一人暮らしに最適なのは折りたたみ自転車？または普通の自転車？

一人暮らしで自転車があると、行動範囲が広がって移動や買い物がぐんと楽になりますよね。

一人暮らし用の自転車を買うとき、折りたたみ自転車と普通（折りたたまない）自転車、どちらを買うか迷う人も多いでしょう。それぞれどんなメリットやデメリットがあるのか、また一人暮らしで自転車を利用する場合注意しておきたいことも紹介していきます。

一人暮らしで自転車を利用するのに向いている人

あったら便利だけど、必ずしも必要とは限らない自転車。では、どんな人が一人暮らしでの自転車利用に向いているのでしょうか？

自転車利用に向いている人①家賃を抑えたい人

一人暮らしの家賃を抑えたい、駅から遠くてもいいから少しでも広い部屋に住みたいという人は、自転車の利用をおすすめします。

一人暮らしの物件に限らず、ほとんどの賃貸物件は、駅から離れた場所ほど、家賃が安くなります。また、同じ家賃でも、駅から遠い物件であれば、駅近の物件より広い部屋を利用できることもあります。

自転車利用に向いている人②満員電車がストレスな人

通勤通学時の満員電車やバスがストレスという人には、自転車がおすすめです。確かに自転車は、電車やバスに比べると移動に時間はかかります。しかし、満員電車のストレスからは解放されますし、遅延や渋滞の影響も受けません。女性の場合は、痴漢の心配も減らせるでしょう。

自転車利用に向いている人③健康的な生活を心がけたい人

あまり運動する機会がない人、健康的な生活を心がけたい人には、自転車生活をおすすめします。
自転車もれっきとした運動のひとつ。バスや電車で移動していたところを、自転車での移動に変更するだけでも、適度な運動になります。

自転車利用に向いている人④夜遅く帰宅する人

帰宅時間が遅い人は、自転車があった方が安心です。どれだけ駅から近くても、女性が夜道を一人で歩くのは危険です。タクシーもありますが、金銭面が気になります。自転車があれば、危険がゼロになるというわけではありませんが、徒歩よりも早く帰宅できる分、危険を減らすことはできます。

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普通（折りたたまない）自転車のメリット・デメリット

一人暮らし用の自転車を買うとき、折りたたみ自転車と普通（折りたたまない）自転車、どちらを買うか迷う人も多いでしょう。それぞれどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。普通自転車から確認してみましょう。

普通自転車のメリット①価格が安い

普通自転車は、折りたたみ自転車に比べ価格が安いものが多いです。中には10000円以下で購入できるものもあります。自転車選びに強いこだわりがない、とにかく価格重視という人は、普通自転車がおすすめです。

普通自転車のメリット②かご付きで買い物に便利

普通自転車に付いているかごを使えば、一人暮らしの買い物が一気に楽になります。かご付きの折りたたみ自転車もありますが、小さかったり簡易的なものだったりするので、買い物で使いたいという場合は、普通自転車の方がおすすめです。

普通自転車のメリット③短中距離移動に最適

タイヤが大きく安定している普通自転車は、短中距離の移動に最適です。一人暮らしであれば、通勤通学、買い物、駅までの移動、運動や気分転換など、いろんな場面で活躍します。少し価格は高くなりますが、ギアチェンジができるタイプを選べば、坂が多い地域でも安心して使えます。

普通自転車のデメリット①自転車置き場が必要

普通自転車を持つのであれば、自転車置き場が必要になります。中には、自転車置き場はあるけれど、たくさん自転車があっておけない、狭くて使いづらいということもあるので、注意して物件を選びましょう。

普通自転車のデメリット②小回りが利かない

普通自転車は折りたたみ自転車に比べると、サイズが大きく重さもあるので、小回りが利きません。特に、急な坂道や狭い道路、曲がり角が多い街中を走行するときは、不便に感じることもあるでしょう。

折りたたみ自転車のメリット・デメリット

続いては、折りたたみ自転車のメリットとデメリットです。

折りたたみ自転車のメリット①折りたためる

名前の通り、折りたためることは大きなメリットです。持ち運びができるので、行きは自転車、帰りは電車という移動も可能になります。（電車内への折りたたみ自転車の持ち込みは、禁止されている場合もあります。）雨で自転車が濡れるのが嫌なときや、盗難が心配という場合にも、室内に入れて管理することができるので便利です。

折りたたみ自転車のメリット②自転車置き場がなくても大丈夫

一人暮らしする物件に自転車置き場がなくても、室内で管理できる折りたたみ自転車であれば心配いりません。自転車置き場はあるけれど、たくさん自転車がある、狭くて使いづらいという場合も安心です。

折りたたみ自転車のメリット③かわいくておしゃれ

見た目やデザインにこだわりたい人は、折りたたみ自転車がおすすめです。もちろん普通自転車にもかわいいものはありますが、全体のコンパクトさから感じられるかわいさは、折りたたみ自転車ならでは！女性が乗ると、よりかわいらしくおしゃれになります。

折りたたみ自転車のメリット④背が低い人も乗りやすい

コンパクトな折りたたみ自転車は、サドルやペダルが普通自転車よりも低い位置にあります。背が低い人でも、地面に足がしっかり着くので、安心して乗ることができます。

折りたたみ自転車のデメリット①中長距離移動には不向き

タイヤが小さい折りたたみ自転車での移動は、漕ぐのに体力を使います。近場の移動であれば影響は少ないですが、一人暮らしの自宅から離れれば離れるほど、移動が大変に。スピードを出すのにも苦労するので、中長距離移動には不向きです。

折りたたみ自転車のデメリット②価格や維持費が高い

折りたたみ自転車は、普通自転車と比べると価格は高めです。同じ価格の普通自転車と比べると、普通自転車の方が、性能がいい場合も多いです。

また、タイヤの維持費も気になるポイント。タイヤが小さいため全体的に劣化が早く、頻繁に使えば使うほど維持費がかさみます。お金もかかる一人暮らしには、見過ごせないデメリットです。

一人暮らしで自転車を利用する場合注意しておきたいこと

最後に、一人暮らしで自転車を利用する場合に注意しておきたいことをまとめました。自転車の種類に関係なく、気を付けておきましょう。

自転車のルール・マナーを守る

自転車は軽車両に含まれます。ルールやマナー守らないと、大きな事故につながる危険性がある乗り物です。

実際に、自転車とぶつかって歩行者が亡くなられるという悲しい事件も起きています。ちょっとした油断で加害者になってしまうことを忘れずに。一人暮らしや自転車の購入を機に、改めてルールやマナーを確認しておきましょう。

自転車や荷物の盗難対策

自転車の盗難対策はしっかり行いましょう。鍵だけでなく、購入時の防犯登録も大切です。一人暮らしの物件や自転車置き場に防犯カメラがあれば、より安心です。

また、乗車中の荷物にも注意してください。かごに入れた荷物をひったくられるという事件は珍しくありません。買い物などで自転車を離れるときも、荷物を置きっぱなしにしないようにしましょう。

自転車置き場がある物件に住む

一人暮らしで自転車を利用する場合は、自転車置き場がある物件を選んでおいた方が安心です。特に折りたたみ自転車の場合、次第に折りたたむことが面倒になることも多いです。

また、スペースが限られている一人暮らしでは、折りたたみ自転車が邪魔になるというケースも。いろんな可能性を考えて、自転車を利用する場合は自転車置き場があった方が便利でしょう。

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