- odekake
- 2019/09/02
おしゃれなカフェが多い吉祥寺。街歩きの休憩に、ヘルシーでさっぱりしたスイーツが食べたいな。そんな気分にぴったりの、旬の果物とさわやかなヨーグルトスイーツを提供しているのが「ウッドベリーズマルシェ」です。
井の頭公園側にある「ウッドベリーズ本店」の2号店として2013年にオープン。
今しか食べられない季節のフルーツパフェと自慢の生フローズンヨーグルトにひんやり癒されてきました。
目次
- 1 吉祥寺駅から徒歩4分。生フローズンヨーグルトをたっぷり味わうカフェ「ウッドベリーズマルシェ」
- 2 たっぷりの陽を浴びて過ごす「ウッドベリーズマルシェ」のゆったりカフェタイム
- 3 「ウッドベリーズ」の看板スイーツ「生フローズンヨーグルト」
- 4 果物との相性を一番に引き出す、生フローズンヨーグルトへのこだわり
- 5 「ウッドベリーズマルシェ」だけで味わえる、旬のフルーツパフェ
- 6 すべては果物の味しだい。「ウッドベリーズマルシェ」を支える契約農家さんたち
- 7 「ウッドベリーズ」のスイーツに欠かせない自家発酵のヨーグルト
- 8 「ウッドベリーズマルシェ」のカフェランチはフルーツサンドやヘルシーなサンドイッチ
- 9 自宅でも「ウッドベリーズ」のおいしさを。持ち帰りやギフト、果物の販売も
- 10 吉祥寺さんぽの合間にひんやりうるおう「ウッドベリーズマルシェ」のスイーツ
吉祥寺駅から徒歩4分。生フローズンヨーグルトをたっぷり味わうカフェ「ウッドベリーズマルシェ」
吉祥寺駅北口から右手の横断歩道を渡り、ヨドバシカメラを通過したところを右に曲がると見えてくるのが「ウッドベリーズマルシェ」。
駅から徒歩4分、大通りから1本裏道に入った落ち着いた場所にあります。
たっぷりの陽を浴びて過ごす「ウッドベリーズマルシェ」のゆったりカフェタイム
一歩足を踏み入れると、外からは想像つかないほど明るく開放的な空間が広がっていました。大きなガラス張りの窓からは、たっぷり陽の光が入り込みます。
「夏は少しまぶしいくらいですが、冬はぽかぽかしてとても居心地がいいんですよ」と教えてくださったのは、店長の三島さん。
三島さん:「すぐお隣が図書館なので、図書館帰りの親子連れの方や、おひとりでゆっくり読書をしている方、お年寄りの方など幅広い年齢層の方がいらっしゃいますね。ゆったりとリラックスできる空間づくりを心がけています」
取材の間もおひとりでゆっくりパフェを味わいに来た年配の方や、小さなお子さま連れのお母さんも多く見かけました。
「ウッドベリーズ」の看板スイーツ「生フローズンヨーグルト」
吉祥寺の井の頭公園近くにある「ウッドベリーズ本店」では、生フローズンヨーグルトのテイクアウトをメインに扱っていて、種類も豊富。2号店の「ウッドベリーズマルシェ」では、生フローズンヨーグルトのほかにヨーグルトと果物を使ったパフェやフルーツサンドなどを、カフェスペースでゆったり味わうことができます。
本店とマルシェ店ともにお店の看板メニューでもあるのが、「生フローズンヨーグルト」。
自然素材のみを原材料にした生フローズンヨーグルトは、サイズがS(税込350円)、M(税込420円)、ダブル(税込580円)の3種類から選べます。味は定番のヨーグルト、ミックスベリーや、旬の果物を使った限定メニューも。
新鮮な季節の果物と、さっぱりとしたヨーグルトのハーモニーが魅力です。
果物との相性を一番に引き出す、生フローズンヨーグルトへのこだわり
生フローズンヨーグルトのおいしさの秘訣は、ヨーグルトと果物のバランスなのだとか。
三島さん:「食べたとき一番おいしく感じるように、使う果物によってヨーグルトとの配分を微妙に変えているんですよ」
今回は定番メニューの中から、ミックスベリーを選びました。ベリーのピンク色がとっても鮮やか。中はブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーの3種類のベリーが混ざっていて、それぞれのつぶつぶ感をしっかりと楽しめます。
ベリーのほどよい酸味とヨーグルトのさわやかな甘さがマッチして、暑い季節にぴったりな味。
三島さん:「使っている機械の性質上、ヨーグルトの上の方は味が混ざっていて、下にいくにつれて果物のつぶつぶ感が増し、一番下は真っ白なベーシックのヨーグルトになっているんです。一般的なジェラートと違って均一ではなく、でこぼこな感じがとても『ウッドベリーズ』らしい良さかなと思います」
秋になるといちじく、梨、柿などのヨーグルトも提供されるそう。
三島さん:「季節ごとの旬の味を楽しめるのが、『ウッドベリーズマルシェ』の魅力です。ここに来れば季節を感じられるような場所でありたいと思っています」
「ウッドベリーズマルシェ」だけで味わえる、旬のフルーツパフェ
店内では生フローズンヨーグルトのほか、季節の果物を使ったヨーグルトパフェやフルーツサンドが味わえます。オーガニックコーヒーやハーブティーなどの各種ドリンクも充実。
「ウッドベリーズマルシェ」に訪れたらぜひ味わってほしいのが、新鮮な果物をふんだんに使ったパフェ。
定番の「フルーツパフェ」のほか、季節にちなんだ旬のパフェが2種類ほど並びます。いずれもこだわりの生フローズンヨーグルトがベースとなっていて、さっぱりとした味わいです。
旬のパフェは果物の状態によってこまめに変わり、1日の中で使う果物が変わることもあるのだとか。秋からはいちじくや梨、ぶどうのパフェが登場するそうです。
今回いただいたのはフルーツパフェのSサイズ(税込600円)。フルーツパフェのみ、中に入れる生フローズンヨーグルトの味を選ぶことができます。今回はベーシックなヨーグルト味に。
この日の果物は千葉県産のメロン、山梨県産の黎王(れいおう)というネクタリン、山梨県産の貴陽(きよう)というプラムの3種類。甘さと酸味のバランスを考えて、使う果物を決めているのだそうです。
皮つきの新鮮な果物たちは、どれもみずみずしいおいしさ。
特に黄桃の1種であるネクタリンの完熟した甘さにおどろき……!とっても濃厚でジューシーな味わいでした。
生フローズンヨーグルトが少し酸味のあるさっぱりとした味わいなので、果物の甘さが引き立ってよりおいしく感じます。
すべては果物の味しだい。「ウッドベリーズマルシェ」を支える契約農家さんたち
「ウッドベリーズマルシェ」では、果物をふんだんに使ったパフェを提供していることから、その味にはひときわこだわりがあります。
三島さん:「果物はほとんどが契約農家さんから直送されたものなんです。届いた果物の味を毎日確認しながら、一番おいしいタイミングを見極めてお出ししています」
「ウッドベリーズ」の果物は、代表がみずから全国に足を運び、契約農家の方と会って話をして見つけています。それも、「市場に出回っている果物では出すことのできない、果物の本当のおいしさを味わってほしい」という思いから。
三島さん:「届いたときはまだ熟していない果物もあって、すぐにはお出しできない場合も多いんです。一瞬のおいしさを見逃さないように、毎日果物と向き合う作業は大変です。でも、その果物の一番おいしい味と出合えた時は、本当にうれしいですね」
「ウッドベリーズ」のスイーツに欠かせない自家発酵のヨーグルト
「ウッドベリーズ」のヨーグルトはすべて「自家発酵」でつくられており、牛乳は長野県・八ヶ岳産のものを使用しています。
添加物は一切使用せず、加熱をほどこさないので、冷やしてもコクや素材の風味が損なわれず、乳酸菌がしっかり生きた状態で食べることができるのだそうです。
三島さん:「余計な加工は一切していないので、市販のヨーグルトよりも酸味が強く、さっぱりとした味わいが特徴です。酸味の中にきちんとコクも感じていただけると思います」
「ウッドベリーズマルシェ」のカフェランチはフルーツサンドやヘルシーなサンドイッチ
ほかのスイーツメニューと並んで人気なのがフルーツサンド。
ごろっとはみ出すほど果物がたっぷり使われたフルーツサンドはまるでパフェのよう。西東京市の「ブーランジェリービアリッツ」の食パンを使ったふわふわとした食感や、ヨーグルトのクリームを使ったさっぱりとした味わいが好評です。
画像提供:ウッドベリーズ
ランチはフルーツサンドとサンドイッチの2種類。どちらも自家製のヨーグルトドレッシングがかかったサラダに、選べるドリンク、フローズンヨーグルトかヨーグルトボウルがセットになっています。
まさにヨーグルトづくしのランチセット。例年7、8月はランチはお休みとのこと。
ヘルシーでさっぱり食べられるランチはちょっと小腹が空いた時にもぴったりですよ。
自宅でも「ウッドベリーズ」のおいしさを。持ち帰りやギフト、果物の販売も
生フローズンヨーグルトは、Sサイズのみお持ち帰りも可能。持ち歩き時間に応じて保冷剤を付けてくれるので(1時間以上は有料)、ご自宅でもひんやりスイーツを楽しめます。
マルシェでは、日によっては新鮮な旬の果物を購入することもできます。
また、毎週金曜八ヶ岳の「ウッドベリーズ農園」で育てられた新鮮な野菜も入荷します(11月頃まで)。吉祥寺で無農薬野菜が手に入るなんて嬉しいですよね。
吉祥寺さんぽの合間にひんやりうるおう「ウッドベリーズマルシェ」のスイーツ
おしゃれなお店やカフェが多くにぎやかなイメージの吉祥寺の中で、ほっとひと息つけるような落ち着いた雰囲気の「ウッドベリーズマルシェ」。
「ウッドベリーズ」のコンセプトである「心の緑に水を」とは、新鮮なヨーグルトと果物をいっしょに食べたときの“心の緑に水がしみわたるような気持ち”を表したもの。いそがしい日々の中でふと足を止めて季節の果物やさわやかなヨーグルトを口にすれば、じんわりとしあわせな気持ちがしみわたります。
お買い物のひと休みや本をじっくり読みたいとき、スイーツ好きなあの人との待ち合わせに、ぜひ立ち寄ってみてください。
ひんやりスイーツがきっと心をうるおしてくれますよ。
ウッドベリーズマルシェ
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-14
TEL:0422-27-1981
営業時間:
11:00-21:00(L.O. 20:00 ※フローズンヨーグルト以外 )
定休日:なし
https://www.woodberrys.co.jp/
取材・執筆:てい えみ
編集:夏梅 有希
※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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