- odekake
- 2019/08/08
街の本屋さんに、おなじ質問をききました。
この企画では、個人の本屋さんにメールで同じ質問をお送りし、いただいた回答を掲載します。
次の回答者(本屋さん)もご紹介いただくリレー記事です。
数十店とあつまれば、すてきなアーカイブができるかも……?
読書ずきのあなた、街歩きがすきなあなた。
週末のおでかけ先を迷うあなたに。
お気に入りのお店をさがしてみてくださいね。
「Title」店主・辻山良雄さんにききました。
荻窪の本屋「Title」の開店日:2016年1月10日
「Title」という店名の由来:
― 本に関係する名前で、短く覚えやすいという以外は特になし。(店の名前は「うつわ」みたいなもので、あとから意味はついてくる。)
この街に本屋さんを開いた理由:
― まわりに作家、編集者、デザイナーなど、本の仕事をしている人も多く、よい古本屋も多い。つまり本と仲良しの街だから。
「Title」のコンセプトや、大切にしていることは:
― 無理をしない。
あなたにとっての「本」とは:
― あたりまえにそこにあるもの。
選書のルールなど、こだわり:
― その場限りではなく、ずっと読み継がれそうな本を選ぶこと。
「Title」が得意な本のジャンル:
― 文学、芸術、人文、暮らし、絵本
辻山さんがhaletto読者におすすめしたい本:
― ナカムラケンタ『生きるように働く』(ミシマ社)
辻山さんがすきな ことば/うた/たべもの、のどれか:
― うなぎ
最近のマイブーム:
― 銭湯
「Title」の近くで、お気に入りの場所や風景:
― 善福寺公園
「八丁」バス停から、関東バス南善福寺行きに乗り、「善福寺公園」バス停下車すぐ。(乗車時間7分ほど)
本を買った帰り、立ち寄ってほしい場所:
― 「Bakeshop Turquoise」、「ことぶき食堂」
この街を紹介してください:
― 荻窪は外からくる人に向けて取り繕うわけではなく、その顔は街に暮らす人に向いている。だから一見内向的で、ほかの街と変わらないように見えるが、しばらくいるとその独特のよさがわかる。大通りから路地に入ると道は曲がりくねり、歴史の古さを感じる場所も多く、そのような場所の近くには、個人でやっている「よい店」が点在している。生活と趣味が隣同士にある、成熟した街だ。
次のお店をご紹介いただけますでしょうか:
― 往来堂書店(千駄木)
辻山さん、ご回答ありがとうございました。バトンを、次の本屋さんへとつなぎます。
千駄木の本屋「往来堂書店」笈入建志さん ― 本屋さんのいる街②
Title(タイトル)
東京都杉並区桃井1-5-2
TEL:03-6884-2894
営業時間:12:00-21:00
定休日:水曜・第三火曜
https://www.title-books.com/
https://twitter.com/Title_books
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※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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