- odekake
- 2019/08/09
目次
暑い夏に食べたくなるものといえば、かき氷。いつものお気に入りフレーバーももちろんいいですが、今年は新しいかき氷にも出会ってみませんか? 近ごろ話題のふわふわ食感を中心に、お店ごとの特色が光る抹茶味やフルーツ味、また意外性のある素材を使った新しいかき氷などを厳選しました。今夏、東京で楽しみたい6つのかき氷専門店をご紹介します。
(こちらの記事は2019年8月6日に公開し、2019年8月9日にご紹介店舗を追加いたしました)
ふわふわ食感との相性抜群! 産地やブレンドで食べ比べる和の魅力「抹茶味」
いまやかき氷の定番フレーバーといっても過言ではない抹茶味は、ふわふわ食感とも相性抜群です。しかし同じ抹茶味でも食べ比べてみるとお店ごとに違いがあるもの。小豆や練乳といったトッピングの工夫から、和洋折衷なチョコレートと抹茶のコラボレーションなど、こだわりがつまった2店をご紹介します。
【東京・丸の内】茶寮 都路里(つじり)大丸東京店
本場京都の味! 抹茶以外のお茶味も楽しんで
東京にいながら、抹茶スイーツの本場・京都の甘味が楽しめると人気なのが「茶寮 都路里(つじり)大丸東京店」です。東京駅構内にあるデパート「大丸」内という好立地なので、お出かけの際のより道、旅行の際の乗り継ぎ待ち時間などにもおすすめ。駅直結、しかもエアコンの効いた百貨店内は、暑い真夏でも快適にアクセスできるのがうれしいですね。
注目なのが、アイスが3つも乗ったかき氷! 宇治抹茶を使用した「特選都路里氷」です。3種のアイスは、抹茶アイス、抹茶シャーベット、バニラ。
かき氷にアイスは冷たすぎてちょっと……という人には、あんこが乗った「円山しぐれ」もおすすめです。抹茶味とあんこ、鉄板の組み合わせをシンプルに楽しめるひと品です。
「茶寮 都路里(つじり)大丸東京店」のかき氷はアイス・あんこともに追加トッピングができるとのこと。自分の好みに合わせたカスタマイズかき氷も楽しめますよ!
「茶寮 都路里 大丸東京店」店舗詳細
東京都千代田区丸の内1丁目9−1 大丸東京店10階
TEL:03-3214-3322
営業時間:
<土-水> 10:00-20:00
<木金> 10:00-21:00
http://www.giontsujiri.co.jp/saryo/store/tokyo_daimaru/
【巣鴨】かき氷工房 雪菓(せっか)
富士山の天然水でつくった天然氷がこだわり。苦みと甘さのバランスを楽しむ
「かき氷工房 雪菓(せっか)」は、天然氷を使用したかき氷専門店です。「とげぬき地蔵」が有名な巣鴨の高岩寺そばの路地裏に佇んだ店舗には、夏場は行列ができるほど。まち歩きのはじめに立ち寄って、ウェイティングリストに記名しておくのがおすすめです!
そんな「かき氷工房 雪菓(せっか)」のこだわりは、富士山の天然水からつくられた天然氷を使用していること。冬のうちに湧き水を3週間かけて自然に凍らせることで、かき氷にしたときに薄くふわふわに削ることができるようになるんだそうです。
「かき氷工房 雪菓(せっか)」では、定番メニューだけでなく限定メニューも豊富なラインナップです。抹茶味もこだわり満載で、 「抹茶無双」というゆかいな名前のかき氷は「苦くない抹茶」がコンセプト。表面は抹茶クリームでおおわれていますが、その下には抹茶チョコレート、抹茶クリームがひそんでいる3層構造というから驚き!
もっとシンプルに抹茶が味わいたい人には定番の「抹茶」味もあります。苦みと甘みのバランスが絶妙な手づくりオリジナルシロップをお楽しみください。
なお、「かき氷工房 雪菓(せっか)」では練乳トッピングが無料! 抹茶味とは好相性なのでぜひ試してみてくださいね。
「かき氷工房 雪菓」店舗詳細
東京都豊島区巣鴨3丁目37−6
TEL:03-5980-9891
営業時間:
<火-金> 11:00-17:00
<土日祝> 10:00-17:00
定休日:月
http://www.atelier-sekka.com/
果肉感が決め手! フルーツをふんだんに使った見た目にも楽しいかき氷
かき氷のフルーツ味といえば、昔ながらのイチゴやメロンにレモン味を思い出す人が多いのではないでしょうか。しかし最近のフルーツかき氷はどんどん進化しています。氷との相性がよいソースを手づくりすることにこだわった3店をご紹介します。
【三軒茶屋】和kitchen かんな
日替わりのフルーツソースも楽しめる三宿の人気店
東急田園都市線・世田谷線が乗り入れる三軒茶屋駅から池尻方面へ少し歩いたところにあるのが、「和kitchen かんな」です。
手づくりソースを使うことがこだわりの「和kitchen かんな」。定番メニューで使われているソースはもちろんお店の自信作! 器にかぶるほどたっぷりとソースがかかった「いちごヨーグルト」や「ミックスベリーバニラ牛乳」は、一年中いつでも楽しむことができます。
そのほか、試作を重ねた末に毎月新しいソースが登場するのも「和kitchen かんな」のうれしいところ。何度通っても飽きません。
また、氷は日光にある「松月氷室」の天然氷を使用。とってもふわふわな削り上がりと手づくりフルーツソースとの相性は抜群です。
「和kitchen かんな」でこの夏大注目の限定メニューは、レモンだけでつくったソース! その名も「これぞ Lemon」です。酸っぱすぎた場合には付属のはちみつで調整してくださいね。
「和kitchen かんな」店舗詳細
東京都世田谷区下馬2丁目43-11 COMS SHIMOUMA 2F
TEL:03-6453-2737
営業時間:
<月火・木-日> 11:00-19:00 ※8-9月は20時まで営業しています。
定休日:水
https://kanna-kakigori.jp/
【広尾】船橋屋 こよみ 広尾本店
文豪も愛した老舗がつくる、白桃かき氷
「くず餅の元祖」と呼ばれる「船橋屋」をご存じですか? 亀戸天神前に位置する本店には、吉川英治による書が掲げられていたり、芥川龍之介や永井荷風の作品中にも登場するなど長く文豪たちに愛されてきた老舗です。
そんな和菓子の老舗が創業200年を記念して開店したのが「船橋屋 こよみ 広尾本店」。広尾駅から「広尾散歩通り」をまっすぐ進み、突き当たりで左に曲がるちょうど角のところにあります。食事もできる店舗ですが、夏場はかき氷も大人気!
広尾店限定フレーバーの「白桃」味はぜひチェックしてください。ピンクともオレンジとも表現できない優しい桃色のソースがかわいらしいかき氷。ひと口食べるとやわらかな桃の風味がふわっと広がり、 底にもたっぷり蜜があるので最後までフルーツの甘さを堪能できます。
「船橋屋 こよみ 広尾本店」で提供される純氷から削られたふわふわなかき氷は、なんと乳酸菌入りだそう。おいしくてお腹にも優しいなんてうれしい限りですね!
「船橋屋こよみ 広尾本店」店舗詳細
東京都渋谷区広尾5丁目17−1
TEL:03-5449-2784
営業時間:
[カフェ]11:30-18:00(17:00L.O.)
[テイクアウト]11:00-20:00
http://www.funabashiya.co.jp/koyomi/
【浅草】甘味処 彩夏(さいか)
下町らしいこじんまりとした甘味処でパウダースノーのような氷を楽しむ
下町情緒あふれる浅草でも、夏の暑さに涼を求めるならやっぱりかき氷! 「仲見世通り」の路地裏にある「甘味処 彩夏」は、下町観光や食事帰りに立ち寄るのにぴったりな立地にあります。いかにも甘味処という佇まいがいっそう、観光気分を盛り上げてくれますね。
「ひと口目に冷たさを感じないほどふわふわ」を掲げる「甘味処 彩夏」のかき氷。しっかりと固めた氷をふわふわに削る独自の技術でパウダースノーのような食感に仕上げています。こちらでかき氷を楽しむなら、ソースにもこだわった「特製プレミアムかき氷」がおすすめ。なかでも「特製いちご氷」はイチゴの果肉たっぷりのソースで覆われていて見た目も非常に鮮やか! パウダースノーにフルーツソースを合わせた贅沢な大人のかき氷です。
ちなみに、「甘味処 彩夏」のかき氷は一般的なサイズよりも少し大きめ。希望の方はオーダー時に小さめをお願いすることもできるそうですよ。
このほか、たっぷりのこしあんの上にフルーツが乗った「あんみつ氷」や数量限定の「特製マンゴー」なども人気。ぜひ夏の間に訪れておきたいですね。
「甘味処 彩夏」店舗詳細
東京都台東区浅草1丁目32−3 1F
TEL:03-3843-5199
営業時間:11:00-19:00
定休日:年中無休・不定休
https://asakusa-saika.owst.jp/
かき氷と意外なものの組み合わせ! 進化を続ける東京最先端のフレーバー
東京のかき氷はどんどん進化を続けています! かき氷に合わせるのは少し意外に感じられる素材を使った、ちょっと大人の味の「進化系」かき氷を提供するお店をご紹介します。
【銀座一丁目】銀座のジンジャー 銀座本店
甘さの中にひそむスパイシーなサプライズ。新しい生姜の楽しみ方
体を温めてくれる効果のある生姜(ジンジャー)。現代のライフスタイルに合わせた生姜の楽しみ方を提案している「銀座のジンジャー 銀座本店」では、2階のカフェでかき氷も提供しています。暑い夏に身体のほてりをとってくれるのがうれしいかき氷ですが、時には冷えすぎてしまうこともありますよね。「銀座のジンジャー」のかき氷は、そんな大人にもぴったりのスイーツです!
「銀座のジンジャー 銀座本店」のかき氷で今夏限定フレーバーは、「ブラッドオレンジ・ココ」。トップにたっぷりと乗っているのはココナッツのエスプーマです。まろやかなだけでなく、シャキッとしたココナッツの繊維の歯ざわりも楽しいひと品。また、真っ赤なブラッドオレンジシロップには、店名のとおりもちろん生姜エキスが入っています!
シロップだけでなくかき氷の中にもオレンジ果肉とジンジャーミルクが入っているそう。生姜には身体を温める効果があるので、かき氷でありながら冷えすぎないのは嬉しいですね。
そのほか、定番メニューの東欧産のいちごを使った「いちご」も人気。最寄駅は銀座一丁目と東京駅・有楽町駅からもアクセスしやすい立地なので、お出かけの際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「銀座のジンジャー 銀座本店」店舗詳細
東京都中央区銀座1丁目4−3 カルチェブラン・ギンザ 1F・2F
TEL:03-3538-5011
営業時間:11:00-20:00(L.O.19:00) ※混雑の状況によってラストオーダーの時間を早めさせていただく場合がございます。ご了承ください。
https://www.cep-shop.co.jp/contents/shop.html
【表参道】COBI COFFEE AOYAMA(コビコーヒーアオヤマ)
コーヒーも和菓子も愛する心から生まれた夏季限定メニュー
青山通りから骨董通りへ曲がってすぐのところにある「COBI COFFEE AOYAMA(コビコーヒーアオヤマ)」は、純喫茶の雰囲気を現代的にアップデートしたカフェです。最先端の浅~中煎りのフルーティーな豆を中心にセレクトしたコーヒーへのこだわりもさることながら、提供するスイーツが羊羹やカステラということでも話題のお店です。そんな「COBI COFFEE AOYAMA(コビコーヒーアオヤマ)」では、夏季限定でかき氷も提供しています。
シーズン中の定番メニューは「コーヒーナッツときび糖あずきクリーム」。エスプレッソ・蜂蜜・バターなどを絡めたナッツをのせたかき氷に、あずきときび砂糖の甘いシロップと無糖エスプレッソシロップをかけていただきます。リッチな甘味とビターな風味を交互に楽しめるのが贅沢ですね。
このほかにも、9月まで月がわりで限定メニューが提供されます。8月は「ぶどうとココナッツのブランマンジェに杏仁クリーム」、9月は「いちじくと白味噌アーモンドみるくに醤油クリーム」だそう。どちらも和の要素が上手く調和された味になりそうで期待が高まります。
なお、かき氷はNEWoMan新宿4Fにある「COBI COFFEE box」でも注文可能です。
※「COBI COFFEE box」はコーヒースタンド型店舗のため、店内のベンチや店舗壁沿いでのスタンディング、NEWoMan館内のベンチを使ってのお召し上がりとなります。また、テイクアウト容器での提供となりますのでご注意ください。
「COBI COFFEE AOYAMA」店舗詳細
東京都港区南青山5-10-5 第1九曜ビル101
TEL:03-6427-3976
営業時間:
<平日> 9:00-20:00
<土日祝> 10:00-20:00
http://bloom-branch.jp/cobicoffee/cobicoffee.html
バラエティ豊富なかき氷を東京で楽しもう!
さまざまなフレーバーが揃う東京のかき氷。スイーツでありながら、さらっと食べられることが魅力のかき氷の季節がやってきました。この機会に、どのお店へ行こうか計画を練ってみてはいかがでしょうか? かき氷とともに素敵な夏の思い出をつくってくださいね。
執筆:赤星 友香
編集:ハラシマ モエコ
※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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