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- 2019/10/29
目次
23歳で原宿に自分のアパレルショップ(RRR)を持つ、ファッションデザイナー・RUNAさんのお部屋ってどんな感じ!?
専門学校在学中に自身のアパレルブランド(RRR)を立ち上げ、今や原宿に実店舗も展開するRUNAさん。
若い女の子たちのファッションアイコンとして多くの注目を集めるRUNAさんのお部屋は、夢が詰まったおもちゃ箱のような空間でした。
そんなRUNAさんに部屋選びからインテリア、将来住みたい部屋のことまで、赤裸々に語ってもらいました!
▼プロフィール
名前:RUNA
職業:デザイナー/バイヤー
年齢:23歳
Instagram:@una_monster
▼ルームデータ
居住地:東京都
居住人数:1人
間取り:1K +ロフト
家賃:84000円
築年数:不明
決め手は「鉄骨×ダークブルー」の階段! ロフトありの条件で探した部屋
──一人暮らしを始めたのはいつからですか?
高校を卒業して、服飾系専門学校に進学するタイミングです。
ここはその時からずっと住んでいる愛着のある部屋なんです。
初めての一人暮らしだったので両親も一緒に探してくれて、5軒ほど見て回ってから、この部屋に決めました。
──この部屋の決め手はどんなところでしたか?
とにかく実家にいる頃から洋服やおもちゃが好きで、荷物が山のようにあるのは分かっていたので、「ロフトはあった方がいい」というのが全員一致した条件でした。
最初はオートロックがあった方がいいと言われましたが、この部屋を見た時にロフト用の階段に一目惚れしてしまって……。
鉄骨素材で頑丈な造りだし、色は深みのあるブルーなんて、かなり珍しいですよね。
──住む街選びでは迷いませんでしたか?
憧れの街だったので、絶対ここに住みたいと思って、絞り込んで探しました。実際に住んでみたら、不思議な人も面白い人もたくさんいて、人間観察も毎日楽しい。
毎晩、夜になると駅の近くで歌ってる人が必ずいるんですよ(笑)。
今後引っ越すことはあっても、この街を出ることはないと思うほど住み心地がよく、気に入っています。
それに古着屋も多くて、急いでスタイリング用の小物などを揃えたい時にもとても便利です。
面白さと利便性を兼ね備えた、私にはぴったりの街です。
カラフルだけどまとまりがある、ポップでキュートな部屋作り
──部屋づくりのテーマはありますか?
アメリカンな雰囲気が好きなので「アメリカン・ダイナー」を意識して、床もチェッカー模様のクッション材を敷きました。
この冷蔵庫もパッと見はアメリカ製のレトロタイプの冷蔵庫に見えますが、実はリサイクルショップで購入した日本製の普通の冷蔵庫。
外にカッティングシートを貼って、フェイクの取っ手をつけて、それっぽくしてみました。
こういう遊びのようなDIYが大好きです。
──カラフルなようで落ち着いている、不思議で可愛い部屋ですね。
色合いはもっとカラフルにしたいんですが、まとまりがなくなりごちゃごちゃするので抑え気味にしています。
ブルー(階段・オープンシェルフ)とピンク(カーテン・棚)と紫(壁)をベーシックカラーに、黄色(座椅子・テーブル)を差し色にしました。
壁は全面紫色に張り替えようかと思いましたが、一面だけでもかなり印象が変わるので、一番広い面のみにしています。
全体を落ち着かせるために、床にはグレーのラグを置きました。
カーテンやラグ、壁など大きな面積を占める部分の色をテーマカラーにすると、まとまりやすいと思います。
──一番のお気に入りスペースはどこですか?
アクセサリーのディスプレイのスペースです。
以前は雑然と置いていたんですが、アクセサリーは毎日動かして散らかりやすいので、ブレスレット・指輪・サングラスなどアイテム別に出し入れをしやすいようにディスプレイしました。
陶器の置物も置いて、見た目の可愛さと使いやすさを考えたお気に入りのスペースです。
明るく見えるようにライトも自分で取り付けて、お店のような雰囲気を出すようにしています。
──家具類はどんな風に選んでいますか?
家具類はIKEAやリサイクルショップで買うことが多いですね。
ブルーのオープンシェルフは、階段の色に合わせてIKEAで購入しました。
ロングラン商品ですが、色が毎年変わるようで、今は同じ色の商品はないようです。
部屋の雰囲気が崩れるような日用品は、扉付きの棚に見えないように収納しています。
棚やシェルフはピンクとブルーの好きな色の組み合わせでまとめました。
ちなみに目の形の時計は、私が幼い頃に実家のリビングに飾ってあった時計を譲り受けたもの。
大好きだったアイテムなので、一人暮らしを始めるにあたり実家から持ってきました。
また以前あった大きめのソファが邪魔になったので処分して、この黄色の座椅子を買いました。
一度座ると立ち上がれなくなるくらい、座り心地がふかふかで最高。
長らく探してアマゾンで見つけたもので、とっても気に入っています。
フラットにもなるので、仕事から帰って疲れてロフトに上がれない時など、ここで寝てしまうこともあります。
座椅子とテーブルは黄色の差し色にしたので、部屋全体がポップでカラフルな印象になりました。
──何かコレクションしているものは?
前までバービーがとても好きで集めていて、今は30体くらいはいます。
インターフォンが可愛くないので、木の箱でカバーして小さなバービーを立たせて、バービーのおうち風にしました。
このバービーはアメリカのハッピーセットのおまけらしくて……近所のおもちゃ屋さんでまとめて購入したものです。
扉にはバービーの漫画の電話をしているシーンを探して貼りました。
ちなみに以前はおもちゃが好きでしたが、今はピエロの陶器などセラミックの置物を集めています。
──陶器やセラミックの置物を好きになったきっかけはありますか?
何がきっかけだったんだろう。。
いつの間にか好きになってました。
ピエロは衣装やメイクがの色づかいがカラフルでそれぞれ個性のある見た目も好きなんですけど、どこか切なさもある奇妙で不思議な雰囲気が大好きです。
特にお気に入りなのは、とても悩むけど、、!
紫のフリルがおしゃれな真ん中のピエロちゃんです。
近所のリサイクルショップで一目惚れしてからずっと気になってて、度々見に行ってたんです。
価格的に1年くらい悩んでいたのですが、ずっとあるのでこれは私のことを待っている、、!と思って迎えた子です。
涙を流してる表情も好きです。
大人しい性格に超派手な服。そのギャップの楽しさが出発点
──小さい頃からファッションに興味があったんですか?
中高生くらいでしょうか。
私は引っ込み思案で大人しくて、あまり自己主張をするタイプではないんですが、洋服だけはカラフルで派手なものが大好きで……
周りから見たらギャップがあったと思います(笑)
服を楽しんでいるときの自分が好きで、そんなことから将来は服飾系の仕事に就きたいと思っていました。
──ご自身がデザインを手がけるファッションブランド「RRR(アール)」は、専門学校在学中に立ち上げたそうですね?
1年生の時、3ヶ月かけて自分のブランド立ち上げる授業がありました。
コンセプトを決めて企画書を書き、ウェブショップも出店して売り上げも競う本格的な授業でした。
やるからには負けたくないと思って、かなり本気で取り組んだので、プレゼン評価は2位だったんですけど、売り上げは1位に。
授業は終了しましたが、このまま終わらせたくないと、お世話になっていた先生に企画書を見せたら面白がってくれて……「生産もして、せっかくだから売ってみたら」と。
その先生に背中を押してもらって、最初の1年はウェブとポップアップショップだけで活動を始め、軌道に乗ったので原宿の外れに実店舗も出しました。
──こちらの店舗もカラフルで可愛いお店ですね!
2018年7月に原宿近くに店舗を移転して、外観もカラフルに可愛くしてもらいました。
ここに引っ越してからは新規のお客様も増えたので、商品のテイストも少し大人っぽくしています。
4年前にお店を始めた当初は、もっとパステルカラーが多かったのですが、当時からのファンの子たちも少しずつ大人になってきたので、お店も一緒に成長している感じですね。
買い付けをする時もファンの子を想像しながら「好きそうだな」と思って仕入れると、本当にその子が買ってくれることもあって嬉しいです。
「カラフルでポップ」というコンセプトは変えず、幅広いお客様に受け入れてもらえるようなお店づくりをしています。
──デザインをする時に気をつけていることなどはありますか?
以前、コレクション前に急いで大量のデザインを捻り出して大変だった経験があるので、今は思いついた時にすぐスマホにメモるようにしています。
デザインを思いつくのはふとしたきっかけが多くて、面白い建物を見た時や、ゴミとか猫とか何にでも影響を受けてデザインにします。
少し前までデザインをするのが苦しいような感覚が続いて、しんどい気持ちになることも多かったんですが、今はその時期を抜け出してデザインするのが楽しくなってきました。
──お母さまがアクセサリーを作ったりすることもあるとか。
そうなんです。
もともと母も、高校生の時に自転車をペンキで塗って乗っていたようなアナーキーな人で、私は完全にそのDNAを受け継いでいます(笑)。
一緒にデザインを考えることもあれば、母オリジナルのものもあって、楽しんで作ってくれているようです。USBやバッテリーケーブルを使ったデザインなどもあって面白かったですよ。
今現在販売しているものはありませんが、また機会があればと思っています。
母は私がファッションの世界に進むことをすごく応援してくれていて、実は販売用に買い付けてきた古着は、一度私の実家に送って母が全て一度洗ってくれています。
東京だと干すところもないので頼っていますが、そのために大型洗濯機も購入したそうで……一緒に楽しみながら手伝ってくれてとても助かっています。
次のページでは、RUNAさんの洋服収納の工夫や今後の活動について話していただきました!
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