新名物「バターのいとこ」って? 那須・黒磯「Chus(チャウス)」おすすめ、旅のお土産4選 【Woman.CHINTAI】
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新名物「バターのいとこ」とは? 那須・黒磯「Chus(チャウス)」でおすすめの旅のお土産4選

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「バターのいとこ」から黒磯のお土産選び

はじめて訪れる街でたっぷり観光を楽しんだあとは、旅の思い出を持ち帰りたくなります。自分用のお土産から友達・家族にあげるものまで、その土地ならではの魅力がつまったお土産を見ていると、あれもこれもと、つい目移りしてしまいます。

自然豊かで、おしゃれなカフェや雑貨屋がならび注目を集めている栃木県那須塩原市・黒磯。個性豊かなお店を巡った黒磯旅の締めくくりは、那須のおいしい食材が集まる黒磯ならではのお土産さがしを楽しみたい。

「Chus」の1階「MARCHE」

そんな那須・黒磯のお土産さがしに絶対にはずせない場所が、マルシェ・ダイニング・ゲストハウスの3つのコンテンツからなる複合施設「Chus(チャウス)」です。

「Chus」の1階「MARCHE」の商品棚

地元の生産者が、新鮮な野菜を届けてくれる「MARCHE」のコーナーは、那須産のものを中心に、全国の生産者さんから届けられたおいしい食品も取りそろえています。

「Chus」の代表

「Chus」代表の宮本吾一さんがおすすめするお土産をはじめ、那須の新銘菓「バターのいとこ」に秘められた物語や、「Chus」の魅力をたっぷり紹介します!

「Chus」宮本さんおすすめ、黒磯のおいしいお土産4選!

宮本さんに「MARCHE」で購入できるおすすめの黒磯土産をお聞きしました。

①「バターのいとこ」

「Chus」と「森林ノ牧場」の共同開発のお菓子「バターのいとこ」
画像提供:Chus

まずはずせないのが「バターのいとこ」。印象的なネーミングのこのお菓子は、那須の牧場と「Chus」のコラボレーションで生まれた話題の人気商品!
無脂肪乳でつくったミルクジャムがゴーフル生地にサンドされていて、「ふわっ・シャリッ・とろっ」の3つの食感が楽しめる新感覚のお菓子です。かわいらしいパッケージと、とろけるような甘さがたまらない一品です。

公式サイトはこちら

②「森林ノ牧場」の絞るヨーグルト

「森林ノ牧場」の絞るヨーグルト

那須町にある「森林ノ牧場」でつくっているヨーグルトは、ふわっとした軽さで、ホイップクリームのようなひと品。

宮本さん:「『森林ノ牧場』の牛乳自体が濃い目ですが、あっさりしています。風味があって、牛乳の乳製品らしさは残っていますが、飲んだ時のスッとした感じが上品。ヨーグルトはそのまま食べてもいいし、グラノーラにかけてもよし。無糖のものはサラダにつけて食べてもおいしいですよ」

③「Hamburger Cafe UNICO(ウニコ)」のケチャップ

「Hamburger Cafe UNICO」のオリジナルのトマトケチャップ

那須高原にある「Hamburger Cafe UNICO(ハンバーガーカフェ ウニコ)」オリジナルのトマトケチャップ。那須農家さんから仕入れた新鮮なトマトを使い、酸味と甘さがほどよい爽やかな味が特徴とのこと。

「Hamburger Cafe UNICO」のナスタード(マスタード)

宮本さん:「ケチャップがあるならマスタードも欲しい。ということで、那須でつくったマスタードだから『ナスタード』と命名した商品も置いています。ケチャップと合わせてギフトにおすめ」

④「古谷農場」の手焼きせんべい

「古谷農場」の手焼きせんべい

大田原市にある古谷農産では、農薬や化学肥料を一切使わない農法で、米・麦・そばなどを栽培しています。

「MARCHE」で販売している手焼きせんべいは、「お米本来の甘みが楽しめる。『Chus』では、古谷農場の乾麺や甘酒も取り扱っています」と宮本さん。
お手頃価格で、手土産にちょうどよさそうなひと品です。

よろこびの連鎖が生まれる「バターのいとこ」誕生秘話

「Chus」と「森林ノ牧場」の共同開発のお菓子「バターのいとこ」

「バターのいとこ」は、休日には早々に売り切れてしまうこともある人気商品。
実は、「地域の酪農を通してみんなの食卓を豊かにしたい」という思いがつまったお菓子なんです。その背景を、宮本さんに伺いました。

「Chus」といっしょに「バターのいとこ」を開発した那須の「森林ノ牧場」は、牛乳の生産や管理・販売をすべて自分たちでおこなっている会社です。そんな森林ノ牧場が数年前からはじめたのが、バターづくり。

酪農地域である那須では、酪農家さんたちがそれぞれの牧場の個性を活かした牛乳やバターをつくっています。しかし、バターは牛乳からたった5パーセントしか取れない貴重なもの。残りの90パーセント近くが無脂肪乳となり、「脱脂粉乳」として加工され、安価で市場に流通しているのだとか。その無脂肪乳もまた、愛情込めてつくられた牛乳の一部なのに。

「バターのいとこ」の商品陳列

宮本さん:「バターをつくることは、チーズやヨーグルトをつくるよりもハードルが高いんです。そこで、バターの何倍も取れる無脂肪乳の価値をもっと高められたらと思いました。森林ノ牧場が抱えていた課題に対して、僕ら(Chus)が無脂肪乳を使ったお菓子をつくって販売すれば、牧場は安定してバターをつくり続けられると考えたんです」

「バターのいとこ」の看板

ネーミングの由来についてお伺いすると、「牛乳を分離した時に、バターの相方となる無脂肪乳ですが、その関係は兄弟というよりも『いとこ』という言葉がしっくりきました」と宮本さん。

ポジティブなエネルギーが循環する「三方よし」の関係

「バターのいとこ」のパッケージ

「バターのいとこ」の箱の側面には、「GOOD LINKS, GOOD LIFE」という言葉が書かれています。これは、「地域の人たち(酪農家)と観光客・消費者の方達と、僕らのみんながwin-winの状態をつくること」と宮本さんは説明します。

「バターのいとこ」で目指す無脂肪乳の価値向上の図
画像提供:Chus

「バターのいとこ」が流通し、無脂肪乳の価値が上がれば、森林ノ牧場は今よりもっと、バターを積極的につくれるようになる。“クラフトビール”や“クラフトチョコレート”という言葉があるように、産地や生産者が異なれば、バターの味にも違いが出てきます。生乳の生産量が北海道の次に多い那須で、クラフトバターつくりが増えれば、バターを選ぶ楽しみが生まれる。

宮本さん:「みんながおいしいものを食べて、僕らは事業に価値を持たせて、酪農家も動き出したら、誰も傷つかないし、ポジティブなエネルギーが循環する。そういう流れをイメージして、『GOOD LINKS』という言葉を使いました」

「バターのいとこ」の看板

バターが牛乳から少量しかとれない貴重なものだということは、今回はじめて知った事実。「パッケージやお菓子に込めた物語も、土産話のひとつとして持って帰ってもらいたい。無脂肪乳の存在など、まずは知ってもらうことが大事」であると、宮本さんは続けます。

思わず誰かに伝えたくなくなる「バターのいとこ」に込められたストーリー。旅先で知った新たな発見を、おいしさといっしょに分かちあえる楽しみが増えました。

甘〜いミルクジャムが口の中でとろけるしあわせ

お菓子の誕生秘話を聞いたところで、さっそくわたしも「バターのいとこ」をいただくことに。

「バターのいとこ」のパッケージ

長方形のパッケージは、市販の200gバターが入っている箱とほぼ同じ大きさ。
パッケージの隅に書かれている数値は、牛乳を分離した際に採れるものの割合を示しています。(ちなみに、パッケージ左下の【06】のバターミルクとは、牛乳を遠心分離機にかけて得た生クリームから、バターをつくった後に残った液体のこと)

「バターのいとこ」の中身

箱を開けると、本物のバターの包装紙にも似た金色の包み紙が。「バターのいとこ」はひと箱につき3枚入っています。包みを開けると、楕円型をしたゴーフル生地のお菓子が出てきました。生地の中には、無脂肪乳でつくったミルクジャムがたっぷり入っています。

「バターのいとこ」の中身を半分に折ったもの

ためしに一口いただくと、ゴーフル生地のふわっとした食感のあとに、お砂糖のシャリシャリした食感がつづき、最後にとろっとしたミルクジャムの甘さが口いっぱいに広がります。かわいらしいパッケージと、3つの異なる食感が楽しめる「バターのいとこ」は、お土産にも旅先でのおやつにもぴったり。

黒磯「Chus」のテラス
お茶や食事がのんびり楽しめるウッドデッキ。晴れた日はとくに気持ちいい

Chusのダイニングでは、1枚からバラ売りもしているとのこと。天気のいい日には、建物入口のウッドデッキでのんびり食べるのもよさそうです。

那須のお土産を選ぶなら、おいしいものが集まる「Chus(チャウス)」へ

お話をうかがった「Chus」は、JR黒磯駅西口から徒歩10分。元は家具屋だった建物をリノベーションした3階建ての施設です。

黒磯「Chus」の外観

「大きな食卓」をテーマにした「Chus」では、1階は買い物と食事が楽しめるフロアになっていて、新鮮な地元食材を使った料理がいただけます。2階はB&Bのゲストハウス。

「Chus」がある通りは、「1988 CAFE SHOZO(カフェ ショウゾウ)」をはじめとした個性的なお店が集まります。「Chus」を拠点に、黒磯の旅を満喫するのによさそう。

地産地消のものだけでなく、全国の食品が勢ぞろい

「あらゆる人が、食を通してつながれる場所」を目指した「Chus」1階の「MARCHE」。

「Chus」の1階「MARCHE」の冷蔵ケース

地元農家の方が届けてくれる新鮮な野菜のほか、那須産のヨーグルトやチーズなどの加工品やお米、地酒に地ビール、那須のお菓子など充実のラインナップ。

「Chus」の1階「MARCHE」に売られているヘアケアやボディケア用品
食品だけでなく、ヘアケアやボディケア用品なども

宮本さん:「那須のものを、という指針はわかりやすいけれど、世の中にはいろいろなものがたくさんある。どこかのめちゃくちゃおいしいチーズと、それに負けないくらいおいしい那須のチーズがあるよと言ったほうが、より那須の食がおもしろくなると思ったんです。また、全国にはすばらしいつくり手の方々がいるので、それを代弁できるような場所にしたら、この街自体が豊かになると思いました」

観光客には、那須のおいしいものとの出会いを。地域の人には、全国の生産者さんを結びつける。そうすることで「Chus」が地元の方も立ち寄る場所になっていったと、宮本さんは語ります。

「Chus」の1階「MARCHE」の商品のPOP黒板
この日は早々に品切れになっていた広島産レモン
「Chus」の1階「MARCHE」で売られている野菜
画像提供:Chus

自分の畑の野菜からとった種で育てる「種継ぎ」農家さんのつくった野菜も。「人間にもそれぞれ個性があるように、野菜にも野菜らしさがある」と、多種多様な形の野菜ができるのだそう。

黒磯の街とつながる、「Chus」でのお土産さがし

かわいい・おいしいだけじゃない。
「Chus」で那須のお土産を買うと、街や地域が元気になる。旅先で訪れた街との意外な「つながり方」を見つけたようで、なんだかうれしくなる旅道中でした。

Chus(チャウス)

栃木県那須塩原市高砂町6-3
営業時間:10:00-23:00(毎週水曜日 17時CLOSE)
カフェ:12:00-23:00
ランチ:12:00-14:30(L.O.)
バー&テーブル:18:00-22:00(L.O.)
定休日:第2木曜日定休
http://chus-nasu.com/

取材・執筆:田中 未来

春の特集「もっと知りたい、黒磯 ― あの街に旅する理由」では、地元のお花屋さんと歩く、黒磯のおすすめスポット巡りゲストハウス「chus(チャウス)」黒磯の中心である「1988 CAFE SHOZO(カフェ ショウゾウ)」を取材しています。
ぜひ、あわせてお読みください。

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※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。

※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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