【風水鑑定家が伝授！】風水におすすめな一人暮らしの間取りとは？

お部屋を探すときに、「家相」を気にする方が多くなりました。なにしろ、これから新しい生活が待っているのですから、家相の良いお部屋を選べることに越したことはありません。

一人暮らしの方が心地良く暮らすことができ、金運や恋愛運、結婚運、ビューティー運など女性にうれしい運気を間取りから取り入れる方法をお話したいと思います。

間取りが風水、運気に与える影響

単純に、一般的にいうこの方位にこの部屋があるなど、方位だけを見て間取りを決めればOKということではありません。

居心地の良い家というのはどういう家なのか、根本的な考え方として、「良い気が循環しやすい間取り」が良い間取りとなります。

気の流れがスムーズで、かつ循環する場所（方位）を間取りによって整えていきます。この「良い気」というものが、「良い運気」だとお考えください。

つまりは、気の流れが良い間取りである必要があり、良い気が入ってきてもすぐに抜けてしまう・気が停滞しやすいような作りの間取りは避けた方がいいということになります。

間取りが良いということは、その気の流れを整える、つまり運気の流れを通りやすくするためにしっかりと交通整理・舗装された道であり、それぞれ配置された部屋は、方位によって運気を補充するガソリンスタンドのような役割を担います。両方が揃ってこそ、良い間取りということになります。

気が循環せず、停滞している間取りですと、なんとなくやる気がでない、ひたすら「何かいいことないかなぁ」とか、「なんで上手くいかないんだろう」といった喪失感を抱きやすくなります。

気が循環する、気の通りがいい間取りですとやる気がわいて「次は何をしようかな」「今日はこんないいことがあった」「明日はもっといい日にしよう」と、ポジティブで活動的になれます。

風水的に望ましくない間取り

風水的に望ましくない間取り1.生活スタイルに合っていない間取り

一人暮らしで3LDKに住むなど、それはそれでアリですが、あまり広すぎても自分の気を部屋に満たしづらい状況になります。

例えば、50帖あるお部屋に一人で寝てくださいといったときに、おそらく部屋のど真ん中で寝ようとは思えないでしょう。これは、自分の気が行き届かず、居心地が悪くなるからです。

風水的に望ましくない間取り2.「開かずの間」を作ってしまう間取り

一人暮らしで3つもお部屋があると、どこかを物置にしてしまって、なかなかそこに出入りしないスペースができてしまいます。

これが、最もいけない状況です。新築の家であっても、人がずっと出入りしていないと傷んでしまうとよく耳にすると思いますが、それと同じ現象が家の中で起こってしまうのです。

風水的に望ましくない間取り3.狭すぎる空間

「とりあえず寝るだけだし」とか、「家賃を出来る限りセーブしたい」という風に考えるとどうしても狭い空間のお部屋を選んでしまいがちです。

狭すぎると、今度は気の循環がしづらい状態にあります。気が循環しないと、運気は停滞します。生活スタイルに適していて快適さも考慮することが大切です。

風水的に望ましくない間取り4.玄関から入ってそのまま突き当たりに窓がある

玄関は運気の入り口でもあります。玄関を入ると突き当たりにそのまま窓があるとそのまま運気も通り抜けてしまいます。

風水的に望ましくない間取り5.玄関入ってすぐにトイレがある

もちろん、トイレはとても大切なスペースであり、無くてはならないものではありますが排泄を行う場所のため、陰のスペースとなります。

玄関の横にすぐトイレがあると、陰のスペースと混ざりますので、できればすぐ横にない方が無難です。

風水的に望ましくない間取り6.欠けのある間取り

欠けがあると、その方位の運気が欠けている状態になります。出来る限り欠けはない部屋を選ぶことが大切です。特に鬼門である北東、裏鬼門である南西、縁を呼び込む東南は欠けがないものを選ぶことです。

風水的に望ましい間取り

風水的に望ましい間取り1.トイレやお風呂に窓がある

24時間換気がついている物件は多いですが、実際窓があるとより運気が良くなります。

トイレなど、ニオイのこもりやすい場所、そしてお風呂は湿気が最も溜まりやすい場所です。窓があることで、大きく開運します。

風水的に望ましい間取り2.リビング、寝室は出来るだけ東南に配置

東南は、ほぼどんなものを配置しても良い場所になりますが、特に一番過ごす時間が多くなるくつろぎの場所「リビング」、寝ている間に運気を補充する場所「寝室」を置くと、女性にうれしい恋愛運、結婚運、人気運などがアップしていきます。

風水的に望ましい間取り3.明るさ、静かさを重視

窓のある場所、ない場所があると思います。明るさを重視して部屋選びを行いましょう。

また、今回は間取りのお話なので割愛しましたが、外の車の音、周りの生活音など、音がうるさいと感じないお部屋を選ぶことも重要なポイントとなります。

間取りが悪い部屋に住んでいる場合の解消法

生活スタイルに合っていない間取りの解消法

部屋が広すぎる場合は、インテリアや家具などあまりごちゃごちゃしない程度に上手に空間を使いやすく分けて、趣味のスペースを作るなど落ち着くサイズに仕切ります。

例えば、部屋の雰囲気にあったパーテーションを置いたり、背の高い家具を置いたりして上手に区画を作ってみましょう。

開かずの間を作ってしまう間取りの解消法

もしも、使わない部屋を荷物置きにするのであれば、出来るだけその部屋に入り、中の荷物に触れることです。

「いつか使うから取ってある」物は使いませんので処分した方が良いでしょう。必ず使うものだけを置くようにしてください。

狭すぎる空間の解消法

とにかく物を減らすことです。狭いお部屋を選ぶ方の方が、広い部屋を選ぶ方よりも物が多い傾向にあります。

例えば、靴が大好きで靴だらけであるとか、本が大好きで本が何百冊もあるといった傾向があります。本当に必要な物だけをチョイスすることが大切です。

玄関から入ってそのまま突き当たりに窓がある空間の解消法

玄関と窓の間に、このような仕切りがない物件はあまり良くありません。仕切りがない物件の場合は、入り口に目隠しもかねて、のれんを掛けると良いでしょう。

玄関入ってすぐにトイレがある空間の解消法

あえて、「TOILET」とかかれたステッカーや、トイレマークを貼らないようにしましょう。換気を出来るだけ行ってください。

欠けがある間取りの解消法

欠けのある間取りはその場所のエネルギーがない状態です。欠けがある場合は、その場所に生花を飾り、お水は毎日取り換えて、枯れたらすぐ取り換えるようにしてください。

風水的にイマイチな間取りも、まずは対処することが肝心！

いかがでしたでしょうか。

方位だけに気をとられるのではなく、いかに自分の気が循環できるスペースとなるかがポイントになってきます。

間取りがどうしても上手くとれない場合は、物を減らすだけでも運気は上昇しますので、まずはそこから始めてみてください。

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文=生田目 浩美．
気学風水鑑定家。1998年より風水師に師事。風水・九星・祐気採り（吉方位判断）・吉日の選定・手相・姓名判断・家相学などを学ぶ。
http://www.fengshui-nacky.jp/