- odekake
- 2019/09/18
目次
- 1 おにぎりを語るなら外せない! 定番の老舗
- 2 【大塚】おにぎり ぼんご
- 3 【十条】蒲田屋(かまたや)
- 4 とことん身体にいいものを! 無添加食材にこだわったおにぎり
- 5 【吉祥寺】金井米穀店(かないべいこくてん)
- 6 【代官山】OMUSUBI CAFE(おむすび かふぇ)
- 7 新しいコンセプトや斬新なメニューが楽しいニュースタイルのおにぎり専門店
- 8 【千駄木】おにぎりカフェ 利さく(りさく)
- 9 【小伝馬町】おむすびスタンド ANDON(アンドン)
- 10 【入谷】羽根つき焼きおにぎり専門店 GAO(ガオ)
- 11 【中目黒】Onigily Cafe(オニギリーカフェ)
- 12 老舗からニュースタイルまで、ラインナップ豊富な東京のおにぎり専門店
わたしたち日本人にとって、子どものころから欠かせない存在のおにぎり。遠足や運動会にはいつも決まっておにぎりだったという方もいるのでは? 新米がおいしい秋が近づいてきた今、改めてその魅力を再発見してみましょう。
東京にはお米の銘柄や具材にこだわった専門店、そしてニュースタイルのおにぎりを提供するお店など、さまざま揃っています。あなた好みのおいしいおにぎりを探しに出かけませんか。
おにぎりを語るなら外せない! 定番の老舗
カウンターでいただくもよし、テイクアウトしておうちでゆっくりいただくもよし。東京の暮らしに長年寄りそってきた、おにぎり界の大御所ともいえる2店をご紹介します。
【大塚】おにぎり ぼんご
55種類もの具材からお気に入りの組み合わせを見つけたい、下町のおにぎり屋さん
大塚駅北口から歩くこと数分。昭和35年創業の「おにぎりぼんご」はどこか懐かしい雰囲気が漂います。店内の壁にはぎっしりとお品書きが並び、その数なんと55種類!
こちらのお店のおにぎりは、大きめサイズにたっぷりの具材で食べ応えも十分。お米は店主の親戚のお米屋さんから仕入れる新潟産コシヒカリを使用しています。ギュッと握らずにふわふわ感を残した仕上がりと、パリッとした有明産の海苔が相性ばつぐん。
おにぎりにはトッピングを追加することもできます。人気メニューは定番の「しゃけ」に「すじこ」のトッピング。おにぎりの具としては珍しい組み合わせですが、これが抜群のコンビネーション! そのほか「卵黄」と「肉そぼろ」の組み合わせもなどもおすすめなんだとか。何度も訪れて、 多種類な具材のいろいろな組み合わせを試してみたくなりますね。
行列ができる人気店ですが、いつでもあたたかく迎え入れてくれる雰囲気と深夜24時までという長い営業時間もまた来たくなるポイント。もちろんテイクアウトも可能なので、具だくさんのおにぎりでおうちでホッとひと息つきたいときや仕事でお疲れの夜にも、立ち寄ってみませんか?
「おにぎり ぼんご」の詳しい記事を読む
人情あふれるおにぎりを味わう ― 大塚のおにぎり専門店「ぼんご」
「おにぎり ぼんご」店舗情報
東京都豊島区北大塚2-26-3 金田ビル1F
TEL:03-3910-5617
営業時間:11:30-24:00
定休日:日(祝・祭日は営業)
https://www.onigiribongo.info/
【十条】蒲田屋(かまたや)
商店街の人気者! 揚げもの系の具材が豊富な庶民の味方
都内でも有数の活気ある商店街「十条銀座」。アーケード街から一本入った路地にある「蒲田屋(かまたや)」は、地元の方々の食卓を彩り続けてきた地域密着型のおにぎり屋さん。毎日店頭のショーケースに並ぶおにぎりは、全部で45種。そのすべてが110円というお財布にも優しいお店です。
お昼ごはんを調達する人もいれば、部活帰りに空腹を満たす中高生も。次々とお客さんがとぎれないのは、商店街ならではの風景ですね。
「蒲田屋」には豊富な具材のおにぎりが並びます。なかでも、えびや唐揚げなど揚げもののおにぎりも人気。定番の「えび天」は正油と塩の2つから選ぶことができます。また、素揚げしたナスが使われた「なすみそ」など野菜系の具材も充実!
大きな商店街ではテイクアウトした食べ物を食べ歩きするのも楽しいですよね。街歩きをする前に、腹ごしらえに訪れてはいかがですか?
「蒲田屋」店舗情報
東京都北区上十条3-29-15
TEL:03-3906-2044
営業時間:6:30-17:00
定休日:月
とことん身体にいいものを! 無添加食材にこだわったおにぎり
お米のプロであるお米屋さんからおにぎり専門店まで、「無添加」に特にこだわったお店を紹介します。
【吉祥寺】金井米穀店(かないべいこくてん)
胚芽米と雑穀米で合わせる具材も変化。ハーモニーを楽しんで
「金井米穀店」公式Facebookより
吉祥寺駅西口を出て少し歩くと見えてくるのが、風に揺れる白いのれんが目印の「金井米穀店(かないべいこくてん)」。お米のプロであるお米屋さんがつくるおむすびに期待が高まります。
「金井米穀店」のおむすび は、7分づきのお米と雑穀米の2種類。7分づきのお米は「胚芽米(はいがまい)」とも呼ばれます。毎月違う品種のお米を使用しているため、何度か通って食べ比べをするのもいいですね。
「金井米穀店」公式Twitterより
おむすび は月〜土曜日の販売ですが、定番の「銀鮭」・「海苔の佃煮」・「ねぎ味噌」などのほか、木曜日には「とり五目」、土曜日には「赤飯」といった曜日限定のメニューもあるそう。無添加の具材を使うことと、すべて型を使わず手で握るのが金井米穀店のこだわりです。
「金井米穀店」公式Twitterより
「金井米穀店」はお米屋さんなので、「おいしさの感じ方は人それぞれ」という信念のもと、米選びのアドバイスにも乗ってくれます。小児食生活アドバイザー・お米アドバイザーの資格を持つ店主が親切にお米の世界を案内してくれますよ。
「金井米穀店」店舗情報
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-26-9
TEL:0422-22-5439
営業時間:
<月-金> 9:00-19:00
<土> 9:00-18:30
<祝> 9:00-18:00
定休日:日
http://www.kanai-come.com/index.html
【代官山】OMUSUBI CAFE(おむすび かふぇ)
子ども達にも安心して食べさせられる和食を提供。和スイーツも人気
「OMUSUBI CAFE」公式サイトより
「子どもたちには、旬の素材を使った化学調味料無添加の和食を食べてもらいたい」。そんなオーナーの想いが実って開店したのが「OMUSUBI CAFE(おむすび かふぇ)」です。
食べた人が思わずふる里を思い浮かべるような無添加で優しい味わいものをつくるというコンセプトは、おむすびはもちろんのこと、お惣菜やスイーツにも徹底されています。
「OMUSUBI CAFE」公式サイトより
そんな「OMUSUBI CAFE」があるのは代官山。渋谷駅の南側からアクセスすることもできます。
ランチタイムにはおむすびとお惣菜の組み合わせが選べる「選べるらんちせっと」がおすすめ。おむすびをメインにしたい人は「おむすび2個に主菜・副菜」、おかずを多く食べたい人は「おむすび1個に主菜・副菜2品」などが選べます。
「OMUSUBI CAFE」公式サイトより
食後のデザートやカフェタイムには和スイーツをどうぞ。白玉田舎汁粉やわらび餅など、ほっとする甘味が揃っています。煎茶やほうじ茶は急須でいただくことができますよ。
ディナータイムにはお酒も登場する「OMUSUBI CAFE」は、一日のどの時間帯でもゆっくりのんびり過ごすことのできるカフェです。
「OMUSUBI CAFE」店舗情報
東京都渋谷区猿楽町3-7 ヘーベルSTAY代官山 1階
TEL:03-6321-0168
営業時間:<水-月>11:00-21:00(L.O.20:00)
定休日:火
https://www.omusubi-cafe.jp/
新しいコンセプトや斬新なメニューが楽しいニュースタイルのおにぎり専門店
喫茶店仕込みのコーヒーまで楽しめるおにぎりカフェや本を読みながらおにぎりをいただけるお店など、独特のコンセプトが光る専門店を紹介します。
【千駄木】おにぎりカフェ 利さく(りさく)
時間帯に合わせたセットメニューがうれしいおにぎりカフェ
「おにぎりカフェ 利さく」公式サイトより
千駄木駅を団子坂方面に向かってすぐのところにある、割烹のような佇まいが素敵なお店「おにぎりカフェ 利さく(りさく)」。
朝8時からオープンしていて朝はモーニング、昼はランチ、夜はお重やスープなど、おにぎりとそれぞれの時間帯に合わせたメニューがセットで楽しめます。
「おにぎりカフェ 利さく」公式サイトより
おにぎりに使用するお米は白米と玄米の2種類。白米は群馬産コシヒカリ、玄米は茨城産ミルキークイーンです。羽釜で炊き上がる白米は驚くほどふっくらつやつや! 具には、魚介や梅干のほか自家製の佃煮など常時30種類以上が揃います。
「おにぎりカフェ 利さく」公式サイトより
おにぎりのセット(850円)は豚汁、グリーンカレー、季節のスープから選べます。豚汁は「肉団子が入っていておいしい!」と特に人気の一品。
ランチタイムにはお重(お惣菜4種盛り)と組み合わせたセットなども楽しめますよ。
なお、こちらのお店では喫茶店仕込みの本格コーヒーをいただくこともできます。
出勤前のほっこり朝ごはんにも、夜の晩酌のシメにも、そして時間に余裕のあるランチにも、いつでも心地よく過ごすことができますよ。
「おにぎりカフェ 利さく」店舗情報
東京都文京区千駄木2-31-6
TEL:03-5834-7292
営業時間:<木-火>9:00-20:00
定休日:水
https://www.risaku-tokyo.com/
【小伝馬町】おむすびスタンド ANDON(アンドン)
2階の書店でいただくこともできる、スタンド型のおむすび屋さん
ビルが立ち並ぶ日本橋の街なかに、焼杉の外壁がひときわ目をひくお店があります。こちらが「おむすびスタンド ANDON(アンドン)」。日本の伝統と今っぽさが融合した佇まいは存在感たっぷりです。
「おむすびスタンド ANDON」は1階がおむすび屋さん、2階が本屋さん、3階はイベントスペースという複合型のスペースになっています。1階のおむすび屋さんも夜になれば秋田の日本酒が楽しめる立ち飲み屋さんに変身! ひと味違った東京を楽しんでもらいたい、というのが「おむすびスタンド ANDON」の想いです。
画像提供:おむすびスタンド ANDON
ランチタイムにはおむすび2個と具沢山のお味噌汁にお漬物がついたセットを販売。おむすびは白いご飯に具が乗ったもの、ゆかりとワカメなどを混ぜ込んだもの、炊き込みご飯からお好きなものをセレクトできます。店内でいただくことも、テイクアウトもできますよ。
なお、現在ランチは土日のみの営業だそう。平日におむすび をいただきたい方は夜の立ち飲みスタイルでも提供しています。訪れる際には来店時間にご注意を。
画像提供:おむすびスタンド ANDON
店内で食べられるスペースは、1階のカウンターもしくは2階の本屋さん。おいしいおむすびを片手にお気に入りの本を読む、そんな幸せな時間が過ごせます。
ランチタイムにはおむすび2個と具沢山のお味噌汁にお漬物がついたセットを販売。おむすびは白いご飯に具が乗ったもの、ゆかりとワカメなどを混ぜ込んだもの、炊き込みご飯からお好きなものをセレクトできます。店内でいただくことも、テイクアウトもできますよ。
なお、現在ランチは土日のみの営業だそう。平日におむすび をいただきたい方は夜の立ち飲みスタイルでも提供しています。訪れる際には来店時間にご注意を。
「おむすびスタンド ANDON」の詳しい記事を読む
おむすび×本×イベントが楽しめる現代の長屋 ― 日本橋のおむすびスタンド「ANDON(アンドン)」
「おむすびスタンド ANDON」店舗情報
東京都中央区日本橋本町3-11-10
TEL:03-3527-2498
営業時間:
<月-金>17:00-23:00(L.O.22:00)
<土>11:00-23:00(L.O.22:00)
<日>11:00-21:00(L.O.20:00)
定休日:不定休
https://andon.shop
【入谷】羽根つき焼きおにぎり専門店 GAO(ガオ)
まるで餃子?! パリパリの羽根つきおにぎりがおいしく楽しいバースタイルの専門店
入谷駅から「おにぎり浅草宿六」と同じ通りを浅草方面に歩くと、「羽根つき焼きおにぎり専門店 GAO(ガオ)」があります。
こちらでいただけるのは「羽根つき焼きおにぎり」というなんとも新しいジャンルのおにぎり!
「gao-ガオ- 羽根つき焼きおにぎり専門店」公式Instagramより
まるで羽根つき餃子のように、おにぎりのまわりにパリパリの羽根がついています。餃子の場合は皮についた粉が羽根になりますが、おにぎりなので羽根の部分もお米で仕上がっています。焼きおにぎりにはたくさん種類があるので、グループで来店してシェアするのも楽しいですね。
「羽根付き焼きおにぎり専門店 GAO」の通常の営業スタイルは昼間は焼きおにぎりのテイクアウト、そして夜は立ち飲みバー。バータイムももちろん焼きおにぎりの注文は可能です。現在は不定期営業とのことなので、お出かけの際は事前のご確認を。
週末はイベント出店していることもあるそうなので、こちらもお出かけ前に店舗のSNSなどを確認してみてくださいね。
「羽根付き焼きおにぎり専門店 GAO」店舗情報
東京都台東区入谷2-3-3
TEL:03-6887-0435
営業時間:Instagram、Facebookからスケジュールをご確認ください
Instagram / Facebook
【中目黒】Onigily Cafe(オニギリーカフェ)
おしゃれカフェのような店内でいただく、個性豊かなおにぎり
「Onigily Cafe」公式Instagramより
中目黒駅から目黒駅方面に歩いたところに「Onigily Cafe(オニギリーカフェ)」はあります。大きな格子窓にウッドデッキまであるおしゃれな外観は、ケーキ屋さんと間違えられてしまうことも多いそう。
「Onigily Cafe」公式サイトのMENUより
ついついおしゃれな店内や外観に目がいきがちですが、おにぎりも本格派! 粘りと甘みが特徴の長野県佐久市産のコシヒカリに華を添えるのは「明太クリーム」「肉巻き」といった個性豊かな具材です。生姜焼きや豚の角煮といったおかずもあるので、しっかりとご飯を食べたい方には定食セットもおすすめ。
「Onigily Cafe」公式Instagramより
朝8時からオープンしている「Onigily Cafe」では、500円のモーニングメニューを提供しています。ランチタイムにはファミリーや、犬を連れた人の姿も。公園が多くてお買い物スポットも多い目黒川沿いのエリアなので、まち歩きの途中で立ち寄るお客さんも多いようです。
中目黒へおでかけの際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
「Onigily Cafe」店舗情報
東京都目黒区中目黒3丁目1−4
TEL:03-5708-5342
営業時間:8:00-16:00
定休日:不定休
http://onigily.com/onigily-cafe/
老舗からニュースタイルまで、ラインナップ豊富な東京のおにぎり専門店
東京では今やさまざまなおにぎり専門店が軒を連ねます。
シンプルだからこそ、素材ひとつひとつの味が生きるおにぎり。自然の中で育まれたもの、生産者が手塩にかけて育てたもの、斬新な組み合わせや調理スタイル。どのおにぎり屋さんも、素材のもつ豊かさを大切にしてひとつひとつのおにぎりを握っています。
子どもの頃から慣れ親しんだおにぎりの、新たな一面を見つけに出かけませんか?
取材・執筆:赤星友香
編集:ハラシマ モエコ
※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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