中目黒のコーヒー・日本茶カフェ「artless craft tea & coffee」-あたらしい茶室。職人技とアートを味わう 【Woman.CHINTAI】
 
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あたらしい茶室。職人技とアートを味わうコーヒー・日本茶カフェ ― 中目黒「artless craft tea & coffee」

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「artless craft tea & coffee」のドリンクとお菓子

中目黒駅の高架下にある「NAKAME GALLERY STREET」(ナカメギャラリーストリート)。「カルチャーを発信する創造の場」として、ここには高架下の広々とした空間を利用したさまざまなお店が立ち並んでいます。ヘアサロンやギャラリーなどの個性的なお店を眺めながら歩くのも楽しいスポット。
このあとどこに立ち寄ろうかなと思いながら、駅から7分ほど進んだ先に見えてくるのが今日のデートの待ち合わせ場所。

「artless craft tea & coffee」

黒を基調としたスタイリッシュな外観の「artless craft tea & coffee(アートレス クラフト ティー&コーヒー)」。ここはコーヒーと日本茶の両方を楽しむことができる珍しいお店です。」

コーヒーと日本茶が楽しめる高架下のカフェ「artless craft tea & coffee」

「artless craft tea & coffee」の外観

「カフェなのかスタンドなのかもわからないでしょう。独特なつくりですからね」と、優しく迎えてくれたのは店長の渡辺さん。

渡辺さん:「ちょっと入りづらい雰囲気ではあると思うんですけど、勇気を出して入ってもらえたらと思います。コーヒーも日本茶も、どちらも用意しているので、どんな方にも楽しんでいただけると思いますよ」

デザイン会社トータルプロデュースのティー&コーヒースタンド

「artless craft tea & coffee」でバリスタがコーヒーのハンドドリップしてくれているところ

「artless craft tea & coffee」は「hotel koe tokyo(ホテルコエトーキョー)」などのデザインを担当する川上シュンさんが率いるデザイン会社「artless Inc.(アートレス)」がトータルプロデュースした、ティー&コーヒースタンドです。

「artless craft tea & coffee」

もともとは別の場所にあった、代官山の「artless Inc.」と原宿の「artless craft tea & coffee」を隣接するスペースに構えることで、アートをもっと広げることができるのではないかと考えられ、2017年5月に中目黒に移転してきました。

コンセプトは「茶室」。現代版にアップデートされたこだわりの店内

「artless craft tea & coffee」

店内は黒と木目を基調につくられたスタイリッシュな印象。
「茶室」をコンセプトにデザインされた内装は、使用する素材を限定することで「わび・さび」を表現しているのだそう。なかでもひときわインパクトのある黒いカウンターテーブルは、原宿の店舗から変わらず使用しているものだそうです。

渡辺さん:「最初、手元がすべて見えるフラットなところで飲み物をつくるのは、緊張しました。淹れている風景も含めて楽しんでもらえたらいいなと思います」

「artless craft tea & coffee」

スケルトンのエスプレッソマシーンもオーダーメイドでつくった特注品。

「artless craft tea & coffee」

店内で流れる穏やかなBGMもオリジナルでつくられたもの。落ち着いた空間にぴったりです。

スタッフのみなさんも黒をドレスコードとして定められていて、洗練された雰囲気。統一した空間を眺めているだけで、出来上がりを待つ時間はすぐに過ぎてしまいそうです。

「クラフト」を大切にしたコーヒーと日本茶

「artless craft tea & coffee」

渡辺さん:「お店では、店名にもある通り”クラフト”であることを大切にしています。職人がきちんと手をかけた道具であったり、小規模農園でつくられた豆を使用するなど、つくり手のこだわりが感じられるものを選んでいます」

「artless craft tea & coffee」

渡辺さん:「最初、メニューはコーヒーだけだったんですが、日本茶を急須で淹れるのもハンドドリップという意味では同じではないかというところで、提供することになりました」

「artless craft tea & coffee」
画像提供:artless craft tea & coffee

「artless craft tea & coffee」の店内には人間国宝の方がつくった茶釜や、伝統工芸品である茶道具も揃っています。真鍮の鈍く光る色合いがきれいな茶筒は京都「開化堂」のもの。
もともとオーナーの川上シュンさんが知り合いだったことをきっかけに使いはじめたと言います。

渡辺さん:「茶室を現代版に見立てた店内で、一杯ずつ丁寧に淹れた日本茶をゆっくり味わってみてほしいです。
こういうモダンな見た目のお店で日本茶を出していることが珍しいのか、外国の方も多くいらっしゃいます。雑貨店と間違えて入ってくる人も多いですけどね」

「artless craft tea & coffee」

「artless craft tea & coffee」に訪れる人は、Instagramをきっかけにやってくる若い方や近隣のお年寄りの方など幅広いのだとか。

「artless craft tea & coffee」オリジナル茶葉で最後の一滴まで

「artless craft tea & coffee」

小規模農園のコーヒーや、オリジナルブレンドの炭火茶の日本茶など、選べるドリンクは季節に合わせて、それぞれ4種類。茶葉の選定や、豆の焙煎も「artless craft tea & coffee」に合わせたここだけしか飲めない、オリジナルです。

渡辺さん:「豆も茶葉も全部、オーナーや僕の知り合いの農園などで特別につくってもらっているものなんです。1店舗しかないのに贅沢ですよね」

「artless craft tea & coffee」

今回わたしがいただいた煎茶は静岡県「和田長治商店」(わだちょうじしょうてん)の炭火茶。
鼻に抜ける煎茶の香りがさわやかで、苦味も少なくすっきりと飲むことができます。

ほうじ茶や和紅茶、宇治抹茶なども揃え、ミルクを入れてラテとしても楽しむことができます(ミルクはオーガニックミルクに変更も可能とのこと)。

コーヒーは小規模農園のオリジナルブレンドで

コーヒーは産地ではなく、生産者の顔がわかるシングルオリジンの「artless blend(アートレスブレンド)」をいただきます。マレーシアのロースターで焙煎されたオリジナルブレンドなんだとか。

「artless craft tea & coffee」

苦味や酸味のバランスがよく、普段あまりブラックコーヒーを飲まないわたしでも飲みやすく感じます。

ふたりで訪れたなら、気になったものを一杯ずつ頼んで、飲み比べるのもいいかもしれません。

コーヒーにも日本茶にも合う「福砂屋」のカステラ

お店で出しているお菓子は中目黒で有名な「福砂屋」のカステラです。
プレーン味のカステラと、ココア味のオランダケーキの2種類があり、今回はオランダケーキをいただきました。

「artless craft tea & coffee」

渡辺さん:「コーヒーにも日本茶にも合うものをいろいろと探して福砂屋のカステラが一番良かったのと、中目黒に工場があるのでメニューに加えました。カステラって洋風のイメージかもしれませんが、日本茶にも合うんですよ」

手しごとにこだわるオリジナルグッズも

「artless craft tea & coffee」

実は渡辺さんは自身がもともと靴職人。
店内には自身が手づくりするレザー小物をはじめ、「クラフト」にこだわったアイテムが並びます。

特に人気なのはカップにつけられるスリーブ。
オーナーがセレクトした陶器のカップのサイズに合うもので、ここでしか買えない一点ものです。レザーならではの経年変化も楽しむことができます。

「artless craft tea & coffee」

色とりどりのカップはどれにしようか考えるのも楽しそう。

「artless craft tea & coffee」

お店で出しているコースターもレザー。
実はこれ、コーヒーのペーパーフィルターのかたち。渡辺さんいわく気づいてくれる人は稀なんだとか。

土日はギャラリースペースでのんびり

土日のみ開放している「artless craft tea & coffee」のギャラリー

土日だけ解放しているギャラリーは広々とした空間。
大きなテーブルがあり席も10席以上あるので、ゆったり過ごすことができそうです。

渡辺さん「ギャラリーに飾る絵も不定期で変わるので、それも楽しみにしてもらえれば」

「artless craft tea & coffee」

こちらのスペースではイベントをおこなうことも。

渡辺さん:「ワークショップをやったりしているんですよ。日本茶で使っている和田長治商店さんに静岡から来てもらって、このあいだは好きな配合の茶葉を自分でブレンドする『合組(ごうぐみ)』をしました。お茶屋さんと話す機会ってなかなかないので、楽しんでいただけたと思います。家でもお茶を楽しんでもらえるきっかけづくりになれれば嬉しいです」

「artless craft tea & coffee」

コーヒー党も日本茶党も大満足の本格的な一杯が味わえる「artless craft tea & coffee」。
ここでしか飲めない豆や茶葉はすべて販売しているので、気に入ったらおうちで楽しむのも良さそうです。

現代版「茶室」であたらしい価値観と出会う

「artless craft tea & coffee」

本来、茶道はお茶の味わいだけでなく、「茶室」の掛け軸や茶碗などのアートを楽しみ、手をかけた、おもてなしの空間に浸るもの。
デザイナーのこだわりが詰まったこのカフェは、現代版の茶室。自分では気づかなかった感性に出会え、誰かと訪れれば新たな価値観に触れられるかもしれません。

気になる一杯を買って外に出れば、個性的なお店が数多く並ぶ中目黒の街。お茶を片手に散策すれば、より一層楽しめそうな予感です。

artless craft tea & coffee(アートレス クラフト ティー アンド コーヒー)

東京都目黒区上目黒 2-45-12
TEL:03-6434-1345
営業時間:
<月-土> 11:00-20:00
<日> 11:00-19:00
定休日:不定休
http://www.craft-teaandcoffee.com/

取材・執筆:佐倉 ひとみ
編集:ふくい

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※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。

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