明大前駅の通勤情報がまるわかり!実際の混み具合や混雑率、混雑時間(ラッシュ)を調査【一人暮らし】 | 女性の一人暮らし・賃貸物件なら【Woman.CHINTAI】    
×

1人暮らし女性が理想の

お部屋を探せるアプリ!

無料ダウンロード

明大前駅の通勤情報がまるわかり!実際の混み具合や混雑率、混雑時間(ラッシュ)を調査【一人暮らし】

※100文字以内で入力してください。
       

明大前(めいだいまえ)駅は、東京都世田谷区にある京王電鉄の駅です。名前の通り、近隣に明治大学のキャンパスがあり学生街として栄える一方、住宅地も多く広がっているエリアになります。また、駅としては京王線と井の頭線の両方が通っているため、乗り換えの接続駅としても主要な駅となっています。
このような特徴を持つ明大前駅ですが、実際に住んでみないとわからない情報もいろいろあります。例えば東京の中心でもある新宿まで出る場合、朝の通勤ラッシュはどれくらいの混雑状況になるのでしょうか。駅の混雑具合や少しでも混雑を緩和するためのテクニックについては、実際に生活をし始めてから知ることも多いでしょう。

そこでWoman.CHINTAI編集部では、朝の通勤時間帯に世界最多の乗降員数を誇る新宿駅に向かうと仮定して、混み具合や混雑率などの通勤情報をリサーチしてみました。
朝9時前に新宿に到着を目指しつつ混雑を緩和するにはどうしたら良いのか? 後半には、実際に編集部員が乗車して体験した生の声もお届けします!

明大前駅の特徴と基本情報

明大前駅の改札

明大前駅の基本データ

明大前駅は、東京都世田谷区にある京王電鉄の駅で、京王線井の頭線の両方が通っています。各路線の乗降人員(乗った人・降りた人の合計)は、2018年度の1日平均で、京王線が63,014人、井の頭線が47,230人になります。合計すると約11万人となりますが、京王電鉄の発表で、1日平均の乗り換え人員は180,019人というデータも出ています。つまり、駅の改札を出ずに乗り換えだけで利用する人は、相当な人数がいるということがわかります。

そのため駅は大きいのですが、構内の構造は少々入り組んでいます。
まず、改札があるのは地上1階部。2階に京王線のホーム、地下1階に井の頭線のホームがあります(厳密には改札はもう1ヶ所、井の頭線の下りのホームに駅ビルのフレンテ明大前に直結するフレンテ口があります。しかし出口専用改札でもあり、今回対象としている明大前からの通勤で使うことはないでしょう)。
1・2番線が京王線、3・4番線が井の頭線のホームになります。このうち新宿駅へ向かうのは2番線の京王線上りです。その他、1番線は調布駅や橋本駅や高尾山方面、3番線は吉祥寺駅、4番線は下北沢駅そして渋谷駅へと向かう列車が発車します。

列車種別についてですが、京王電鉄の電車は(全席座席指定の京王ライナーを除くと)特急・準特急・急行・区間急行・快速・各停があります。なお明大前駅は、これらすべての列車が止まるという特徴があります。
2020年2月現在、朝7時から9時までの2時間に、合計54本の電車が発車し、約2分に1本の割合で電車がやってきます。この時間帯は特急と快速はほとんどなく、準特急が10本、急行&区間急行も約20本発車します(ただし、新線新宿駅へ向かうものもあります。詳細はこの後で説明します)。

明大前駅から新宿駅へのアクセス

明大前駅から新宿駅へは、京王線1本の乗り換えなしで行くことができます。所要時間は8~11分で、料金は136円です(2020年2月時点でのデータ。運賃はICカード利用時)。急行や各停など電車種別による料金の違いはありません。
もし何らかの事情で京王線が使えない場合、井の頭線の上りで下北沢駅へ向かい小田急線に乗り換える方法や(約25分)、同じく渋谷駅へ向かいJRなどへ乗り換える方法(約30分強)、井の頭線の下りで吉祥寺駅からJRへ乗り換える方法(約50分)もあります。ただし、運賃面でも時間面でも、やはり京王線を使うルートが一番最善といえるでしょう。

なお、2番線のホームからは終点である京王線の「新宿駅」へ向かう電車だけでなく、都営地下鉄新宿線へ接続する電車も発車しています。後者の場合の到着駅は「新線新宿駅」などと表記されます。同じ新宿駅構内にあり、改札内連絡通路などで移動もできますが、ホームの位置などがやや離れており、新宿駅到着後の目的地によってはこちらの電車を利用したほうが近くなることもあるかもしれません。目的地によっては留意しておくと良いでしょう。また、新線新宿駅へ向かう列車は、乗り入れた先の都営新宿線の駅である「本八幡駅」や「大島駅」が行き先として表示されていますので、乗車する際は確認するようにしましょう。

明大前駅周辺の情報

明大前駅は、その名の通り明治大学の前にあることから名付けられました。駅を出て北に進み、甲州街道を越えた先に、明治大学の和泉校舎があります。
そして、明治大学以外にも駅の北東には日本大学鶴ヶ丘高等学校、南西には日本学園中学校・高等学校があります。そのため明大前駅の周辺は、学生街として賑わっており、お手頃で親しみやすいお店が多く広がっています。

数あるお店の中でも一番駅に近いのは、井の頭線の下りのホームからつながっている、駅ビルのショッピングモール「フレンテ明大前」です。1階はスーパーマーケットの京王ストア、2階はカフェやレストランや本屋さん、そして3階~5階にはフィットネスクラブとさまざまな店舗が入っています。なお、井の頭線下りのホームにも、カレーショップやドーナツ店などが並んでいます。平日朝は忙しくて立ち寄れないかもしれませんが、帰りやオフの日などにはふらっと立ち寄っても楽しいかもしれません。

また、京王電鉄の公式ホームページでは、京王沿線各駅の周辺情報をまとめたサイト「街はぴ」へのリンクを掲載しています。

「街はぴ」明大前駅のコンテンツ一覧

こちらを見ると、町のパン屋さんやカフェ、純喫茶などの庶民的なお店を発見することができるので、明大前に住んだ際には重宝するのではないでしょうか。

明大前駅の一人暮らし向け物件はこちら!

明大前駅の通勤ラッシュ・混雑時間の実態を調査してみた

明大前駅の混雑状況についての情報を集めてみました。

混雑率について

混雑率とは、電車の混み具合を数値化したものです。国土交通省では、混雑率の目安を下記のように発表しています。

混雑率について

混雑率とは、電車の混み具合を数値化したものです。国土交通省では、下記の目安を発表しています。

混雑率状況
100%定員乗車。座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる
150%広げて楽に新聞を読める
180%折りたたむなど無理をすれば新聞を読める
200%体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める
250%電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない

※出典:国土交通省ホームページ

明大前駅から新宿駅までの混雑率について

国土交通省が発表した2018年度のデータでは、東京圏全体におけるピーク時の平均混雑率が「163%」となっています。
そして、京王線においてはちょうど新宿へ向かう直前となる「下高井戸駅から明大前駅」の区間データが取られており、その混雑率は「167%」(最混雑時間帯である7:40~8:40の平均)と発表されています。その前後の時間帯は、6:40~7:40が126%、8:40~9:40が134%なので、混雑率が高い時間帯が通勤ラッシュの時間帯と合致していることがわかります。

ネットで検索をしても、京王線の通勤ラッシュ情報は数多くヒットします。特に上り電車の新宿行きは、午前中の時間帯は常に混んでいるという情報もあり、電車の中央はまだ余裕があるが、ドア付近になるとスマホを扱うのも難しいという混雑具合だそうです。

明大前駅の駅員さんに聞いてみた

通勤時間帯の混雑状況について、明大前駅の駅員さんに話を聞いてみました。
まずピークの時間帯について。新宿駅到着が7:50~8:50の電車が混雑となるため、その約10分前にあたる7:40~8:40が最大のピークとのことです。取材した日は比較的混雑していましたが、それでも大学が休みになっていることもあり通学者が少なく、従来はさらに混んでいるとのことでした。
新宿へ向かうにあたっては、急行などの種別は気にせず、2番線に到着の電車に乗れば新宿まで向かえます。ただし、新線新宿駅へ向かう電車があるという点は留意して欲しいとのことでした。
車両について、後ろ寄りが比較的空いているとのことでした。

明大前駅から乗った混雑率の実態を調査してみた

それでは、実際に明大前駅から乗って新宿駅に向かいつつ、混み具合の実態を調べてみましょう。

明大前駅の混み具合について

朝の明大前駅の改札口
朝8時15分過ぎの明大前駅の改札口です。
さすが平日の朝なので利用する人が絶えません。中学生や高校生も多く目につきました。

改札に入ってすぐ目の前の階段、あるいは右折してATMの向かいにある階段を上ると、新宿駅行きの2番線のホームとなります。
新宿駅行きの2番線のホーム
ホーム上では、1つの乗車位置に10名近くが並んでいました。軽く見回しても、たしかに後ろ寄りのほうが空いています(新宿行きの車両は10両編成、もしくは8両編成で、1号車が後ろ寄りとなります。新宿寄りとなる先頭は、10号車もしくは8号車です)。
新宿駅行きの2番線のホームの急行電車
今回は新宿駅到着まで、まだ時間的余裕があったので、今来たばかりの急行電車には乗らずに様子を見てみます。

10両編成の場合、改札を入って目の前の階段を上ると6号車、右折した先の階段を上ると5号車となります。また、7号車の前には井の頭線との連絡通路があるため、これら車両の前は、特に乗車する人が多いように感じました。
実際、電車に乗り込むのも一苦労で、足が車内に入りきれないという一幕も。
ホーム補助員が乗車をサポートする場面
駅員さんやホーム補助員(青い上着に蛍光イエローのリボン)の方が、乗車をサポートする場面が頻繁に見受けられました。
明大前駅ホームの中央付近
これらホームの中央付近には、混雑する旨を伝える貼り紙もありました。やはり混雑する時間帯は、後ろ寄りの車両を目指したほうが混雑は緩和できそうです。

今回は混雑を回避するためというわけで、後方を目指します。特に電車の到着直後は出口へと向かう人が多く、移動しづらいので注意が必要です。

明大前ホームの後ろ寄りの車両付近

実際、後ろ寄りの車両付近で並んで待っている人は数名程度でした。
ホームにいる駅員さんに話を聞くと、(通勤ラッシュがある7:40~8:40の中でも)ピークの山は8:20頃で以降は少しずつ緩和される、とのことでした。

明大前駅から新宿駅までの混み具合について

今回の調査では8時半に明大前駅を発車する、区間急行に乗りました。
待っている人も少なかったため、乗車時に押しあうというほどではありませんが、車内は混雑しており当然座ることはできませんでした。
体感の乗車率は150%程度でスマホを扱ったり、文庫本を読んだりはできる余裕はありました。電車の中央車両では、特にドア部分にいた人はスマホを扱っている余裕がなかったように見えましたので、そう考えると比較的空いているかもしれません。

各停の場合のみ代田橋駅に止まりますが、準特急や快速の場合は通過となり、次の停車駅は笹塚駅となります。明大前駅を出発して、約4分後に到着しました。

笹塚駅では一気に30人近くが下車しました。乗り込む人数は8人と少なめで、一気に車内に空間が生まれました。
座席状況に関しても、座席に座っていた人も3人ほど立ち上がりましたので、その前にいた人は着席することができました。
笹塚駅での乗車率は110%程度で、窮屈に感じることなく、約6分後に新宿駅に到着しました。
なお、新線新宿駅へ向かう各停電車(都営新宿線へ乗り入れるため行き先に「本八幡行き」などと表記)の場合は、笹塚駅から幡ヶ谷駅、初台駅にも停車します。
激しい混雑状況の新宿駅のホーム
予想はしていましたが、新宿駅のホームは激しい混雑状況です。
京王ライナーの号車案内
京王の新宿駅は、到着ホームによって出口がいろいろとあります。新宿駅到着後の目的地次第では、おすすめの列車や何号車が便利かという情報が異なってくるかもしれません。
今回降りた時は、新宿寄りの先頭車両方向へ向かって降りる人が多かったです。

明大前駅を快適に利用するためのポイント

明大前駅から新宿駅へ向かう際に、混雑を避けて快適に利用するためのポイントや情報を整理してみました。

・新宿駅へは乗り換えしないで行ける。なお、終点が新宿駅の電車と、新宿で都営新宿線とつながっている電車があり、後者の場合は到着駅が「新線新宿駅」となり若干ホームの位置などが違う。

・新宿駅へ向かうには2番線へ向かう。明大前駅の改札口を入ってすぐ目の前、もしくは右へ少し進んだ先の上り階段からホームに向かう。

・階段を上ってすぐと、その横の井の頭線との連絡通路へとつながる乗車位置は、待っている人が多い。明大前駅に電車が到着しても、乗り切れない場合もある。空いている車両を狙うのであれば、後ろ寄りの車両がおすすめです。

・笹塚駅で下車する人も多く、タイミングがあえば座れる可能性がある。

まとめ

以上、朝8時台に明大前駅から新宿駅へ向かう場合について、明大前駅の基本情報、通勤ラッシュ・混雑時間の情報についてご紹介しました。
改札口に入ってからの人の流れにまず圧倒されましたが、後方車両は意外と空間にゆとりがありました。朝の忙しい時だとホームを移動するのも大変かもしれませんが、余裕があるようでしたらおすすめです。
朝の通勤ラッシュは、少しでも快適に過ごしたいもの。ぜひ参考にしてください。

明大前駅の一人暮らし向け物件はこちら!


Woman.CHINTAIアプリの画像

Ranking

town Ranking