- research
- 2019/03/20
一人暮らしの人にとって、お部屋は学校や仕事を終えてほっと一息つける自分だけの特別な空間。だからこそ、一人暮らしのお部屋探しは絶対に失敗したくないですよね。
今回、Woman.CHINTAIと、お部屋作りのアイディアを紹介するインスタグラムマガジン『make my room』がコラボして、「お部屋探しに関するお悩み相談座談会」を実施しました。今まさにお部屋探しをしている3人の参加者が抱えるリアルなお悩みを、一人暮らしの先輩とお部屋探しのプロにぶつけていただきました!
まず前編では、家賃やエリアの設定、お部屋の設備など、部屋探しを始める前に決めておきたい条件についてのお話をお届けします。
目次
座談会参加者プロフィール
お部屋探しに悩んでいる「make my room」のフォロワー
カオリさん(18歳/高校生)
都内で実家暮らし中。春から名古屋の大学に進学予定で、一人暮らし用のお部屋を探している。
カナエさん(29歳/会社員)
転職を機に上京し、都内のシェアハウスに住んでいる。5月頃から一人暮らしをスタートする予定でお部屋を探しているが、関東での一人暮らしは初めてなので不安。
ユイカさん(28歳/アルバイト)
埼玉県で一人暮らし中。昨年10月に引越した家があまり好きになれず、今度こそはお気に入りのお部屋を見つけたい。
関東在住の一人暮らしの先輩
sachikaさん(29歳/販売員)
埼玉県で一人暮らし中。一人暮らし歴は6年。
mamiさん(29歳/サービス業)
東京23区内で一人暮らし中。一人暮らし歴は5年。
Woman.CHINTAIスタッフ
相馬
和田
お部屋探しのプロ。日々LINEのチャット上でお客様の要望にあった賃貸物件を紹介している。
make my room 編集部
佐藤
首都圏での一人暮らし、まず気になるのは「家賃」事情
make my room 佐藤
「皆さんお部屋を探している中で、一番不安なことって何ですか?」
カナエ
「東京での一人暮らしは初めてなので、家賃事情がわからず不安です。家賃をいくらくらいに設定して探すのがいいんでしょうか…?」
sachika
「私は、お給料や光熱費などを事前に計算した上で、『家賃は65,000円までしか出せません!』というのを先に不動産会社に伝えていました。お部屋探しを始めたのが繁忙期の1月でただでさえ物件がない時期だったんですが、不動産会社にものすごく頑張ってもらって、今の物件が見つかりました」 make my room 佐藤
「最初に家賃の上限を決めてその中でお部屋を探していたんですね。mamiさんはどうですか?」
mami
「私は愛知から上京してきたんですが、愛知だと5万円あれば綺麗でいいお部屋に住めるんです。なので、東京でもなるべく家賃を上げたくなくて6万円を上限に探していました。やっぱり都心から外れた地域の方が家賃が安いので、安いエリアを中心に調べていましたね。今のお部屋は6万円以内で理想どおりの条件が揃っていたのでここでいいや!と思って決めました」
カナエ
「6万円以内でも見つかるんですね!やっぱり駅から遠いですか?」
mami
「駅から徒歩3分で、しかも新築です!」
全員
「えー!すごい!!」
make my room 佐藤
「都内でも、エリアによっては安くていい物件が見つかるんですね!」
カナエ
「都心から離れていても、急行が止まるような駅だと家賃はどうしても高くなっちゃいますか?」 Woman.CHINTAI 相馬
「そうですね。ターミナルと呼ばれるような便利な駅周辺は、家賃が高くなりがちです。都心に近い駅よりも、快速が止まる駅の方が高かったりもします!便利な駅に住みたいという相談をいただくことが多いんですが、人が多すぎて朝電車に乗れないなんて話を聞くこともありますし、安く住みたいなら1、2駅ずらすのがおすすめです。それだけでだいぶ家賃も変わってきますよ」
make my room 佐藤
「これからお部屋探しをするみなさんは、家賃はどのくらいにしようと思っていますか?」
カナエ
「私はできれば6万円に収めたいなって思っているんですけど、ネットで探してみると、都心から遠かったり、最寄り駅から遠かったり…みなさんいい物件に出会えたのがうらやましいです。やっぱり時期も関係しているんですかね?」
Woman.CHINTAI 相馬
「そうですね。2月、3月はみなさんが引越しをする繁忙期と言われる時期なので、大家さんも強気になっていることが多く、敷金礼金などの諸経費の値引きの相談することが難しいです。逆に夏場や秋口過ぎだと部屋探しに来る方も少なくなるので、その時期に探すのがポイントですね!」
これだけは譲れない!お部屋探しで重視したポイントは?
make my room 佐藤
「ユイカさんは、すでに一人暮らしをしていますが、今の部屋はあまり気に入っていないんですよね…?」
ユイカ
「今の部屋は、急遽引っ越すことになって慌てて決めてしまったので、あまり気に入っていないんです。次は好きになれるお家に引越したいと思っているんですが、何を決め手にしてお部屋を探せばいいのかわからなくて…。みなさんのお部屋探しのポイントを教えてほしいです!」
<sachikaさんの部屋探しのポイント>設備も立地も欲張りたい!理想の条件を細かく指定
sachika
「私はすごく細かく条件を指定していました。駅から5分以内で、駅から家に帰るまでにコンビニかスーパーがあって、部屋もクローゼットも広くて、お風呂とトイレは別がよくて、独立洗面台もほししい! 場所としては、職場がある新宿までドアtoドアで1時間以内かつ乗り換え1回までで行けるところ。そして、できれば築浅がいいなあ…と(笑)」
全員
「その条件に合うお部屋が見つかったのがすごい!」
sachika
「都内だと条件に合う物件が1つもなかったので、埼玉のお部屋に決めたんです。東京の奥地よりも埼玉の中心の方が意外と都心へのアクセスが良かったりするので。どうしても都内がいいというのでなければ、埼玉県なども視野に入れると条件に合うお部屋が見つかると思います」
sachikaさんのお部屋
埼玉県内、駅徒歩5分、1K(洋7畳)、家賃64,000円、バストイレ別、独立洗面台付き
<mamiさんの部屋探しのポイント>周辺環境を重視したお部屋探し
mami
「私は駅から家までの間に薬局、コンビニ、スーパーがあることを条件にしていました。あとは、郵便局とメインバンクも。今の部屋は、その周辺環境と家賃が条件に合っていたので即決できました」
make my room 佐藤
「5.2畳のお部屋だとそこまで広さはないですよね?」
mami
「普段自炊をしないので、家で食事をすることがあんまり多くないんです。なので、普通だと“ドン!”っとお部屋のメインになるテーブルが必要なくて。細長いテーブルを壁に付けて使用することで、狭いお部屋でも通路を確保できています」
mamiさんのお部屋
東京23区内、駅徒歩3分、1K(洋5.2畳)、家賃59,000円
make my room 佐藤
「お二人とも理想の物件に巡り会えた感じがしますが、妥協したポイントもあるのでしょうか?」
sachika
「追い炊きは諦めました!」
mami
「妥協というほどでもないんですが、しいて言うならベランダが狭いところですね。愛知県に住んでいた時はどこもベランダがついていんですが、東京だとやっぱりついていない物件も多くて…。でも今のお部屋への満足度は高いです!」
自分に合ったエリアはどうやって探せばいいの?
make my room 佐藤
「sachikaさんもmamiさんも都心から少しエリアをずらすことで、理想のお部屋を見つけたようですが、お部屋探し中のみなさんは、エリアはすでに決まっているんですか?」
ユイカ
「私は職場までのアクセスのいいエリアで探しています」
カオリ
「私の場合は一人暮らしも初めてで、しかも大学が名古屋なので、どのエリアがいいのかもピンと来ていなくて…」
Woman.CHINTAI 和田
「エリアや条件設定に悩んでいるなら、Woman.CHINTAIの『あなたのタイプに合わせたお部屋診断』をぜひ使ってみてください!」
Woman.CHINTAI 和田
「通勤・通学先の駅名と希望の分数を入力して、タイプ診断に答えていくと、自分の性格に合ったおすすめのエリアが表示されるんです!これなら、土地勘が無い人でも、エリアや条件を決めることができます」
「女性に人気のおしゃれな街がいい!料理をするので水まわりの充実したお部屋がいい!など、女性のお客様からよくリクエストされる条件を適用しているので、きっと好みの物件に出会えると思います」
カオリ
「大学の駅名で調べてみたらたくさん物件が出てきました!」
お部屋探しをする際は、まずは自分の妥協したくないポイントを見つけよう!
家賃が高いイメージがある首都圏でも、都心から離れたエリアを選んだり、お部屋の広さや設備など妥協できるポイントを見つけることで、比較的お安くお気に入りのお部屋を見つけることができそうですね。
まずは、「ここだけはゆずれない!」という自分のこだわりポイントを見つけてみてください。
お部屋探しの条件が決まったら、いよいよお部屋探しがスタート! 後編では 内見の時に見ておくポイントや良い物件の探し方などをお届けします。
後編はこちら!
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