高円寺駅の通勤情報がまるわかり!実際の混み具合や混雑率、混雑時間(ラッシュ)を調査【一人暮らし】 | 女性の一人暮らし・賃貸物件なら【Woman.CHINTAI】    
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高円寺駅の通勤情報がまるわかり!実際の混み具合や混雑率、混雑時間(ラッシュ)を調査【一人暮らし】

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高円寺(こうえんじ)駅は、東京都杉並区にあります。大きな商店街があり充実した買い物ができる、人情味にあふれているなどの評価もあり、昨今は住みたい街ランキングに名前が登場することも多くなった街です。
ただし実際の住み心地の良さについては、一人暮らしを始めてからでないとわからないこともあります。例えば毎日通う会社への通勤ラッシュがどれくらいの混雑なのかは、引っ越して実際に通勤電車に乗ったとき、初めて実感することでしょう。

そこでWoman.CHINTAI編集部が朝の通勤時間帯に、世界最多の乗降員数を誇る新宿駅に向かうと仮定して、混み具合や混雑率などの通勤情報をリサーチしてみました。
朝9時前に新宿に到着する際、電車はどれほど混雑がしているのでしょうか。ラッシュにあわずに混雑時間を避け、椅子に座ることはできるのでしょうか? 後半には、実際に乗車して体験した生の声もお届けします!

高円寺駅の特徴と基本情報

高円寺駅

高円寺駅の基本データ

高円寺駅はJR東日本の駅です。杉並区にありますが、東寄りに位置しており、東へ10分ほど歩くと中野区となります。また南へ10分ほど歩くと東京メトロの丸ノ内線の新高円寺駅があります。
JRによると、2018年度の1日平均で高円寺駅に乗った人(降りた人は含めず)の数は51,763人というデータが発表されています。

ホームは地上2階部にあります。快速と各駅停車のそれぞれでホームが分かれており、どちらのホームも上りと下りが向かい合っています。各駅停車は2番線、快速は4番線が新宿行きとなります。東西に長くのびているホームの中央部分に、階段やエスカレーターがあります。
改札があるのは地上1階部で一ヵ所のみ。改札からそのまま左へ曲がると北口、右へ曲がると南口へとつながっています。また改札を出た正面にはコンビニがあるので、ちょっとした買い物にも便利です。
北口・南口の前にはいずれもバス乗り場があります。高円寺駅をまっすぐ北上した先にある野方駅練馬駅へ向かうには、バスに乗ると一本で行けるというメリットもあります。

高円寺駅から新宿駅へのアクセス

高円寺駅から新宿駅へ向かう経路は、JR中央線となります。乗り換えなしの一本で行けます。なお、中央線は大きく快速と各駅停車とに分かれます。快速の場合でも、割り増し料金などはなく運賃は同じ157円です(2020年1月現在、ICカード利用時)。

中央線快速はオレンジ色がシンボルマークで、阿佐ケ谷駅から新宿駅へ向かう際は途中、中野駅のみに停車します。一方、中央線各駅停車は黄色がシンボルマークで、停車駅は、中野駅に加えて、その先の東中野駅大久保駅と停車して新宿駅へ到着します。
なお各駅停車に乗車する場合、東京メトロ東西線と相互直通運転をしているので注意が必要です。各駅停車と同じホームには東京メトロの車両も来ます。こちらは中野駅から先は落合駅高田馬場駅早稲田駅へと向かい、新宿駅には行かないのでご注意ください。

快速・各駅停車の時間差はそれほどなく、新宿駅までの到着時間は約10分となります。

高円寺駅周辺の情報

まず高円寺駅の周辺には、小説の題材にもなった高円寺純情商店街を始めとし、大小20近くの商店街があります。日々の生活の品に関しても、東急ストア、西友、オリンピック、オーケーといったスーパーマーケットが駅周辺に並んでいて、選択肢も多め。
その他、ライブハウスやカフェなども多く、公園も駅の南北どちら側にも複数あり、老若男女が楽しめる街となっています。
毎年8月下旬には、50年以上の歴史を誇る高円寺阿波踊りが開催されています。踊る人はもちろん見る人も含め多くの人でにぎわいます。
ちなみに、高円寺という地名の由来は、宿鳳山高円寺というお寺。高円寺駅南口より徒歩5分 の距離にあります。

高円寺駅の通勤ラッシュ・混雑時間の実態を調査してみた

高円寺駅の混雑状況についての情報を集めてみました。

混雑率について

混雑率とは、電車の混み具合を数値化したものです。国土交通省では、下記の目安を発表しています。

混雑率状況
100%定員乗車。座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる
150%広げて楽に新聞を読める
180%折りたたむなど無理をすれば新聞を読める
200%体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める
250%電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない

出典:国土交通省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/common/001245346.pdf

高円寺駅から新宿駅までの混雑率・遅延率について

国土交通省が発表した2018年度の調査では、東京圏全体のピーク時の平均混雑率として「163%」という数値のデータがあります。そして、JR中央線の混雑率は平均混雑率を上回る「182%」(快速上りの中野駅~新宿駅の間、最混雑時間帯である7:55~8:55の平均)で、81,000人が利用するというデータが出ています。この中央線快速の上り中野駅~新宿駅区間については時間帯ごとの混雑率も発表されており、1時間前の6:55~7:55だと「164%」、1時間後の8:55~9:55では「137%」となっています。職場の都合などもあって難しいかとは思いますが、最混雑時間帯である8時台をずらすと混雑は緩和されるようです。

またネットで利用者の声を検索すると、中央線は遅延が多いという情報もヒットしました。JR東日本の公式サイトには遅延証明書のページがあり、過去45日分の遅延履歴を路線ごと・時間帯ごとに確認ができます。
中央快速線・中央本線:https://traininfo.jreast.co.jp/delay_certificate/history.aspx?R=06
中央・総武線各駅停車:https://traininfo.jreast.co.jp/delay_certificate/history.aspx?R=07
2019年12月上旬・中旬の朝の時間帯(7時~10時)の履歴を確認したところ、土日を除くと毎日遅延が発生していました。10分・20分が多いですが、時々40分・60分といった遅延データも記録されていたので、留意しておいたほうがよさそうです。

高円寺駅の駅員さんに聞いてみた

朝の電車の混雑状況について、高円寺駅の駅員さんに話を聞いてみました。
特に混雑をしている時間帯は朝の8時から8時30分過ぎまでの時間帯。快速よりも各駅停車のほうが若干空いているそうです。
空いている車両についても確認しましたが、基本はまんべんなく混雑しているそう。中でもホームを昇ってすぐの階段付近は混みやすくなっているそうで、先頭や最後尾などの端寄りのほうがよいのではないかとのことでした。

高円寺駅から乗った混雑率の実態を調査してみた

それでは、実際に高円寺駅から乗って新宿駅に向かいつつ、混み具合の実態を調べてみましょう。

JR高円寺駅、中央線の混み具合について

高円寺駅

朝8時過ぎの高円寺駅北口の様子です。
北口・南口とも駅前にバス停があるためか、常に駅に向かう利用者がいます。ただし、駅の通路は広いので、改札へ向かうまでに混雑するということはなさそうです。

高円寺駅
改札は一ヵ所だけなので、人が多いときは軽く混みあう感じです。
改札を入って中階段を昇った左側が中央線の各駅停車、右側が快速のホームとなります。それぞれ黄色とオレンジで色分けもされているのも特徴です。今回は、各駅停車を利用することにします。

中2階からホームへと昇るルートについて、各駅停車の1・2番線と、快速の3・4番線とでは微妙な違いがあります。
1・2番線の場合、エスカレーターは先頭(新宿方面)寄り、階段は後方寄りにあります。具体的には、先頭が1号車である10両編成の車両に対して、エスカレーターを昇ると4号車の前、階段を昇ると6号車の前に着きます。
一方、3・4番線の場合は、ちょうどエスカレーターと階段とが入れ替わっている形となります。エスカレーターを昇ると6号車の前、階段を昇ると4号車の前に着きます。
いずれにせよ、車両の中央部に出ることには違いはありません
(なおエレベーターの場合は、1・2番線は5号車、3・4番線は3号車の前に出ます)。

高円寺駅
ホームへと昇ります。待っている人の数は、やはりエスカレーター・階段前が特に多く10人くらいいます。
そして2番線には東京メトロ・東西線の電車もやってきます。水色の車体の電車は、中野駅から先は東西線へと進み、新宿駅へは止まらないので注意が必要です。朝の7時・8時台は約3分おきに電車がやってきますが、中央線各駅停車と東西線の電車とがおおむね交互にやってくる印象です。また、4番線の快速電車は、2~3分おきにやってきます。こちらは中央線の車両のみなので、スムーズに乗ることができるでしょう。

高円寺駅
向かい側の4番線ホームも見てみました。待っている人の数は同じくらいです。車内は混みあっていて、到着時に乗り込むのも少し大変そうな様子。乗車率は目視で180%くらいに感じました。

そしてこちらのホームにも各駅停車がやってきました。あえて駅員さんのアドバイスである端ではなく、中央付近の車両に乗ってみます。
降りる人は少なめで、10人近くが乗車するため、混雑率は160%くらい。座ることはできませんし、雑誌などを広げるのもやや無理そう。スマホを見るくらいはできそうです。ここから2、3分おきに停車していきます。

まずは中野駅です。
降りる人は10人くらいでしたが、乗る人も10人くらいであったため、混雑具合は変わらず。
なお中野駅での到着ホームは、2番線に到着する場合と5番線に到着する場合とがあります。前者の場合は6・8号車、後者の場合は3・5号車の前に出口へ向かう階段などがあります。待っている人の数は、高円寺駅と同様に出口に近いほど混んでいる傾向です。アドバイス通り、端の車両のほうが待っている人も少なめの感じでした。

続いて、東中野駅。降りる人・乗る人が5人くらいと同数であったため、混雑具合は変わらず。
出口に近いのは3・4号車となります。加えてもう一ヵ所、後方の9・10号車にも出口への階段・エスカレーターがありました。

そして、大久保駅。こちらは約10人が下車し、乗車したのは1、2人だったので、ちょっとだけ混雑が緩和した印象がありました。
出口は2ヵ所あり、3号車と10号車の前。
より大勢の人が入れ替わるタイミングで、空いた座席をゲットしようと狙うのであれば、逆に乗り降りが多い車両に乗ってみるのも手かもしれません。

そして新宿駅に到着。
ここで一気に20~30人が降りるため、座席にも空きが生じました。もちろん、乗る人の数も同じくらいはいるので、次の代々木駅へ向かう場合は乗ったままでないと、座席を確保するのは難しいかもしれません。
また、新宿駅の出口についても説明しますと、先頭1号車のさらに先に甲州街道改札、ミライナタワー改札、新南改札。1・2号車の前の階段からは南口や東南口 。中央寄りの3・6号車の前の階段を降りると、中央東口や中央西口。後方の9・10号車の前の階段を降りると東口・西口へと出ます。一番多くの人が移動する駅のホームでもあるので、移動中の車内の混雑よりも、降りた直後の移動を減らすために目的地近くへ出る車両を選んでおくのも一つのテクニックかもしれません。

高円寺駅を快適に利用するためのポイント

高円寺駅から新宿駅へ向かう際に、混雑を避けて快適に利用するためのポイントや情報を整理してみました。

・移動手段は中央線で一本。オレンジ色の快速と黄色の各駅停車とがあり、所要時間は約10分。運賃は同じ(157円)。

・各駅停車のほうが若干空いているとの話。なお各駅停車のホームには、東京メトロ・東西線へ進む車両もやってくる。色が違う(黄色ではなく水色)ので見分けはつきやすいが、念のため注意は必要。

・どちらのホームも3・5号車の前は改札出口へ向かう階段やエスカレーターがあるため、待っている人は多め。待っている人が少ないのは、端の車両。

・途中駅で乗り降りをする人はいるが、座席をゲットするのは大変難しそう(なお各駅停車の場合、途中の東中野駅・大久保駅は最後尾の10号車が出口近くの車両となる)。

・中央線は、電車の遅延が生じやすい。ギリギリではなく、時間に余裕をもった行動も大事。

まとめ

以上、朝8時台に高円寺駅から新宿駅へ向かう場合について、高円寺駅の基本情報、通勤ラッシュ・混雑時間の情報について、ご紹介しました。
基本座っていくのは難しい感じですが、ホームで並ぶ場所や乗車する車両によっては混雑具合が違ってくるように感じました。
朝の通勤ラッシュは、少しでも快適に過ごしたいもの。ぜひ、参考にしてくださいね!
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