとねらを定めてお目当てを手に入れたい人気店まで。パンとひと言で言っても、素材選びや酵母の種類、お店の目指したいものごとによってもこんなに顔ぶれがさまざまなのですね。こんなお店に普段から出かけられる地元の人々をうらやましく思いつつ、鎌倉にお出かけの際はぜひパンとの出会いも楽しんでください。そうそう、海沿いで食べものを広げるときは、空からねらうトンビに十分ご注意を!
執筆:赤星 友香
※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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