大学生の部屋探しのコツとおしゃれな部屋づくりのポイントを紹介

一人暮らしの大学生活を満喫するためには、住む部屋も重要な要素の一つです。今回は、一人暮らしを予定している大学生の女性や大学生になる予定の女性に向けて、部屋を借りるまでの基本的な知識や便利でおしゃれな部屋を探すポイント、部屋のタイプごとのアレンジ方法などをお伝えします！

大学生の部屋探しの流れ

大学生の人がこれから住む部屋を探す場合、まずは部屋探しの流れを把握しておく必要があります。まずは部屋探しの流れを、借りたい部屋の条件を決めるところから契約まで一通り紹介します。

借りたい部屋の条件を決める

部屋を借りる際は、自分がどのような部屋に住みたいのかを検討し、希望の条件を絞っておくことでスムーズに部屋探しを行うことができます。決めるべき条件としては、家賃や間取り、部屋の広さなどがあります。特に、家賃は毎月かかる出費になるので、慎重に検討しましょう。また、大学生の場合は通学のことも考えて、住むエリアや通学までにかかる時間などの条件もしっかりと検討することが大切です。

物件に関する情報収集をする

条件をある程度絞ったあとは、物件の情報収集を行います。条件に見合った物件を探すには、雑誌やチラシなどに掲載された賃貸情報を探す方法があります。さらに、Webサイトや不動産会社の窓に貼られた情報から目星をつけることも、借りる部屋を探すには効果的です。特に、不動産会社では、サイトに載っていない掘り出し物件の情報が掲載されていることもあります。

不動産会社へ足を運ぶ

借りたい部屋の目星をつけたあとは、実際に不動産会社へ足を運んでみましょう。不動産会社では調べた物件がまだ空いているかどうか、もっと良い条件や理想の物件があるかどうか、などを担当者に調べてもらいます。物件に関する相談だけであれば無料で行ってもらえるため、積極的に足を運んで希望の物件を探しましょう。

内見をする

住みたい部屋がある程度決まると、次は内見を行います。不動産会社で良さそうな物件をピックアップしてもらい、見たいと思ったら一緒にその物件の内見を行うことができます。そして、部屋の間取りや広さ、日当たり、設備の状態に問題がないかなど、事前に見せてもらった資料ではわからない細かいところをチェックします。

入居の申し込みをする

内見して住みたい物件かどうかを検討した結果、気に入った場合は入居の申し込みを行います。申し込みの際に必要なものは、本人確認ができる公的な書類や銀行口座の通帳、印鑑などです。事前にどのようなものが必要なのかは、不動産会社へ確認しておきましょう。そして、後日必要なものを持って不動産会社で申し込みを行います。

審査

申し込みが終わったあとは、審査に通過することで初めて物件を借りることができます。大学生の場合、収入がなければ、保証人は本人ではなく親権者になるケースも多くなっています。理由は、学生は学業が仕事とみなされ、収入があまりないと判断されるためです。そして、保証人である親の経済状況が審査され、問題なければ借りられます。

契約

審査に通過したあとは、賃貸契約を行います。これは入居後のトラブルを防ぐために行われるものなので、提示された契約書は全て必ず目を通すようにしましょう。そして、不明な点があれば、その場で不動産会社の担当者に確認することが大切です。契約内容を把握していなかった場合、何らかのトラブルに発展することもあるので注意する必要があります。

大学生が部屋を探す際のポイント

大学生が部屋を探す場合、いくつかのポイントを押さえておくことでスムーズに探すことができる他、自分の理想的な部屋を探しやすくなります。この段落では、そんな大切なポイントを紹介していきます。

物件に関するポイント

部屋探しの際は物件に関するポイントを押さえることが重要です。具体的にどのようなポイントがあるのか見ていきましょう。

ポイント1：家賃

家賃は毎月支払っていくものなので、自身の収入や親からの仕送りで問題なく払えるかどうかをチェックしておかなければなりません。理想的な条件の部屋を見つけたとしても、家賃が高い場合は生活に無理が生じてしまう恐れがあります。

家賃が原因で生活が苦しくなってしまっては、学業にも影響が出てしまう可能性があるため、場合によっては条件をいくつか諦めて家賃を優先することも検討しておきましょう。物件を探す際は、周辺物件の家賃相場を調べ、なるべく安く借りられるところを探すことがポイントです。

ポイント2：築年数

物件を探す上で、築年数は重要です。一般的には築年数と家賃は比例しており、築年数が古いほど家賃は下がる傾向にあります。そして、物件の中には築年数が古くてもリノベーションにより設備がしっかりしていたり、部屋の中が新しく綺麗になっているところも存在します。

また、物件探しをしているときは、古い物件にも関わらず家賃が高いのはなぜか、新しい物件なのに家賃が安いのはなぜか、などの気になったところは不動産会社に質問してみましょう。

部屋に関するポイント

続いては部屋に関するポイントを紹介します。自分が住む部屋なので、しっかりとポイントを押さえて理想的な部屋に住めるようにしましょう。

ポイント1：間取りと広さ

部屋に関しては、間取りや広さがポ間取りはワンルーム・1K・1DKと変化していくにつれ、家賃が高くなります。これは単純に部屋の数が多くなっていることが理由です。そして、荷物が多い人は1DK、荷物や家具などが少ない人で家賃を抑えたい場合はワンルーム、など自身の状況や希望に応じて住む部屋を考えましょう。ワンルームの場合、部屋数は1つですが、面積が広ければ生活しやすくなっています。

ポイント2：収納スペースの有無

快適に部屋の中で過ごすには、収納スペースの有無についても確認することが大切です。特に、一人暮らし用の賃貸物件の場合は収納スペースがあることで、居住空間が狭かったとしても、収納スペースに荷物を収められます。逆に、居住空間が狭く収納スペースもない部屋では、荷物が居住空間に入り込み室内がゴチャゴチャしてしまう可能性があります。快適に住むためにも、収納スペースがあることを条件に取り入れてみましょう。

ポイント3：キッチンの設備と広さ

自炊する人の場合はキッチンの設備と広さは重要なポイントです。一人暮らしでしっかりと自炊をしていきたいと考えている場合は、築年数が古くても使い勝手が良く広いキッチンのあるところを探してみましょう。傾向として、6畳ワンルームの部屋はキッチンのスペースが充分に確保されておらず、調理しにくいことがあります。また、料理中の家事が心配な人は、ガスを使わないオール電化の物件も視野に入れて探してみることが大切です。

ポイント4：洗濯機置場の場所

洗濯機は日常的に使用するものなので、それを設置する場所はしっかり確認して、使いやすいかどうかを判断しなければなりません。物件によっては部屋の外に洗濯機置場がついている場合があります。この場合、夜に洗濯をすると防犯上危険なので、特に女性は室内に洗濯機置場がある部屋を選びましょう。また、室内の場合は、洗濯機の搬入経路が確保できることと、洗濯機のサイズが制限されないように置き場の広さが狭くないかどうかをチェックしておく必要があります。

ポイント5：トイレとお風呂場の設備内容

トイレとお風呂場の設備もチェックしておくべきポイントです。安い家賃を希望する場合、ユニットバスの部屋を検討してみましょう。トイレとお風呂が同じ空間にあるユニットバスは、一般的に家賃が安い傾向にあります。逆に、トイレとお風呂が別々になっている部屋は家賃が高い傾向にあります。しかし、築年数の古い物件であれば、このタイプであっても家賃が安く設定されていることもあるので、不動産会社と相談しながら色々探してみましょう。

周辺環境に関するポイント

大学在学中に暮らすことを考えると、周辺環境も確認すべきポイントです。具体的にどのようなポイントを確認していくのか、ここから見ていきましょう。

ポイント1：周辺環境と治安

女性の一人暮らしの場合、周辺環境に関するポイントとして、人通りや治安については重要な問題です。安心に暮らしていくためにも、物件を探す段階でしっかりチェックする必要があります。治安の良い物件の条件としては、適度に人通りがあることが挙げられます。ある程度の人通りがあれば、何か起きても助けを呼びやすくなります。しかし、人通りが多かったとしても、部屋が通りから見えない場合は防犯上危険になりやすいので注意しましょう。

ポイント2：お店や銀行などの有無

周辺環境の確認すべきポイントとして、お店や銀行、病院といった施設の有無が挙げられます。物件の近辺にコンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストアなど日用品や食べ物を買える施設があるのかを確認します。さらに、体調不良や緊急時に駆け込むための病院があるかどうかも重要なチェックポイントです。忙しい一人暮らしでは、周辺の利便性も重要なポイントなので、チェックしなければなりません。

ポイント3：距離

大学から物件までの距離も大切なポイントです。例えば、大学が青山一丁目や白金など家賃相場が高いエリアにある場合、金銭的な負担を減らすためにも電車通学で通えるような物件を探すようにしましょう。一方で、駒沢大学のような学校の場合、最寄駅である駒沢大学駅から徒歩10分圏内で物件を探すと家賃が高くなっています。しかし、大学まで徒歩20分や自転車で10分といった距離であれば家賃の安い物件が見つかります。

家賃重視で選んだ部屋をおしゃれにする方法

家賃重視で部屋を選んだため理想の部屋ではないという場合でも、おしゃれな部屋にする方法があります。この段落からは、具体的な方法をいくつか紹介していきます。

狭い部屋の場合

まず狭い部屋をおしゃれにするには、大きく分けて二つの方法があります。それぞれの方法について詳しく解説します。

視覚効果を使う

狭い部屋をおしゃれに見せる方法として、まず視覚効果を使った方法があります。視覚効果とは、実際の部屋の間取りよりも、さらに広く見せるために家具の大きさや配置を工夫することです。具体的には、部屋の中に置く家具を全体的に低くすることで、部屋の中が広く見え、窮屈感が出づらくなります。もし、大きな家具を持っている場合は、部屋の入口付近に設置することで視線を遮るものがなくなり、部屋全体が広く見えやすいといわれています。

インテリアを厳選する

狭い部屋でもインテリアを厳選することにより、おしゃれに見せることができます。まず、狭い部屋には置けるものが限定されるため、家具や雑貨などはコンパクトなサイズを選ぶようにしましょう。大きいものを置いてしまうと圧迫感を感じ、窮屈な印象の部屋になってしまう恐れがあります。また、使用頻度とサイズに注意して、沢山のものを置かずに本当に気に入ったインテリアのみを厳選することもポイントです。

古い物件の場合

古い物件の場合は、その特徴を活かしたり、別のインテリアで工夫しておしゃれに見せることができます。どのような方法があるのか解説します。

ヴィンテージテイストを活かす

古い物件の場合は、その物件の持つヴィンテージ・レトロ感を利用することでおしゃれに見せられます。古い建物の雰囲気を利用して、インテリアもそれに合わせた雰囲気のもので統一します。さらに、昭和の雑貨や60～70年代風の家具を置くことで部屋全体からこだわりを感じられるようになります。また、ヴィンテージ感を出すのであれば、経年劣化により汚れた雰囲気のある雑貨を飾ることも効果的です。

ラグやカーペットで隠す

古い物件のレトロ感やヴィンテージ感を求めていない場合は、建物の傷み・古さを隠してみましょう。効果的には、ラグやカーペットで隠す方法があります。この方法であれば、床を傷つけるリスクを防ぎつつも、好みのデザインに部屋を仕上げることができます。他にも、ポスターや壁掛けのインテリアなどで壁を覆ってしまうことで、レトロ・ヴィンテージな雰囲気を隠せます。ポイントは、床と壁を隠すインテリアのデザインや色味を統一することです。

多少短所がある物件でもおしゃれな部屋になる！大学生活を楽しんで

予算の都合上、部屋探しのポイントを全て実践するのは難しくなっています。ここで紹介した内容はあくまでも参考なので、妥協できるポイントと妥協できないポイントを自分なりに見つけながら物件を探してみましょう。また、古い物件や狭い物件であっても、自分の工夫次第でおしゃれに見せることができます。理想的な部屋に住めなかったとしても、部屋探しやアレンジを楽しむ気持ちを持つことが大切です。

部屋探しはWoman.CHINTAIで！

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「部屋探しが初めてで、どんな条件で部屋を探せばいいかわからない……」という場合でも大丈夫。

“洋服が好きなので収納たっぷりの部屋がいい” “心配症なので防犯がしっかりした部屋がいい”など、5つのタイプのなかからあてはまるものを選べば、あなたにピッタリのお部屋をおすすめします！

そのほか、独立洗面台つきやオートロックつきなど女性の一人暮らしならではの細かい条件を入れてお部屋を一括検索することができます。ぜひチェックしてみてくださいね！