浅草橋のホテル「OUR OUR」で「浅草 靑 -AO-」のできたて食パンモーニング 【Woman.CHINTAI】
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下町に泊まる朝は、焼きたて食パンの香りとともに ― 浅草橋のホテル「OUR OUR」・食パン専門店「浅草 靑 -AO-」

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文具や装飾品などの問屋や中小企業のオフィスが多くあり、最近ではおしゃれなカフェなどが増え注目をあつめている街、浅草橋。2020年の東京五輪の影響もあって、センスのいい宿泊施設も増えているエリアです。

そんな浅草橋に、食パン専門店「浅草 靑 -AO-」 を併設したホテル「OUR OUR(アゥア)」が2019年6月にオープンしました。起きてすぐ、ふんわりと香ばしいパンの香りがただよってきたらどんなにしあわせか。胸をときめかせながら、「OUR OUR」をおとずれました。

下町風情ある浅草橋から徒歩5分のホテル「OUR OUR」

ホテル「OUR OUR」は、JR総武線の浅草橋駅東口から徒歩7分、都営浅草線の浅草橋駅A5出口から徒歩5分の場所にあります。駅前はチェーンの飲食店や包装用品店、アクセサリーパーツ店などがあり人通りや交通量が多いですが、「OUR OUR」の周辺は静かなオフィス街です。

隅田川沿いの散歩コース「隅田川テラス」にもほど近く、ジョギングや散歩を楽しむ人を見かけました。東京のシンボル・東京スカイツリーも対岸に見ることができます。

のんびり歩いていると、今回の目的地食パン専門店「浅草 靑 – AO – 」を併設したホテル「OUR OUR」に到着。青いタイルと、丸い照明が目を引きます。

食パン専門店「浅草 靑 -AO-」のこだわり食パン

「浅草 靑 -AO-」で陳列された食パン

中に入ると、さっそくきれいに並べられた食パンを発見。フロア中に甘いパンの香りがほのかにただよっていて、パン好きにはたまりません!
「浅草 靑 -AO-」では、毎朝ホテル内のお店で食パンをつくっています。朝10時から販売開始で、売り切れ次第終了。ホテルの宿泊者以外もパンを買うことができるため、早いときは昼過ぎには売り切れてしまうこともあるそう。

「浅草 靑 -AO-」の食パンを袋に入れるところ

「浅草 靑 -AO-」の食パンをちぎっているところ
両手でちぎるように割ってみると、パンのふわふわ感がわかります

一番人気があるのは、プレーン味の「青の食パン」。通常の2斤サイズのものが1本800円(税抜)で販売されています。「大吟醸小麦」と呼ばれるオーストラリア産の最高級小麦、焼き上がりがふっくらとするアルカリイオン水に生クリームや生イーストを使った、オリジナルの食パンです。

「浅草 靑 -AO-」のフレーバー食パン
左から「練 抹茶」、「練 小倉」、「練 チェダー」
画像提供:OUR OUR

そして、さらにフレーバーを加えた食パンが3種類。抹茶を練りこんだ和菓子のような「練 抹茶」、甘さ控えめの十勝産大豆を使用した「練 小倉」、チェダーチーズを効かせた「練 チェダー」です。この3種類は1斤650円(税抜)で販売されています。おやつ感覚でいただける抹茶や小倉、塩気が朝にはもちろんお酒のおともにもマッチしそうなチェダーチーズ、どれもとてもおいしそう。

それぞれが思い思いに過ごせるホテル「OUR OUR」

「浅草 靑 AO」のすぐ横には、ホテル「OUR OUR」のフロントがあります。

ホテル「OUR OUR」のフロント
フロントに立つマネージャーの大谷さん(左)と、スタッフの小島さん(右)

1階奥には、ランチ・カフェ・ディナーとオールデイで楽しめるカフェ「Cafe Bar OUR」も併設。名物の食パンが食べられるモーニングは申し込みをした宿泊者のみ食べることができますが、ランチやディナー、カフェは宿泊者以外の方も利用できます。

1階のカフェバー「Cafe Bar OUR」の店内
1階のカフェバー「Cafe Bar OUR」

「OUR OUR」のマネージャーである大谷慶介(おおたにけいすけ)さんは、ホテルのコンセプトについて、こう話します。

大谷さん:「ホテル『OUR OUR』のコンセプトは『AMBIVALENT=両価性』。『個人個人が思い思いに自分の時間を過ごせるような場所・空間を提供する」』という意味です。たとえば、ある人にとっては食事を楽しむ場所で、またある人にとっては寝るための場所、さらに仕事をするための場所だったり、人と交流するための場所だったり。

『”わたしたち”がそれぞれの過ごしたいときを過ごせる場所にしたい』という思いから、『OUR=わたしたちの』とホテル名がつけられました」

ホテル「OUR OUR」のキャラクターの入った看板
看板キャラクター「アワアワちゃん」が描かれた印象的な看板が目印

自分だけの過ごし方を探すことができる「OUR OUR」。

実際のお部屋やお風呂、リラックススペースなど、宿泊施設内にもほかのホテルではなかなか見られない仕掛けや工夫がほどこされています。ひとつひとつ見ていきましょう。

共有部は4階まで吹き抜け、食パンの香りでめざめる朝を

吹き抜けの壁に飾られているのは、橋爪悠也さんなどの作品

ホテルにはめずらしく1階のカフェから4階までは吹き抜けになっており、コンパクトな空間ながらも開放感のあるつくりになっています。また、この吹き抜けのおかげで、1階のカフェから4階まで食パンの香りがただよい、起きたてからぜいたくな朝を迎えることができます。

壁には個性的なアーティストの作品が展示され、洗練された空間を演出。階ごとに作品が違うので、どの作品が見えるかはお楽しみに。

ミニマムながらスタイリッシュ、ホテルの心づかいを感じる客室

ホテル「OUR OUR」のプライベートルーム
写真の客室はプライベートルーム 。そのほか、ドミトリールーム、グループルームの3タイプから選べる

宿泊スペースは2〜4階。ドミトリールーム(女性優先2階、男女混合3・4階・税抜き3300円〜)、グループルーム(税抜1万6000円〜)、プライベートルーム (税抜1万2000円〜)の3種類があり、施設としては78床があります。整頓が行き届いていて、とてもスタイリッシュな印象。

ホテル「OUR OUR」のドミトリー客室

ホテル「OUR OUR」のドミトリールームの客室内

私が泊まったのは、2階のドミトリールーム。80センチ幅のシングルベットサイズの部屋ですが、枕元に調節できるあかりと、電源コンセント、部屋の中央部にはハンガー掛けがあります。ミニマムでシンプルなデザインながら、宿泊者にありがたい気づかいを感じました。

ホテル「OUR OUR」のドミトリー客室の電源コンセントなど

広いラウンジスペースで語り合う

ホテル「OUR OUR」のラウンジスペース

2階には、大きな提灯型のライトが特徴的なラウンジスペースがありました。私は本を読んでいましたが、同じ時間帯には外国からの宿泊客がテレビ電話をしていました。ここで仲間と語り合うのもよし、一人読書にふけるのもよし。
ゆったりとした空間なので、適度な距離を保ちながら空間を共有できるのが心地いいですね。

シャワールーム、そしてヒノキの湯船!

5階最上階の「“HINOKI” Spa & Garden」には、多数のシャワールームのほかに、なんとヒノキのお風呂があるのです。

ホテル「OUR OUR」の5階最上階の「“HINOKI” Spa & Garden」のヒノキ風呂
「“HINOKI” Spa & Garden」にはランニングステーションとしても利用可能。お風呂(宿泊者)/ 15:00-10:00 ランニングステーション / 15:00〜22:00

外の小さな箱庭が見える湯船。温泉ではありませんが、宿泊客にとても好評だそうです。たしかに都心でこんなに広々とした湯船があるホテルはあまりないかもしれません。実際入ってみると、ほどよい湯加減で心静かに時を過ごせました。

ホテル「OUR OUR」の5階最上階の「“HINOKI” Spa & Garden」の桶やシャンプーなど

シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが備え付けられており、シャワーブース横にもタオルが置いてあったので、手ぶらで5階にきても大丈夫。細やかな配慮がうれしいですね。

朝とは違う顔を見せる「Cafe Bar OUR 」で夜ごはん

「Cafe Bar OUR」の「下町ワンタン」と「濃厚下町カリー」

「Cafe Bar OUR」でいただくディナーも、宿泊のお楽しみのひとつです。わたしが注文したのは「下町ワンタン」(税抜450円)と「濃厚下町カリー」(税抜800円)。

「Cafe Bar OUR」の「下町ワンタン」と「濃厚下町カリー」

柚子胡椒をアクセントに食べる「ワンタン」は、しっかりと肉汁が感じられて食べ応えも抜群。「カレー」は、合挽肉とフライドオニオンがほどよく絡み、食感のハーモニーも楽しめる味わい深いものでした。

ホテル「OUR OUR」の1階のカフェバー「Cafe Bar OUR」のバーカウンター
バーカウンターもあって、ひとり飲みにもよさそう

「もともと飲食から始まった会社なので、レストランがうちの強みです」と「OUR OUR」マネージャーの大谷さん。実際にこうしてご飯をいただくと身をもって実感します。お酒のメニューも豊富で、おつまみやデザートも充実していました。宿泊者以外も利用ができるので、飲み会で使うのもいいかもしれません。

おいしいご飯でお腹がしっかりと満たされたところで、自分の部屋に戻ります。オフィス街ということもあってか、夜はとても静か。ぐっすりと眠ることができました。

おしゃれなカフェでパンを味わうしあわせな「OUR OUR」のモーニング

ホテル「OUR OUR」の1階「Cafe Bar OUR」の朝食ドリンクバー
ドリンクやおばんざいはセルフサービスで、カウンターで食パンか自家製のおにぎりを頼みます

翌朝8時ごろ目が覚めて、お待ちかねのモーニングです。ふんわりと甘い食パンの香りが館内中にただよいます。
朝食は、ディナーと同じ1階の「CAFE BAR OUR」にて。夜のモダンな小料理屋のような雰囲気とは違い、異国のカフェのような雰囲気です。

「浅草 靑 -AO-」の「抹茶あん食パン」にバターを塗ったところ
こんがりトーストした「練 抹茶」

こちらがモーニングセット!

宿泊客限定のモーニングには、抹茶のパン、あずきの食パンに、スープ、飲み物、おばんざい2品が付いてきます。主食はおにぎりを選ぶこともできますが、せっかく専門店を併設しているホテルなので、食パンを注文しました。食パンは素朴でやさしい風味が特徴。普段の朝食では1切ほどしか食パンを食べないわたしですが、ペロリと2枚食べてしまいました。

「浅草 靑 -AO-」の食パンでバタートースト

焼きたてが一番おいしいけれど、常温で3日持つ「浅草 靑 -AO-」の食パン。大谷さんいわく「シンプルにトーストして、バターをつけて食べる」のがおすすめで、食パンの旨味と食感をいちばん感じられる食べ方とのこと。ほんのりとした甘みが口いっぱいに広がり、歯切れもよく、飽きのこない味わいの食パン。素材そのものをじっくりと味わうことができます。モーニングで食パンを食べて気に入ったら、お土産として買って帰るのもいいですね。

新旧入り混じる浅草橋で「記憶に残る」ホテルに

おいしいパンに、一日中くつろげるカフェ、安らげるヒノキのお風呂。

これまで数々のホテルやホステルに泊まってきたわたしですが、「OUR OUR」で体験したぜいたくでしあわせな宿泊体験は、ほかでは味わえないものでした。

「浅草 靑 -AO-」のレジでお客さんとやり取りするスタッフ

大谷さん:「日本の方でも海外の方でも、『OUR OUR』で過ごした時間が、ひとつの思い出として残るとうれしい。施設もサービスも、両方の面で快適に過ごしていただいて、記憶に残る場所になれば」

浅草橋にホテルをつくろうと思ったのは、昔ながらの懐かしい情景が残る「浅草」とデジタルシティである「秋葉原」の中間であることも理由のひとつだと言います。

隅田川に行き交う船

新旧が融合する浅草橋周辺にも続々とおしゃれでトレンド感のある宿泊施設ができましたが、寝起きにふんわりとただよう焼きたてのパンの香りを楽しめるホテルは、なかなかないかもしれません。

あの食パンの香りとともに、「OUR OUR」で過ごした時間の思い出も、しっかりと記憶に残っています。

OUR OUR(アゥア)

東京都台東区柳橋2-20-13
TEL: 03-5829-6470
営業時間:
[浅草 靑 -AO-]
10:00-18:00
[Cafe Bar OUR]
ランチ/ 11:00-14:00(L.O.13:30 )
カフェ/ 14:00-17:00(L.O.16:30)
ディナー/ 18:00-22:00(L.O.21:30)
バータイム/ 18:00-24:00(L.O.23:30)
https://ourour.jp

取材・執筆:五月女 菜穂
編集:夏梅有希

※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。

※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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