- odekake
- 2019/05/23
ていねいにつくられた、からだに優しい朝食。
本当はそれだけあれば、たいていの日々の悩みが解決するのかもしれません。
日本で生まれたコスメブランド「THREE(スリー)」が手がける表参道のダイニング「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA(リバイブ キッチン スリー アオヤマ)」では、新鮮な食材を使い、きちんとおいしい野菜プレートをいただくことができます。1日の始まりを大切にし、こころとからだをリセットできるモーニングをどうぞ。
目次
表参道でモーニングを。コスメブランドが手がける「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」
東京メトロ表参道駅から歩いて5分ほど。国道246の大通りから右へ曲がり、細い小道を進むと右手に見えてきます。
昼間の表参道は人がごった返しているけれど、朝は人も少なく、いつもと違った街の表情が垣間見えて、思わず足取りが軽くなりますよ。
東京メトロ表参道駅から歩いて5分ほど。国道246の大通りから右へ曲がり、細い小道を進むと右手に見えてきます。
「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」があるのは、「THREE AOYAMA」の1階。少し奥まっている場所にあるので、朝は特に静かに過ごすことができます。
モーニングは8:00~11:30。早起きが苦手なひとも、ちょうどブランチとしても使えますね。
「THREE」のコンセプトを体現するナチュラルでモダンな空間
洗練された「THREE」の世界観でまとめられた店内は、グレーを基調としたモダンな雰囲気。
そんな中、季節に合わせた木々や花々が店内に鮮やかさを加えます。
「『THREE』のキッチンに遊びにきたような、みんなが集まるキッチンというイメージでオープンキッチンを備えています。距離感が近く、親しみやすさとスタイリッシュさを兼ね揃えたインテリアにしています」と話すのは、営業の梅田さん。
たしかに、目の前で料理をつくっているシェフやスタッフを見ると、親近感を感じますね。
この日は、メニュー開発の西さん、シェフの池田さん、スタッフのナナさんがいらっしゃいました。
この3人が集まるのは珍しいとのことでしたが、みなさん和やかな雰囲気。働くスタッフの方々の笑顔を見ていると、よりごはんがおいしくいただけますよね。
西さんは「今日はお天気も良くて気持ちいいですね。ごゆっくりどうぞ」と、優しい声をかけてキッチンへ戻っていかれました。
オープンキッチンでは、ランチの「こごみの山菜天ぷら」などを仕込み中。しばらくカウンターで、スタッフの方のつくる様子をじっくり楽しみたくなりました。
開放感が心地いいテラス席で、心とからだをゆるめる朝時間を
テラスは庭の木漏れ日を眺めながら、ゆったりと朝の時間を味わえます。
庭の植栽たちは、「THREE」のアイテムで使われている原料の植物の種類を中心に植えられています。テラスに近い、幹がうねうねと巻きついた大きな木がティートリー。
すっきりとした香りで、エッセンシャルオイルとして使われているのを目にしたことがある方が多いかもしれません。「THREE」のルームフレグランスアロマミストなどでも使われている植物のひとつです。
梅田さん:「『THREE AOYAMA』はオープンから5年になるのですが、レモンの木からついにレモンの実ができたんですよ!」
表参道のような都会でも、こんなに鮮やかなレモンの実がなるんですね。植栽には、ゆず、レモンなどスキンケアの成分に入っている植物たちを植えているそうです。
植物の成長を目で楽しみながら、外で食べる朝ごはん。さながら都会のプチグランピングのようです。
庭のディスプレイは、コスメが展開する季節のテーマに合わせて変化するそう。
もちもちの米粉パンケーキとからだにうれしい野菜のモーニングセット
1日を通して、野菜の盛り合わせプレートをメインとする「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」のモーニングの人気メニューは、「5種のお野菜デリ w/ミニパンケーキ」1200円(税別)。
日替わりの、5種類の野菜デリがいただけるモーニングは、シェフおすすめの季節の野菜がふんだんに味わえるワンプレートです。
この日は「クレソンと金柑のサラダ」「筍のグリル」「アスパラガスのローストと半熟卵」「春キャベツとソイミートのラザニア」「空豆のポタージュ」でした。
どれも素材の味がしっかり生きていておいしい! 野菜だけというと物足りない想像をされる方もいるかもしれませんが、グリル調理や野菜や卵にかかっているソースなど、味の満足感がきちんと計算されています。
特に、旬の野菜をポタージュにした「空豆のポタージュ」の濃厚な味わいは飲み干すのがもったいないほど。
同じプレートに添えられたミニパンケーキは、米粉でできており、もちもちしてやさしい甘みが口いっぱいに広がります。
健康系のメニューが中心のレストランというと、食べごたえが少ないなど、とっつきにくいイメージが生まれがち。
梅田さん:「あまりストイックにならず、食べるって楽しいことなので、そういう時間もライフスタイルの中で大事にしていきたいなというのがあって。おいしさや見た目の華やかさは、食べる楽しみのひとつとして、大切にメニュー開発をしています」
ドリンクは6種類ある「コールドプレスドジュース(950円~)」からどうぞ。美肌効果や疲労回復、リラックスなどその時に合わせた気分で選べる楽しみがあります。今回は、「BEAUTIFUL BLOOM〈美肌効果〉」をいただきました。
「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」のコールドプレスドジュースは、厳選した素材をスロージューサーで丁寧に押しつぶし、熱を加えないように圧搾、抽出したものだそう。
熱を加えないことで、素材の成分や味をキープしたオリジナルレシピのジュースです。
こちらも飲みごたえがあり、食欲のない朝はこれだけでもいいのでは?と思うほどの満足感。
「BEAUTIFUL BLOOM」は、甘めな飲み口から始まり、後に残るジンジャーのピリリとしつつ、マイルドな辛みが特徴。あくまでも優しい味わいなので、ふだんコールドプレスジュースを飲まない人でも飲みやすいはず。それぞれ1本からテイクアウトもできるので、出勤前に立ち寄るのもいいですね。
また6本セットでの販売(6000円・予約必須)もしており、コールドプレスドジュースを食事の代わりに1日飲んで、からだの内側からきれいにしようという提案もしています。
からだを気づかう食材を自宅でも
店内では「とうもろし粉と米粉のペンネ」や「メープルシロップ」など、からだに優しい食材の販売も行っています。食材はダイニングのメニューにも使用されているとのこと。
チョコスコーンやバナナナッツマフィンはグルテンフリー(小麦粉不使用)で、からだを気づかうお客さまに人気のおやつなのだそう。テイクアウトも可能。
美しさの根本は朝の食事から。「理想の朝」を提案するダイニング
営業の梅田さんに、「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」のコンセプトについてお聞きしました。
梅田さん:「『THREE」のブランド名には、相反する2つの価値を交差させ、新しい第3の価値を発信するというメッセージが込められています。メイクはモード寄りですが、スキンケアは限りなくナチュラル。国産原料をふんだんに使用し、自然だけど肌にしっかり効くのが特徴。化粧品だけではなくライフスタイル商品なども展開しています。
またブランドを体現するフラッグシップショップとして、からだの内側からきれいになってほしいという思いを込めてダイニングやスパを青山で始めました」
「THREE」が提案するのは、自分らしい生活を送ること。特に「THREE AOYAMA」では、1日のスタートを大事にしていて、ダイニングをはじめ、スパやショップも早朝から営業しています。
梅田さん:「『REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA』は、『体に負担のない食事を提供したい』というところからスタートしました。美容の悩みを解決する根本は、スキンケアだけではなく、からだの巡りを整えること。『食べるものから肌ってできてるよね』と、ダイニングが誕生しました」
あくまでストイックになりすぎず、自分のからだの声を聞いて、その日の体調や悩みに合わせて食べるものを選んでほしいという思いが込められたダイニングです。
梅田さん:「出勤前などに自分の時間を過ごしてほしいという思いで早朝からお店を開けています。理想の朝を過ごして、1日の良いスタートを切ってほしいですね」
木漏れ日を浴びながら、からだを浄化するモーニングで1日を始める
取材当日、見事な五月晴れの朝でした。新緑がまぶしく、都心なのに植物の息づかいが感じられるテラスでいただくモーニングは、ボリュームたっぷりなのにするりとお腹におさまります。
見た目にも美しい朝食は、どの野菜もきちんと食べごたえがあって、口に入れた瞬間「おいしい!」と声に出してしまうほど。
それはシェフやスタッフの皆さんの「からだを整えて、気持ちのいい朝を過ごしてほしい」という心づかいがあってこそ。
「REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA」で、心地よい朝の始まりを過ごしてみませんか。
REVIVE KITCHEN THREE AOYAMA
(リバイブ キッチン スリー 青山)
東京都港区北青山 3-12-13
TEL:03-6419-7513
営業時間:月-金 8:00-22:00
土 10:00-22:00 日祝 10:00-20:00
定休日:毎月第2・第4火、年末年始
https://aoyama.threecosmetics.com/dining-aoyama/
取材・執筆:チヒロ
※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。
※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
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