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- 2020/01/31
目次
コスプレイヤー紗倉あんずさんの連載コラム「紗倉あんずの桜色の日々」
Twitterのフォロワー4万人を超える、人気コスプレイヤーの紗倉あんずさん(@cm_anzu)。お部屋での暮らしや趣味について語るコラム「紗倉あんずの桜色の日々」を連載中です。
第二回目となる今回は「引越し」について語っていただきました。
▼第1話はこちら!
【紗倉あんずの桜色の日々】第一回:部屋と推しと私
▼第3話はこちら!
【紗倉あんずの桜色の日々】第3回:桜の季節が来ると
コスプレのために物を溜め込んでしまいがちなのが悩み
この記事を見てくださっている方々、ありがとうございます。
2020年になりました。紗倉あんずです。
年末は冬のコミックマーケットがあるのでいつも忙しくしていて、まともに大掃除が出来ないのが悩みです……。
これは何かの衣装や小道具に使えるかも…と思って物を溜め込んでしまう癖があるためなので、今年は思い切って捨ててスッキリした部屋を目指そうと思います。
(でも捨てた途端にあれがあれば使えたのに!と後悔することが多々…)
今回は新春、お引越しシーズンが近いということで、過去のお引越しの話をしようと思います。
私は上京してからは4回引越しをしているのですが、最初にものすごい失敗をしてしまいました……。
きっとこの記事を読んでくださっている方々は不動産屋さん等で情報をきちんと調べる方だと思うので、私のような大失敗をすることはないと思いますが、何かの参考になれば幸いです。
大学進学を機に大分から東京へ
私は大分県のもうものすごく田舎の出身です。
駅もない、買い物をする場所はほぼほぼない、海と山に囲まれていてバスが1日3本くらい。
海の幸が豊富なので毎日魚と貝が食卓に並ぶような生活をしていました。
都会の生活に憧れてはいたものの具体的に想像できるわけもなくて、ただ都会は土地が高いから家賃が高い、満員電車で通勤通学しなければならないといったイメージは持っていました。
ちなみに上京した理由は大学進学のためですが、それと同時にオタク趣味のためでもありました。
地方在住の人ならわかってくれると思いますが、地方でオタクをやってると都会がほんっっとうに羨ましくてしょうがない。
まず重要なのが「アニメが映らない」こと。
もちろんNHKのアニメや日朝のプリキュアや夕方のアニメなんかは見れます。でも、深夜アニメは全然映らなく…それが悔しく…。
今は地上波の放送とほぼ同じタイミングでネット配信してくれたりして見れる手段があるのでいい時代になったなと思います。
①上京して最初の部屋
もう書きましたが失敗も失敗、大失敗をしてしまいました。
当時、受験生だった私は受験に専念したかったので部屋選びや上京に関する手続きを全て親に丸投げしてしまいました。
これが失敗の原因です。
大分から部屋探しのためだけに東京に行くなんて出来るわけがないので、大分からでも探せるところ=全国展開している不動産屋さん…ということで、某マンスリーのところで契約をしてしまいました。
お部屋自体はとても良かったです。新築だったのでとても綺麗で広さも十分で、よく聞くような壁が薄いとかそういうこともない。風呂トイレ別で宅配ボックスもついてて冷暖房もよくきく。
ただ何が失敗だったかというと「とにかく駅から遠い」。これに尽きます。
具体的には、
・最寄りの駅までは徒歩40分
・大学までは電車で片道1時間
というものでした……。
徒歩40分、自転車を使って通っていましたが雨や雪の日が地獄でした。冬はめちゃくちゃ寒い。
それと駅から遠くなればなるほどベットタウンになって人通りが少なくなるので、夜がめちゃくちゃ怖かったです。ちょっと遅くなると並走して話しかけてくる男性とか、ついてくる人とかに遭遇する率が高くてわざわざ遠回りして帰らなきゃいけなかったり。
ただ、田舎から出てきたばかりの私は都会は土地がないからきっとみんなこういう大変な思いをしていて、便利なところに住もうとするとめちゃくちゃ高いんだろうな…と思って暫く耐えてしまいました。早く引っ越せばよかった。
【教訓】
・絶対に内見をする
・駅までの道のりは実際に歩いて確かめる
②2番目の部屋
1番目の部屋が嫌になった私は引越しを決意し、次は大学から徒歩0分(30秒くらい)のところに引越しました。極端です。
とにかく通学に時間がかからないところがいい!と思った私は距離を重視で探した結果、距離に関してはかなり理想通りの場所を探すことが出来たのですが……
今度は「部屋が狭かった」。
大学が高田馬場にあったのでちょっと家賃が高くて…距離以外を妥協した結果、以下のようになりました。
・家賃7万台
・部屋は4階(エレベーターなし)
・ユニットバス
・7畳ワンルーム
立地は本当に良かったです。新宿からも池袋からも歩いて帰れるし大学は近いし隣にコンビニはあるし。
ただコスプレイヤーって本当に荷物が多いというか場所をとるものが多いので生活スペースがとにかく狭い。
衣装と武器の隙間にすみっこぐらし。
③3番目の部屋
もうわかると思いますが今度は広い部屋に引越しました。
・西武新宿線沿線の静かな町
・家賃6万円台
・風呂トイレ別
・駅から徒歩10分
・専有面積30㎡ほど、広いベランダつき
ここは本当にとても気に入っていて素敵な部屋でした。
床も自分でクッションフロアを敷いて真っ白にしてガーリーに飾りつけて、広いのでコスプレ関係のものを広げてもなお余りある。ひろびろぐらし。大家さんもいい人(重要)。
ただ就職を機に、会社から遠かったので泣く泣く引っ越すことに。
④4番目の部屋
今の部屋です。これまでのことをふまえて、以下の条件に。
・駅から徒歩10分
・広さは②と③の中間くらい
・風呂トイレ別
・家賃6万台
だいたいちょうどいい塩梅なところに落ち着きました。
詳しくは最初に取材して頂いた記事があるのでこちらをどうぞ。
↓
人気女性コスプレイヤーのお部屋に潜入!紗倉あんずさんが暮らす、“推し”に囲まれた至高の空間
これからお部屋を探す方の参考になったら幸いです。次は猫を飼えるところに引越したいです。
文=紗倉あんず
コスプレイヤー。『Fate/stay night』の間桐桜などのキャラクターのコスプレを中心に活動中。
Twitter:@cm_anzu
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