わたしとラプンツェルと一人暮らしーおうちでプリンセスキャンペーンに寄せて【中川翔子さんインタビュー】 【Woman.CHINTAI】
 
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わたしとラプンツェルと一人暮らしーおうちでプリンセスキャンペーンに寄せて【中川翔子さんインタビュー】

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中川翔子

『塔の上のラプンツェル』の映画の吹き替えから、かれこれ9年間もラプンツェルの声を演じ続けている中川翔子さん。

自身も「ディズニーのビデオを擦り切れるほど観て育った」と言うほど、生粋のディズニーフリークです。

そんな中川さんにとってラプンツェルはどんな存在で、彼女からどんなメッセージを受けっているのか。そして中川さんご自身の「一歩踏み出す経験」について、いろいろとお伺いしました。

ラプンツェルは私の心のビタミン剤

― ラプンツェルの声を演じて、今年で9年目だそうですね。

公開当初は東日本大震災とちょうど重なり、上映がしばらく延期されました。

いよいよ公開という当日も、街はまだ停電などの影響で真っ暗で、「こんな時に映画館に行ってもいいのかな」「お客様はきてくださるのかな」と不安な気持ちで舞台挨拶に向かったのを、今でも覚えています。

でもいざ行ってみたら満員のお客様が集まっていて、皆さん映画を観て泣いたり笑ったり拍手をしたり、心から映画を楽しんでいらしたんです。その様子を見て「エンターテインメントは人の心に光を灯すことができる」と実感しました。

― 作品に対する思い入れも強いですか?

こんなに長いお付き合いになるとは正直想像していませんでした。
当初は関連グッズなども今ほど多くなく、少しずつじわじわと人気が高まっていったように思います。

今では街を歩いていても小さいお子さんから「しょこたん!ラプンツェル」と声をかけてもらえるくらい、浸透していますよね。

それもみんなラプンツェルの魅力なんでしょうね。
この9年間、ラプンツェルと一緒に歩んできて、私にとっては「心のビタミン剤」のような作品です。

長く演じているからこそ、緊張感を持って取り組みたいですし、健康に気をつけて声も変わらないようにしたいです。

― 中川さんにとってラプンツェルとはどんな存在ですか?

大人になってからの私の夢は「子どもたちに夢と思い出を届けること」。

ラプンツェルの吹き替えをさせてもらったことでこの夢が叶い、一生ものの大きな宝物になりました。
そして大人になっても夢はたくさん見つかることを、ラプンツェルから教えてもらいました。

ラプンツェルって、プリンセスなのに落ち込んだり情緒不安定になったり、等身大の生々しい女の子なんですよね。
塔の中に閉じ込められているとだけ聞くと、かわいそうな身の上ですが、限られた環境の中で精一杯自由を謳歌して、たくましくてパワフルな女性です。

アフレコ後に涙が止まらなかったシーンも…

― 中川さんご自身、ラプンツェルに似ている部分はありますか?

母親と一緒に住んでいるところや、親友が動物なところも同じですね(笑)。

私にもマミタスという相棒のような猫がいて、彼女が私のところにやってきたのは、「芸能界でやっていけるかな」と不安に思っていた時期でした。
ですが、マミタスがいたから仕事も続けられたし、辛い時も乗り越えられたので、私にとってはパスカルのような存在でした。

― パスカルも人気の高いキャラクターですよね。

忙しいラプンツェルに相手にしてもらえず、パスカルが「僕なんていらないんだ」と家出をする場面では、「仕事とかそんなことより、あなたの場所が心の真ん中に特別にあるの。あなたがいないと何もできない」とラプンツェルが叫びます。

そして再会した後、パスカルが自分の命と引き換えにラプンツェルを助けるシーンも。
この場面のアフレコが終わった後、私は涙が止まりませんでした。

マミタスはもう亡くなりましたが、相手が動物やペットでも、「必ず心は通じ合える」と教えてくれる大事な場面。
ラプンツェル ザ・シリーズ』にはこういうシーンがたくさんあるんです。

「ラプンツェル ザ・シリーズ」 ©Disney ディズニーデラックスで配信中
「ラプンツェル ザ・シリーズ」 ©Disney ディズニーデラックスで配信中

母が連れて行ってくれたフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでの思い出

― 中川さんご自身もディズニーを見て育ったとか。

母も父もディズニーが大好きでした。

私が9歳の時に父が亡くなり、母は精神的にも経済的にも大変だったにも関わらず、「こういう時こそディズニーでしょ」と貯金をはたいてフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに連れて行ってくれたことがありました。

シンデレラ城がピンクのケーキにデコレーションされていたり、イルミネーションも桁違いに迫力があり、その時の思い出は今でも鮮明に残っています。

また鍵っ子で留守番が多かったので、『ファンタジア』をよく観ていましたね。
白黒の短編集『シリー・シンフォニー・シリーズ』は、ガイコツが墓場でダンスをしたり、ミッキーが幽霊屋敷に閉じ込められたり…ちょっぴり怖いけど擦り切れるほど観ていました。

ディズニーの映画やビデオは、音楽が素敵で想像力の余韻を味あわせてくれるので大好きです。

― ラプンツェル以外に好きなプリンセスはいますか?

母から「世界で一番美しいのはオーロラ姫だ」と聞いて育ったこともあり、昔からオーロラ姫が大好きです。
特に好きなのは妖精たちがお菓子を作るシーン。
ものすごく美味しそうですよね。
それに魔法でドレスの色が次々変わっていくのも可愛い。いつも「ピンクのドレスで止まって!」と念じながら観ていました。

また小さい頃は、オーロラ姫のように美しく気絶する練習もしていました(笑)。
音を立てすぎず、でも静かすぎずにドサリと倒れられるように。それにコツコツとプリンセスっぽい靴音を立てて歩く練習も…とにかく女の子にとってプリンセスは憧れの存在ですね。

子どもだけでなく、大人になった女性にも憧れや夢は大切です。それを与えてくれるのがディズニーだな、といつも思います。

夢は大人になっても次々と生まれるもの

塔から踏み出すラプンツェル
『塔の上のラプンツェル』(2010)より ©Disney ディズニーデラックスで配信中

― 見知らぬ世界に一歩を踏み出すラプンツェルから、どんなメッセージを受け止めましたか?

ラプンツェルは閉じ込められていた塔から一歩踏み出して、自分で夢を叶えて行きますよね。
初めて地面に足を着けた時は怯えていて怖がっていたのに、すぐに楽しくなって、ワクワクしたような顔になる。
あのシーンは、ラプンツェルの中でも象徴的なシーンです。

夢が一つ叶えば、また次の夢が生まれる。夢って人生に一つじゃなくていい。ラプンツェルはそんなメッセージも伝えてくれていると思います。

― 次々と夢が生まれるって、素敵ですね。

ランタンのシーンでは、「夢が叶ったらどうしたらいいの?」というラプンツェルの問いに、ユージーンが「また見つければいいんだよ」と答えますよね。
このセリフ、最高に格好いいと思いました。そう、夢はまた見つければいいんです!

「輝く未来」を歌う、ラプンツェルとユージーン
『塔の上のラプンツェル』(2010)より ©Disney ディズニーデラックスで配信中

私も大人になってから見つかった夢がたくさんあります。
私なんかが夢なんて大きくて重い言葉を使っていいのか迷っていましたが、「これが食べたい」とか「どこかに行きたい」といった小さなことでも、立派な夢。
ちなみに次の私の夢は、自分の孫と一緒にラプンツェルを観ること。内緒にしておいて、初めて一緒に観る時に「実はこの声、おばあちゃんなの…」と驚かせたいですね。

SNSは言霊を飛ばすドリームノートとして活用

― 中川さんの幼い頃の夢、そしてそれが叶った時のことを教えてください。

幼い頃から絵やゲームが好きだったので「漫画やゲームの仕事がしたい」とか、星が好きだから「プラネタリウムの受付をしたい」とか、数え切れないほど夢はありました。

でも芸能界に入ったことで、漫画の連載をさせてもらったり、プラネタリウムのナレーションやゲームのボイスも担当させてもらえて、結局夢が叶っているような気がします。

だからどんな小さなことでも、好きなことや夢を心の中で大事にしておいてほしい。
正面からじゃなく、ふとした機会にチャンスが訪れることもありますから。

― その夢を叶えるために、どんな努力をされましたか?

私はとにかく文章にして発信しましたね。最初は愚痴や呪いの言葉を書こうかと思ったこともありましたが(笑)、文章は私が死んでも残るもの。

発想を転換し遺書のつもりで、「明るいこと・好きなこと」について書くようにしました。
すると「深海生物が好き」と書いていたら、その2年後に深海に行けることになったり、10年前に書いた自分でも忘れていたことを、誰かが読んで声をかけてくれたり、不思議なこともたくさんあります。

「言霊」という言葉がありますが、日本語は本当に言葉に力があると思います。 マイナスの言葉や、人を中傷するようなことを書かなくて本当によかった。
今はSNSで自分の言葉を宇宙にまで飛ばせる時代です。

人生は有限なので、前向きなドリームノートとしてこれからもSNSを使っていきたいと思います。

― 次々と夢に向かって行動を起こす中川さんのパワーの源は?

年齢や環境が違う人たちと交流してみることですね。
自分にないものをたくさん持っているし、知らないこともたくさん教えてもらえて、パワーをもらえます。

自分の周囲にいないタイプの人と交流してみるのも、本当に面白い。
私は最近免許を取得したんですが、もともと全然必要ないと思っていたのに、友だちから何気なく「取ればいいのに」と言われたことがきっかけになりました。

自分の常識は、人にとっては常識ではないことも多いですよね。 人と交わり付き合ってみることで、一歩を踏み出す背中を押してもらえることもあります。

自由で快適な一人暮らしへ、一歩踏み出して!

― さて、次は中川さんの「家」についてお伺いしたいのですが…。

今は母が建てた二世帯住宅に猫と一緒に住んでいます。
自分の好きな壁紙も選んで、トイレには猫のランプも取り付けました。
寝室の天井も光る星座が出るような仕掛けにして、キッチンは大好きなピンクにしました。

今まで何度か引っ越しもしてきましたが、生まれ育った家の景色や、父の実家の近くの夕焼けは人生の原風景。
私の心の中にずっとある、大事な色でもあります。

それに元気に遊ぶにも仕事をするにも、まずは回復しなければ動けません。
そのためにも「家」は最高に居心地の良い場所であり、心の拠点だと思っています。

中川翔子

― 初めての一人暮らしは何歳頃でしたか?

遅い方だと思いますが、30歳です。
激しいアクションの練習が必要な舞台があって、トレーニングをしたいという名目で実家を出ました。

実家でも不自由は感じていませんでしたが、あの一人暮らしをした時の開放感といったら…まさに「イヤッホー!」という感じ。

好きな時に好きなことができて、とにかく自由で心地よかったですね。

初めて掃除・洗濯・自炊を自分でやって、経験値がグンと上がりました。

一人になったことで、逆に「仕事仲間に迷惑をかけられない」と自炊して規則正しく食事を摂るようになり、健康的になったくらい。

― これから一歩を踏み出して一人暮らしをする女性に、メッセージをお願いします。

まずはラプンツェルを観てほしい!

一歩を踏み出す時は勇気がいるけれど、いつかは生まれ育った家を出る日はやってきます。

そしてラプンツェルが外界に出た時のように、「なんでもっと早く出なかったのか」と感じると思います。

引っ越しをきっかけに、人を家に呼びやすくなったり、パーティをしてみたり、これまでの生活が変化するチャンスでもあります。

最近は電気圧力鍋やたこパができるホットプレートなど、家電も進化していて選ぶのも面白いですよね。

好きな時にお酒を飲んだり、お休みの日にダラダラしたり、一日中ゲームをするのも自分の自由。

「自由」は大人の特権ですから、それを最大限に活用してほしいです。

仕事や人間関係でしんどい時でも、一人暮らしだとチャンネルを変えたり、切り替えがしやすいと思います。

一歩踏み出して環境を変えることで、新しい自由・新しい楽しさが見つけられるはずです。

Woman.CHINTAI_中川翔子さん

(取材・文:元井朋子)

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