【派遣女子・一人暮らし】貯金はどれくらい？ 実践者に聞きました

自分のライフスタイルに合わせた働き方ができる一方、世間からは「収入が安定しない」などのマイナスイメージを持たれがちな派遣社員。でも、それって本当？

今回ご登場いただいたのは、メディア会社で派遣社員として働く荒木舞花さん。一人暮らしをしながら〝しっかり貯金もしている〟という荒木さんに、派遣女子のリアルなマネー事情を聞いてみました。

一人暮らしの派遣女子にインタビュー！

PROFILE

• 名前：荒木舞花さん
• 年齢：27歳
• 一日の勤務時間：7.5時間
• 趣味：スケートボード、ピアノ、アクセサリー作り、古着屋巡り

ー荒木さんが一人暮らしを始められるまでの経緯を教えてください

23歳の時、当時付き合っていた彼と同棲を始めたのがきっかけで千葉県の実家を出たんですが、2年後にお別れしまして（笑）。当初は「一人暮らしなんてできない！」と、実家に帰ろうか悩みました。でも、親元から自立した生活は楽しかったので、その時の貯金を全部使って引越しました。

ー今のお部屋を選ぶ上で決め手となったところは何ですか？

3月に物件探しを始めたので、希望条件に合うところはほとんど埋まってて……。それで家賃以外の条件を少しだけゆるめて、4件ほど内見させてもらってから今の部屋に決めました。

一人暮らしに対しての不安が大きかったので、治安が良いエリアであることは第一条件でした。もちろん、物件自体のセキュリティーも万全なほうが良いので〝オートロック〟、そして〝女性専用〟です。駅から歩いて5分の好アクセスも決め手になりました。

ー家賃だけは条件をゆるめなかった理由は何ですか？

生活費は自分次第で調整できるけど、家賃だけは変えられないですよね。一人暮らしをしていると1万円の価値って、とても大きいです。1万円あったら生活が変わりますから。

女性専用の物件は競争率が低いので、家賃が安く設定されていることが多いんです。リノベーション済みですが築年数もかなり古く、ユニットバスだったので、今の部屋は人気エリアにあるんですが「家賃は7万円以下」の条件をクリアできました。

ーお部屋のインテリアなどで工夫していることはありますか？

靴やアクセサリーの収納はつっぱり棒や網にかけて収納しています。

派遣女子・一人暮らしの生活費や毎月の出費はどれくらい？

荒木さんの1ヶ月の支出額と貯金額は下記のとおり。派遣社員は交通費が支給されないケースが多く、荒木さんも交通費は自己負担しています。家賃は相場より約2万円安く、かなりの穴場物件に住んでいるようです。

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派遣女子・一人暮らしでも貯金はできる！

ー一人暮らしの派遣女子でも貯金はできますか？

できます！ どんなにズボラな人でも「今月お金ない……」って時は使わないじゃないですか。本当にシンプルなことなのですが、使いすぎたらセーブすればいいし、使わなかった分は貯金に回せばいいと思います。

ーもし引越ししたくなった場合の費用も貯められますか？

契約更新の〝2年しばり〟って貯金するのにちょうどいい期間だなと。引越ししようか止めようか迷ったら、更新料と引越し費用を比較して、無理のないほうを選択してみたらどうでしょうか。

ー荒木さんの貯金テクニックを教えてください

自作のアクセサリーをネットフリマで販売したり、前職（アパレル）のノウハウを生かして古着屋とか海外サイトから洋服を買い付けて知人に販売したりと、趣味をお金にしている部分があります。これらの収入は全て貯金してますね。

次ページでは、派遣女子・一人暮らしの節約の工夫やポイントを解説します！