【めがね一人暮らしするってよ】第4話　I’ll be back

女優、タレント、MCなど様々な分野で活躍している人気YouTuberのめがね（渡邉みな）さんが綴る、東京暮らしの連載第４話。「めがねちゃんコバエとチキチキレース開催 」「メガネちゃんDIYで家具生成-２nd- 」の二本立てでお送り致します。ツッコミたい気持ちをグッと堪え最後までお楽しみください。

猿でもわかるコラムの振り返り！！

めがね一人暮らしするってよ。をサクッと振り返りますよ！！ 前までクソ丁寧に1話ずつ紹介してたけど、もう4話ということで1話ずつやってたらやたら長くて、読むの面倒くさいと思うからざっくり紹介するね！！

高校卒業後、東京に出る！⇨水風呂に入り地ベタで生活する⇨これではいかんと常に思っているが何事も上手くいかない！⇨DIYするも60%の完成度！⇨ New（第4話）コバエと大乱闘する！andスペシャルゲスト登場！！

てな感じで、雑な紹介で4話から読み始めてる君は何が何やら分からないと思うから、ぜひ過去のコラムも遡って私の羞恥心を掻き立ててね！！

それでは今回もダメダメコラムいってみよー！！！

第1回チキチキコバエレース！！

題の通り、コバエとレースすることになりました。（は？）

いやもうみんな変な疑問は捨ててそのままタイトルを読んでくれ！！ そう！私はコバエとレースをすることになったのです（はい？）

そうあれは…あっ、まって、第二話で出したお得意の技を出そう、よし。。。

時を戻そう。

そう、あれは東京に住み始めの夏のことだった。 ちょうどその時期の私は、関西のTVでレギュラーを持っていて月1で関西に帰っていた。

収録は1日で終わるが、何せ私には東京にフレンドはいないし、まず東京は仕事をする場所という脳内イメージしかないので好きじゃないし、てか友達いないし、てか友達いないから遊ぶとか無縁だし、てか友達いetc

てなわけであの頃の私には友達がいないのだ。（あの頃とか言うてますけど、今もそんなにいないです。）

東京の友達のいない私は月1で関西に帰れるのであれば東京での仕事がない限り、関西居座るわけで、もうこれでもか！！ってぐらい居座る。

もはや、「東京のお家？何言うてまんのん笑、 あれは私のウィークリーマンションさかいに笑」って胡散臭さ満点の謎の関西弁で話せるくらい、 大阪にずっといるのだ。（病気かな思うぐらい居座ってたから自分でも怖かったわ笑）

そんな生活をしていたあの夏に…大きな事件が起きた。

コバエが湧いたのだ！！！

優しいお母様のいる、掃除洗濯お料理だけじゃなく、生活の整備が行き届いている素晴らしい家で育った、謂わば温室育ちの私には 生ゴミにコバエが湧くなんて発想は端からないのだ。

先程話した通り、東京の家に帰らない私は 生ゴミをそのまま放置していた。

いやそら私だって馬鹿じゃないですから、 出来る限り食材は腐らせないように大阪に出発するまでに調理したり、作った料理は冷凍したりと配慮してましたけど…流石にゴミには気が回らないよ。盲点だよ。

（これを読んでる読者はこう思うだろう。いやゴミが1番、注意する点だろ、こいつバカだろ）と。

てか最初、 コバエ湧いてるって私気づけなくて、 なんか家帰ったらちっさい虫よく飛んでるなぁ~窓開けっぱなしで行ってたっけ？いやそんなはずは…流石に戸締りは母親が用心深い人だから、小さい頃から窓は全部閉めて電気つけてから外出するとか学んでたし…

なんなんだろ〜この小さい虫〜どっから入ってきてるんだろ~ やたら呑気に考えてました。

分かってますよ、はいはい私はバカですよーんだ。 みんなは失敗しないでね、コレ読んで、しっかり学んでね。

そしてそんなコバエを湧かしていることに気づかない私にスペシャルゲストがきたのだ。

Mather is god

母がきた。

正確には、母が遊びにきた。

もっと正確にいうと、母は韓国のアイドルいわゆるK-POPオタクなので、来日公演があれば基本的にチケットをポチりとしてしまう人だ。

それが東京であれば尚更ポチる人だ。なぜかというと、ついでに観光もしちゃうからだ。

そんな感じで毎年数回、母は私の家に泊まりにくることになるのだ。 そしてその日も、私の家に遊びにきたが 到着数分後、綺麗好きの母はすぐに異変に気づいた。

母「なんか…コバエ飛んでない？」

私「うわ！そーやねん気づいた？コレなんなんかな？」

母（動き回り探す）「…！！」

私（( ˘ω˘ )？）

母「みな！キッチンの生ゴミちゃんと出してる？ここからちゃう？」

私「ギャァァアああ！！！」

なんとしっかり湧いていた。 あいつらの生命力と子孫繁栄能力は底がなく 卵から成虫までの過程がめっちゃ早い。

すぐに、生ゴミを捨て 殺虫剤まいたが、足りない。 足りないというか意味があまりにない。

なぜなら生ゴミだけでなく、生ゴミボックスの後ろに置いていた、時期生ゴミ袋になるストック達にまでお卵がついていたからだ。 流石に失神しそうになった。 

次の日、本当は観光しようね、遊びに行こうね〜なんて呑気に会話していた私だがそんな予定は一切なくなり半日かけてコバエVS母&私で大乱闘していた。

ホームセンター殺虫剤を二本買い、外における大きめのゴミ箱ボックスを買った。 ストックの袋を徹底的に捨てて、 キッチンの生ゴミ周り、ストック場所、すべてに殺虫剤をまいた。

2日に渡りコバエと戦った私は、コバエ恐怖症になった。 今でも小さい虫が飛んでるとやたら反応してしまうし、なんとも言えない恐怖心に心臓がドワドワする（招いたのは自分自身です。）

こうして、コバエに勝利した私と母は遊ぶ予定だった一日をなくした。

そして帰り際に母は私に 「もうコバエ湧かしなや」とシンプルな一言で去っていった。

母はやはり、神なのではないかと思った。 私の困難や失敗をいとも簡単に正してくれる。 正しい方に導いてくれるのだ。 母には生まれてから感謝しきれないほどお世話になっている。 お世話になっております。がここまでかっちりハマる人はいない気がするな…。

余談ですが、冷蔵庫がなぜかイカ臭い時がありまして、原因は魚介パスタを作った時、魚を触ったフォークでバターに触れてしまい、魚介の匂いがついてそこからイカ臭さが発生していた事がのちにわかった。

コレは母と姉と弟が遊びにきていた時に起こった事件で、姉は「お前の冷蔵庫にモノを入れるとイカ臭くなるから何も入れたくない」と数ヶ月からかわれていた時期が昨年の夏にありました。

人間は失敗から色んなことを学ぶのです。

コートラックには気を付けろ

なに少年漫画のサブタイトルみたいな題名にしてるんだよって感じですが、コートラックの失敗談を話させていただきます。（お願いだから何か一つぐらい成功してくれ。）

コートラックって皆さんご存知ですか？？ 横文字でおしゃれな言い方してますが、ようは上着かけのことです。 よくお洋服屋さんとかにある、壁についていない お洋服がけみたいなのあるでしょ？あれです。

季節は夏から冬になったのでそろそろコートやダウン、ジャケットなど嵩張るアイテムが増えてきましたが、お家にはラックがありませんでした。

インタビューチェアーという少し1人用サイズには大きめのゆったりしたソファーが私の家にあるのでそこにコートを置いてた時期がありましたが、 ずっとそこに放置するの良くないと思い探すものの、大きめで丈夫そうでデザインが良いものがあまりない。

私昔から少し頑固な所がありまして直感でコレだ！ってならないと中々決められないんです。

変に妥協したくなくて、探すものの見つからず フラッと寄ったみんなの味方、ドンキホーテで 奇跡の出会いを果たしました。

デザインは目を瞑るてしてお値段、実用性、大きさ 完璧じゃあ〜あ〜りませんか〜！！ すぐに購入し、組み立てソファーの上に重ねて置いていた上着達をどんどんどんどん、かけてゆく。

気持ちがスッキリすると共にとってもハッピーな気持ちになった。 えへへっ〜ん。

だがこの幸せは長くは続かない。

展示会で頼んでいた新作のAWの洋服たちが次々とうちに届く、 ラックに増えていくコート、すり減ってゆく耐荷重◯◯kg、傾くラックの柱。

なんか斜めってるなぁ〜とかフワッと脳みその端っこで考えていた。

その矢先、ボギっ！！

おっおれた！！！？

ラックの柱の部分ではなく、1番下の土台の部分が折れたのだ。

うっそ〜ん嘘やん！まじで〜！やば〜嘘やん！ ほんまびっくりやわ！！ えええ〜こんなん折れるん〜？そんなん聞いてないって〜 人ってビックリすると語彙力失うのかな？ってぐらい、偏差値4ぐらいの言葉しか出てこなかった（偏差値4って何）

まぁ落胆してても仕方ないから、とりあえず壊れたラックは粗大ゴミでちゃんと捨てて、上着達のしまい場所をどうするか考えた。

よし！閃いた！！

ラックがないなら、作ればいいじゃない。

その通り、ないなら作れ！！

何サバイバル精神みたいな感情で言ってんだよってツッコミたいけど、本当にそうとしか考えられなかった。

私は変なところで過信的な所が出てしまう。 なんでも出来るんじゃないかと高校生までは思っていたし、DIYに不可能はないと信じている。

机と小棚を作れたんだぞ？（壁掛けテレビは作れなかったが。） そんな私に、コートラックが作れないと思う？ 余裕っしょ！！

すぐに最寄りのホームセンターまで走った！

ホームセンターに着くと、2×4の木に直接止める金具と ラックの横幅の部分、負荷の掛かるパイプ型の木材を探した。

が！ややこしくて見つからない。

したいことは簡単だが、 頭で考えれば考えるほど、悩んでしまい 私はまた謎な商品でラックを作ることにした。

私がラックにチョイスしたのは、階段の手すりだ。

は？

マジで何言ってんの？ʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ

って思ってるよね？？

いや思ってるよね？

いや正直、書いてて、なんて伝えたらいいんだろうって不安な気持ちでいっぱいで、伝わってるかわからないんだけど、 本当描いたそのままの意味を読んでほしくてさ、 本当そのまま読んで！！

階段の手すりで作ったのよ、ラックを！

え？コレ絶対伝わってないよ！

マネージャー助けて！語彙力が足りない！

偏差値がまた減ったよ！！偏差値3だよ！！

いやちゃんと伝えよう。

あのね、変に金具ちょいしたり、その金具の幅にあってない木材をチョイスしたら本当に面倒だから そーゆーのとっぱらったチョイスが階段の手すりだったの。

手すりだけ単品で売ってるの知ってる？ 売ってるんだよあれ。 ほらよく、介護が必要になったお家とかに、手すりついてるでしょ？ あれホームセンターで売ってるのよ。

手すりをかってから、 2×4の木はラッグ第3話で壁掛けテレビしなかったものが余っているので使える。（わからない方は是非第3話見てね〜）

家に帰ってたから15分 すぐに出来た！ そしてここで朗報だ。

なんとこのコートラック 現在2020/03/06まだ使っている！！

著者：めがね（渡邉みな）
大阪府出身のYouTuber/女優/タレント。自身のチャンネル「めがねっとわーく。」では、チャレンジ動画からメイク動画やコント動画まで、さまざまなジャンルにトライする個性全開の動画が話題となり、同世代の女性を中心に支持を得る。動画だけでなく、現在は女優・タレント・MCなどでも活動の幅を広げ活躍中。Youtubeチャンネルの登録者数は36万を超える。
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