長野県の賃貸マンション・アパート情報を探す

長野県は、日本でも数少ない海に面さない内陸県です。隣接する県は47都道府県のなかで最も多く、新潟県・群馬県・埼玉県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・富山県の8県あります。

地形は東西に約120km、南北は約210kmで、南北に長くなっています。国土地理院の全国都道府県市区町村別面積調によると、全国で4番目の広さです。
「日本の屋根」と呼ばれているとおり、周辺を日本アルプス（飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈）と伊那山地に囲まれているため、森林が全体の約8割を占めています。

そのため、長野県の平地は盆地が多く、平地部は盆地気候が、山岳地域は山岳地帯の気候が色濃く出るのが特徴です。長野県北部は比較的雪が積もりやすいため、冬場はスキーなどのウィンタースポーツを楽しむことができるので、ウィンタースポーツが好きな女性にとっては魅力的なエリアといえるでしょう。

南北に長いと、「通勤・通学に時間がかかりそう」と思う方も多いかもしれません。
平成28年の社会生活基本調査によると、長野県の平均通勤・通学時間は1時間2分。全国平均の1時間19分を下回っているので、通勤・通学時間で不便を感じることは比較的少ないでしょう。

特に新幹線停車駅がある佐久市や上田市、長野市、飯山市、北佐久郡軽井沢町周辺は、東京まで1時間30分～2時間前後ででられるので、遠くに出かける際も便利です。
その他、新幹線は停車しませんが、松本市も長野県の中心として商業施設や飲食店が充実しているので、普段の生活で困ることはほとんどありません。

長野県の家賃相場は全体的に東京都の半分程度の予算で探すことができますが、松本市は家賃相場も高い傾向にあります。予算や通勤・通学への利便性を考えながらお部屋探しをするよう心がけましょう。

長野県警察が発表している令和元年の刑法犯認知・検挙状況によると、長野県の犯罪認知件数は8,504件です。全国平均から見ると半分弱となっています。また、平成30年の犯罪認知件数8,825件と比較すると、減少の傾向にあります。
長野県は検挙率が低いエリアでしたが、これに関しても年々改善されており、令和元年は約49％と半数近くまでに改善されているので、治安に関しては過度に心配する必要はあまりないでしょう。

ただし、人口の多い長野市や松本市が認知件数の約4割を占めており、空き巣などの窃盗犯が全体の約7割を占めるという傾向もあります。

近年は長野県警も取り締まりを強化しているので過度な心配はあまり必要ないものの、女性が一人暮らしをするのであれば、以下のようなポイントを押さえて物件選びをすることが大切です。

・ セキュリティ面（オートロック・防犯カメラなど）はどうか
・ 周辺に街灯があるかどうか
・ 夜間の人通りがあるかどうか
・ 最寄り駅からできるだけ近い物件を選ぶ

通勤・通学の利便性や予算を考慮しながら、お部屋探しをするよう心がけてください。

長野県の魅力は、なんといっても広大な自然です。四方を山に囲まれた盆地が多いため、自然がそのまま残っているところが多くあります。そして、歴史を感じさせる建物や美術館もたくさんあります。

有名な日本画家でもある東山魁夷が描いた「緑響く」の題材としても有名な茅野市にある『御射鹿池』、避暑地としても有名な軽井沢にある『旧軽井沢銀座通り』、歴史が好きな人におすすめの松本市の『松本城』や上田市の『上田城』『眞田神社』、長野市の『善光寺』『真田邸』など、多くの観光客が訪れるスポットも豊富です！

また、ウィンタースポーツが好きな人にとって、長野県は魅力的なスキー場が多いこともポイントの一つですね。
そして、長野県には大型から小型まで合わせると、約50の商業施設があります。人口の多い長野市・松本市に集中しているものの、どの市にもまんべんなくあるので、日々の生活で困ることはないでしょう。

そのなかでも、最もおしゃれな商業施設のひとつが、軽井沢にある『ハルニレテラス』です。名前のとおりハルニレの木立のなかに雑貨店など16店が軒を連ねています。その他、松本市には『イオンモール松本』などのショッピングセンター、県内に多くの『西友』など多くのスーパーマーケットがあります。

長野県は自然豊かなエリアでありながら、観光地として人気のスポットも多く、北陸新幹線を使うと東京まで1時間30分～2時間前後でアクセスできる利便性の高い県です。

また、県土は全国で4位の広さを持っていますが、平均通勤・通学時間も短く、犯罪認知件数が全国平均と比較して低い水準で、商業施設も充実しているので、一人暮らしの女性にもおすすめです。

長野県内には、利便性に優れたエリア、商業施設の多いエリア、ウィンタースポーツが盛んなエリアがあるので、予算に応じた自分好みの物件探しにお役立てください。