あったかい下町の味|わたしとパン! 第1話 北千住編 【Woman.CHINTAI】
 
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あったかい下町の味|わたしとパン! 第1話 北千住編

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haletto編集部の中で、日本は元より世界各地、とりわけ放浪癖のある佐藤有香さんはいつも魅力的だ。

いつしか見かけた80リットルほどの赤と黒のツートンカラーのキャリーバックには、旅の戦歴とも言える数々のワッペンが所狭しと貼ってある。

そんな佐藤さんは、茨城から19歳で上京して以来、東京、神奈川、千葉とあちこち引越しを繰り返すうちに、「アクセスの良さ」や「買い物のしやすさ」と同じくらい、住み選ぶ「街の雰囲気」を大切にするようになったという。

20代、色々な場所に移り住んだからこそ、30代のいま、都会的でおしゃれな場所よりも、古くから続く個人商店や活気のある商店街がある街を好むように。

佐藤さん:「特に、一昨年から住み始めた北千住は、散策しがいのある小道が多く、生活感あふれる商店街の賑々しさが合います」

そんな、いまも下町感漂う北千住に溶け込むパン屋「ふらんすや」。北千住の宿場町商店街から一本裏通りに入ったところにあるこの店は、入口の上に描かれた色あせたコック帽のクマがトレードマーク。ブーランジェリーでもなく、ベーカリーでもない「パン屋」という言葉がよく似合う素朴な外観。

佐藤さんは、荒川土手をサイクリングしながら図書館に立ち寄った帰り道、「ふらんすや」で「あれもいいな、これもいいな」とパンを選んで帰るのが気持ち良い休日。5坪程度の小さな店内には食パン、サンドイッチ、お惣菜パン、スイーツパンなど、約50種類の甘い魅惑が詰まっている。ちなみにお気に入りは、コロッケバーガー(226円)だ。

佐藤さん:「家庭的な味わいで、お腹の中から優しい気持ちにしてくれます」

店長の三柴重夫さんは12年前に先代オーナーからお店を引き継いだ。

三柴さん:「毎日食べてもらいたいから、丁寧に仕込み、できるだけ安価で提供しています。商品の取り置きをするなど、お客さんのリクエストにも応えていけるよう地域の声を大切にしています」

長かった冬が明けて季節は春。もう少し暖かくなってきたら、佐藤さんみたいにパンを持って荒川土手でピクニックをしようか。

ふらんすや

東京都足立区千住3-55
TEL:03-6805-1230
営業時間:7:30-19:30
定休日:水曜日

取材・執筆:佐藤 有香
企画構成:市井 了
編集:haletto編集部

写真:川瀬 一絵
島根県出雲市出身。忘れっぽいことへの焦燥感から写真を撮り始め、些細な体感を収集するように撮影を続けている。
近所や訪れた先々で適当に散歩して道に迷うのが趣味。

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※この記事は、2019年11月までおでかけメディア「haletto(ハレット)」で掲載されていた内容を、公式に転載したものです。

※金額など掲載されている情報は記事公開時点のものです。変更されている場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。

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