普段着で楽しむ、東京うまれのワイン ― 門前仲町「深川ワイナリー東京」 【Woman.CHINTAI】
 
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普段着で楽しむ、東京うまれのワイン ― 門前仲町「深川ワイナリー東京」

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富岡八幡宮や深川不動尊のある門前仲町駅のにぎやかな地域に背を向けて進むと、静かな住宅街がひろがっていました。隅田川と豊洲運河にかこまれた下町、深川。この街には、気取らない独特の空気が流れています。防災用の建物など、江戸の名残が見える大通りから路地に入ると、一軒家や小さな工場がならびます。

外観3

概観1

外観

今回訪れたのは、全国の銘醸地のぶどうでワインを作る「深川ワイナリー東京」です。下町の住宅街に、ワイナリーがあるとは知りませんでした。
木の扉を開くと、ふわんとワインの香りのする醸造所。ここで年間およそ3万本のワインが生み出されます。奥に並ぶ銀色のタンクの中では、ワインがゆっくりと発酵していました。

熟成させてるところ

出迎えてくださったのは、長年滋賀県でワイン造りをしていたという、醸造家の上野浩輔さん。

バストアップ

上野さん:「東京でワイナリーを開いている利点は、全国から美味しいぶどうが集まってくること。地方に足を運ばずとも、誰でも気軽にワイナリーに親しめる場にしていきたいんです。東京という場所柄、腕利きの料理人やワインに詳しいお客さんが集まるので、一緒に『深川ワイナリー東京』ならではの味を模索しています。

樽

ワイン瓶

ご近所さんが散歩がてら立ち寄ってくれたり、ボランティアの方と一緒になってぶどうを絞ったり、人との距離が近いなと感じます。ぶどう作り以外は、田舎にいたころと変わらない暮らしができて、東京都内ではあるけれども自然体でワインをつくる毎日です」

醸造所の奥には、バーカウンターがあり、地元の常連さんや、仕事帰りの女性が一人でふらっとワインを楽しみに来るそう。

カウンター

おすすめのワインを試飲させていただきました。まずは白ワイン用のぶどうを赤ワインの製法でつくったという、少し濁りのあるオレンジワイン。グラスからはぶどうそのもののフルーティーな香りが。アルコールの匂いがほとんど感じられない、やさしい口当たり。

白ワイン

他にも、無濾過の赤ワイン、デラウェアの白ワインに、スパークリングワインも試してみました。保存料をほとんど使っていない、こだわりのワインばかりです。どれもおいしくて、夢中でぶどうを食べているような気分になります。

ワイングラス

オリジナルキャラ「ワインマン」のデザインが可愛い、バッグインボックス(紙パック)の赤ワインを購入し、ワイナリーを後にしました。住宅街を歩いていくと、水路を活用した遊歩道のような素敵な公園を発見。

ワイン外

実は、晴れた空のもとワインで乾杯しようと、自宅からグラスとおつまみのパンを持参していました。石のベンチに、ワインを並べます。青い空のもと、無濾過のワインをゴクリ。

昼のみ

ほろ酔い気分で歩いていくと、幅の広い水路に突き当たります。この辺りは少し歩くと水辺に出られるのも魅力ですね。遊歩道を歩き、いくつもの橋をわたりながら散策するのは、気持ちよく感じます。白や黒の水鳥にも出合えるのどかな景色。そこにぶどう畑はないけれど、気取らない下町のワイナリーで、できたてのワインを楽しむ散策になりました。

トキ

川辺

深川ワイナリー東京

東京都江東区古石場1-4-10 高畠ビル1F
TEL:03-5809-8058
営業時間:月-火 10:00-18:00
水-日 10:00-22:00(L.O.21:30)
※17:00よりバータイム
http://www.fukagawine.tokyo/

取材・執筆:設楽 ゆう子

※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。

※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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