永福町駅の通勤情報がまるわかり!実際の混み具合や混雑率、混雑時間(ラッシュ)を調査 | 女性の一人暮らし・賃貸物件なら【Woman.CHINTAI】    
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永福町駅の通勤情報がまるわかり!実際の混み具合や混雑率、混雑時間(ラッシュ)を調査【一人暮らし】

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永福町(えいふくちょう)駅は、東京都杉並区にある京王電鉄の駅で、渋谷駅吉祥寺駅を結ぶ「京王井の頭線」の主要駅の1つでもあります。周辺は静かな住宅地が建ち並び、駅周辺には商店街もありお店も多く、生活のしやすい街です。
ただ実際に生活をするにあたって、意外と大事となる情報は朝の通勤ラッシュの混雑についてです。これは、生活を始めてみないとわからないことも多く、例えば新宿の都心へ出る場合、朝の駅はどれくらいの混雑になるのでしょうか。少しでも空いている車両などはあるのでしょうか。

そこでWoman.CHINTAI編集部では、朝の通勤時間帯に世界最多の乗降員数を誇る新宿駅に電車で向かうと仮定して、混み具合や混雑率などの通勤情報をリサーチしてみました。
朝9時前までに新宿に到着を目指しつつ混雑を緩和するにはどうしたら良いのか? 後半には、実際に編集部員が乗車して体験した生の声もお届けします!

永福町駅の特徴と基本情報

永福町駅の階段

永福町駅の基本データ

永福町駅は、東京都杉並区の南部にある京王電鉄の駅で、通っている路線は井の頭線のみになります。ちなみに、永福町駅から吉祥寺方面へ向けては、西永福駅浜田山駅高井戸駅富士見ヶ丘駅久我山駅と杉並区内にある駅が続きます。逆に渋谷方面へ向けては、永福町のすぐ隣の明大前駅から世田谷区へ入ります。
乗降人員(乗った人・降りた人の合計)は、2018年度の1日平均で、33,719人です。

列車種別について、京王電鉄の電車は特急・準特急・急行・区間急行・快速・各停があります。そして永福町駅のある井の頭線では、このうち急行と各停が停車します。ただし、平日の朝7時台前半から8時台後半までの間は、各停の電車しか走っていないので、来た電車にすぐに乗れば一番早いということになります。ちなみに永福町駅は、各停が止まった際に急行との待ち合わせが行われる駅でもあります。
発車本数は、朝7時から9時までの2時間の間に合計50本。つまり、2~3分に1本の間隔で電車が運行していることになります。

駅構内の構造について、永福町駅は北口と南口の2つの出入り口がありますが、改札は地上2階部の1か所のみです。ホームは地上1階部に上りと下りがそれぞれ別にあり、改札内から階段やエスカレーターなどで降りる形で改札を入って左側が下りの1・2番線で吉祥寺方面、右側が上りの明大前や渋谷方面となります。

永福町駅から新宿駅へのアクセス

新宿駅も京王電鉄の駅ですが、永福町駅からの直通はありません。
永福町から新宿駅へ向かう標準のルートは、井の頭線の上りで1つ隣の明大前駅で乗り換えて、京王線で新宿駅へ向かうという流れです。所要時間は永福町駅から明大前駅までが2分、明大前駅から新宿駅までが8~11分で、乗り換えや待ち時間を加味するとトータルで20分弱。運賃は157円です(2020年2月時点でのデータ。ICカード利用時)。急行や各停など電車種別による料金の違いはありません。

なお明大前駅からの京王線は、特急・準特急・急行・区間急行・快速・各停など(全席座席指定の京王ライナーを除く)すべての列車が停車します。そのため、電車種別によって新宿駅へ向かう途中の停車駅が異なり、若干時間に違いが生じます。
また明大前からは、京王線の「新宿駅」へ向かう電車だけでなく、都営地下鉄新宿線へ接続する電車も発車しています。後者の場合の到着駅は「新線新宿駅」などと表記されます。同じ新宿駅構内にあり、改札内連絡通路などで移動もできますが、ホームの位置などがやや離れているため、新宿駅到着後の目的地によっては近くなることもあるかもしれま
せんが、一応留意しておくと良いでしょう。新線新宿駅へ向かう列車は、乗り入れた先の都営新宿線の駅である「本八幡駅」や「大島駅」が行き先として表示されています。

永福町駅周辺の情報

永福町駅周辺は住宅地が多めですが、南北に走る永福通り沿いにはお店も多く並んでいます。なかには、行列のできるピザ店や、有名なラーメン店などもあるそうです。

また、駅から北へ8分ほど歩くと、テニスコートやバーベキュー広場、サイクリング広場などを有した、広大な和田堀公園があります。
そして、駅から南へ徒歩5分ほどの位置には、駅名そして町名の由来になっている、永福寺というお寺があります。

永福町駅の通勤ラッシュ・混雑時間の実態を調査してみた

永福町駅の混雑状況についての情報を集めてみました。

混雑率について

混雑率とは、電車の混み具合を数値化したものです。国土交通省では、下記の目安を発表しています。

混雑率状況
100%定員乗車。座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる
150%広げて楽に新聞を読める
180%折りたたむなど無理をすれば新聞を読める
200%体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める
250%電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない

※出典:国土交通省ホームページ

永福町駅から新宿駅までの混雑率について

国土交通省が発表した2018年度のデータでは、東京圏全体のピーク時の平均混雑率が「163%」となっています。
今回のルートに関連する、井の頭線の上りと京王線の上りについてもデータが発表されています。今回のルートにこそ入り込んではいませんが、「井の頭線の上り」は池ノ上駅から駒場東大前駅の区間で「148%」(最混雑時間帯である7:45~8:45の平均、以下同じ)です。そして明大前駅で乗り換えてからの「京王線上り」はちょうど直前の下高井戸駅から明大前駅の区間で「167%」(7:40~8:40の平均)というデータが発表されています。どうやら京王線では、平均よりも混雑を覚悟する必要はありそうです。

永福町駅の駅員さんに聞いてみた

朝の電車の混雑状況について、永福町駅の駅員さんに話を聞いてみました。
今回取材した日は、新型コロナウイルスによる活動自粛が呼びかけられる直前だったため、激的に時差通勤があったわけではないですが、通常よりも混雑は少なめとのことでした。
ピークの時間帯は、基本朝の9時まではずっと混雑は続いているそうで、空いている車両は後ろ寄りとのことでした。

続いて明大前駅の駅員さんの話。混雑の時間帯についてはほぼ同様で7:40~8:40の間とのこと。特に中間を少し過ぎた8:20頃にピークの山場がくるそうです。車両については、こちらも混雑が少ないほうが良いのであれば、後ろ寄りが比較的空いているとのこと。
なお、取材したこの日の混雑具合についてはやはり少なめで、大学が冬休みになっていることも影響しているとのお話でした。

永福町駅から乗った混雑率の実態を調査してみた

それでは、実際に永福町駅から乗って新宿駅に向かいつつ、混み具合の実態を調べてみましょう。

永福町駅の混み具合について

永福町駅から新宿駅までは約20分なので、9時ギリギリの到着でOKならば8時半過ぎの出発でも間に合います。今回はもう少し余裕を持って、そして混雑がやや多めとなるらしい、朝8時過ぎの出発で目指すことにしました。

朝の永福町駅の駅前

まず朝8頃の永福町駅の駅前です。北口は東西に延びている井の頭通りの道路に面しています。特にバス停もあり、降りた人がいっせいに駅へ向かう姿が印象的でした。

永福町駅へ向かう人々の姿
永福町駅は、駅ビル「京王リトナード永福町」の2階にあり、階段やエスカレーターで、駅ビル内を移動することとなります。朝8時の段階では、ベーカリー&カフェのお店が開いていました。また、改札の横には京王グループのコンビニ・K-SHOPが開いています。家で朝ご飯を食べる余裕がなかった時でも、ホッとひと息をついたり、急いで何かを買ったりとできそうです。

永福町駅の改札

改札は1ヶ所いうこともあり、利用する人は多めです。
特に、バスから降りて一斉に向かう人など、波があるように感じました。

永福町駅の3・4番線へ向かう通路

井の頭線の下りは、3・4番線からの発車となります。改札を入って右側に3・4番線へと降りる階段などがあります。
井の頭線は5両編成で、先頭が5号車です。エスカレーターで降りると2号車の前、階段で下りると4・5号車の前、エレベーターで下りると3号車の前に出ます。

永福町駅のホーム地面の案内
先頭は混んでいる旨は、ホームの地面にも案内が書かれていました。少し、後方寄りの3両目へ移動します。
電車が到着した永福町駅のホーム
電車が到着しました。待っている人の数は、2・3人程度と少なめです。発車本数が多いからかもしれません。

永福町駅から新宿駅までの混み具合について

京王井の頭線に乗車し、まずは隣の明大前駅を目指します。
体感の混雑率は110%といったところ。
座席は埋まっていて立ちっぱなしとなりますが、新聞を広げて読んでいるビジネスマンもいました。さすがに全員が広げるまでのスペースこそありませんが、体も比較的自由に動かすことができます。2分後、明大前駅へ到着です。
明大前駅のホーム
車内からは20人以上がいっせいに降り、その後、それ以上の人が乗り込み、混雑度を増して井の頭線は出発しました。
逆にホーム上も、階段やエスカレーターが大混雑をしており、多くは京王線への乗り換えへ向かっているようです。
明大前駅の井の頭線上りのホーム
到着した明大前駅の井の頭線上りのホームは、4番線となります。目指す京王線上りのホームは2番線です。
4番線ホームについて、2番線へと向かう上りのエスカレーターは4号車と3号車のドア前に、エレベーターは5号車の前にあります。井の頭線内の混雑を避けるか、明大前駅でのスムーズな乗り換えを急ぐかによって、乗り込む車両を決めると良いかもしれません。

新宿駅へ向かう京王線の2番線
エスカレーターで上って通路をまっすぐ進むと、新宿駅へ向かう京王線の2番線に着きました。
京王線は10両もしくは8両編成で、1号車が最後尾、10もしくは8号車が先頭の新宿寄りと7号車の前は、特に人が多め。1つの乗車位置の前に20人近くが並んでいて、ホームにも人が溢れそうであまりの混雑に、電車に乗り込めない人もいました。
ただし、こちらも平日朝7時から9時までの2時間に、合計54本の電車が発車するので、1,2本乗り過ごしても、4,5分程度の遅れですみそうです。

今回は、空いていると聞いた後ろ寄りの1号車方面に向かいます。こちらは、待っている人の数は数人程度です。
到着した電車はさすがに満員で、座ることはできません。
乗車率はぐっと上がって体感で150%。スマホを扱ったり、文庫本を読んだりはできそうです。ただし、先程の7号車では、ドア付近の人はスマホを扱う余裕も無さそうでしたので、人が少なめの車両という点は大きいかもしれません。

各停の場合のみ代田橋駅に止まりますが、準特急や快速の場合は通過となり、次の停車駅は笹塚駅となります。永福町駅を出発して、約4分後の到着です。
今回はこの笹塚駅で、一気に約30人が降りました。乗り込む人数も8人と少なめ。そのため、先程の井の頭線くらいのゆとりができました。そしてそのまま、約6分後に新宿駅に到着しました。

なります。井の頭線のホームを昇ってからの連絡通路を進むと、10両編成の場合7号車の前に到着します。
明大前駅の7号車の前

永福町駅を快適に利用するためのポイント

永福町駅から新宿駅へ向かう際に、混雑を避けて快適に利用するためのポイントや情報を整理してみました。

・永福町駅から新宿駅へは、井の頭線で明大前駅に向かって京王線に乗り換えて向かうルートのみ。

・平日朝の電車の本数は、井の頭線も京王線も2~3分に1本の割合で発車するので、乗り過ごしても長く待つことはない。

・永福町駅から明大前駅までの井の頭線は、先頭の5・4号車は混んでいて、後ろ寄りは空いている。ただし、明大前駅での乗り換えは5・4号車が便利。

・明大前駅では乗り換えで利用する人が大変多い。また、7号車など通路に面する車両は大変混雑して、20人近くが並んでいる。空いている車両を狙うのであれば、こちらも後ろ寄りの車両がおすすめ。

・明大前駅からの京王線の乗り始めは激混みだが、今回は途中の笹塚駅で下車する人も多く、以降は空いていた。

まとめ

以上、朝8時台に永福町駅から新宿駅へ向かう場合について、永福町駅の基本情報、通勤ラッシュ・混雑時間の情報について、ご紹介しました。
永福町駅、そして井の頭線の混み具合はまあまあでしたが、明大前駅での乗り換えが非常に混雑していた印象がありました。
朝の通勤ラッシュは、少しでも快適に過ごしたいもの。ぜひ参考にしてみてください。


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