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定額制サービスを使って一人暮らしの“こだわり”も大切に。フリーライター・編集者の鈴木しのさんが語る「レトロな部屋の楽しみ方」

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東京で一人暮らしをする女性を、リレー形式で取材・紹介をしていく連載、第一弾は二度のシェアハウス生活を経て初めての一人暮らしを始めた、フリーライター・編集者の鈴木しのさんを紹介します。彼女は暮らしたいエリアにこだわりながらも、独自の方法で理想の部屋と出会ったそう。

今回はそんな鈴木さんに、部屋のこだわりや暮らし方を伺いました。

鈴木しのさん

<プロフィール>
名前:鈴木しのさん(23歳)
職業:フリーライター・編集者
居住形態:1人
出没エリア:三軒茶屋

<ルームデータ>
所在地:東京都世田谷区
間取り:1K
築年数:1977年10月(築42年)
家賃:76,000円/月
公共料金:3,500円ほど

路面電車の音が心地良い。東急世田谷線「上町駅」の魅力

東急世田谷線

「もともとお世話になっている方が勧めてくれたのが上町でした」と話す、鈴木さん。ゆえに上町のことは元々知っており、その上都心へのアクセスが便利だったことがこの街で一人暮らしをするポイントだったそう。さらに実家の近くにも通っていた路面電車が、家の隣を走っていることがお気に入りだと言います。

「私、路面電車の音がすごく好きで。もし10両以上ある電車だったらストレスかもしれないけれど、世田谷線は2両しかないから通り過ぎるのが名残惜しいな、と思うほど、その音が心地いいんです」(鈴木さん)

世田谷線沿いと言われれば都心から遠いようにも思えますが、意外にも渋谷駅まではバスで20〜25分、徒歩圏内には小田急小田原線豪徳寺駅があり、新宿までも電車ですぐ。東急田園都市線三軒茶屋駅も30分ほど歩けば到着するなど、都内主要駅にすぐ行けるのです。

部屋の決め手は「窓が大きいところ」

現在の部屋に決めた最大の理由は「窓が大きいところ」。もともと夜型だったと語る鈴木さんは、窓が大きな部屋に住んだことによってその生活リズムが大きく変わったそう。

「シェアハウスのときにはどうしても窓が小さく、陽が入ってこないのがストレスでした。この物件は日当たり重視で探していたわけではないけれど、今の部屋に住み始めた結果、朝の活動が早くなり、仕事のモチベーションも上がるようになったんです」(鈴木さん)

大きな窓

元々シェアハウスで生活をしていた鈴木さん。窓が小さいことの他にも、様々な制限でストレスを抱えていたというシェアハウス生活だったそうです。例えばどうしても夜、居住者が寝静まったあとに洗濯機を回したいとなった時、それはなかなか忍びないものだったでしょう。反対に、一人暮らしとなれば全て自由自在。

「とはいえ、洗濯機、まだ買ってないんです(笑)。でも、シェアハウスには無かった独立洗面台にはポケットがたくさんあるので、ドライヤーや化粧水・乳液などを好きなようにセッティングするのが嬉しくって。出し入れする手間が省けるし、すぐ手に取れるし。なおかつ脱衣所もあるので快適です」(鈴木さん)

シェアハウスでは滅多にできなかった、入浴からお風呂上がりのリラックスタイムも大切にしているそう。

独立洗面台

さらにキッチンにもこだわったと話す、鈴木さん。リノベーションをしたとはいえ、歴史ある物件に住む彼女は「レトロなところが気に入った」と振り返ります。

「ガス火が好きなので、IHではなくガス火の部屋に住むと決めていました。キッチンの色がレトロで可愛かったし、築年数にもあっていると思って」(鈴木さん)

一人暮らしのおしゃれなキッチン

「半年ずつシェアハウスを移り住んだのですが、当時はそれぞれ1回ずつしか自炊をしなかったほどの外食好きで。でもひとり暮らしをはじめてから、駅前のスーパーで食材を買って、軽く作って食べるようになって……。健康面でも精神面でも変わりました」(鈴木さん)

一人暮らしでは「サブスクリプションサービス」を活用

そういえば部屋に踏み入れて、電化製品がとても少ないことに気づきました。一人暮らしの部屋にあるべきテレビや洗濯機、掃除機などが置かれていないのです。これには「意識的に電化製品を置いていません」と鈴木さんは言います。

テレビについては「情報は必要なものを必要な分だけ摂取する」と決めているそう。自身を「アナログ主義」と例える鈴木さんは「デジタルで効率よくするのではなく、掃除もホウキとちりとりでしたいんです」と話します。

「さっき洗濯機を買っていないと言いましたが、洗濯は自宅から徒歩5分くらいの場所にあるコインランドリーに行っています。洗濯物の入れ替えを含めると1時間から2時間ほどかかるのですが、そこで読書をしたり、物語を書いたりして……。こうやって意図的に余白の時間を作らないと、仕事ばっかりしちゃうんです(笑)だから無理に要らないかなって」(鈴木さん)

一人暮らしの本棚

家具付き物件が多いシェアハウスからひとり暮らしを始めるに当たって心配なのが家具。鈴木さんは定額制(サブスクリプション)サービスを活用したとのこと。

「まだ引っ越して1ヶ月半というのもあり、大きな本棚とベッドフレームはサブスクを利用しています。長く使う家具はこだわりたいけれど、一度に揃えるにはお金がかかり過ぎてしまう。素敵な家具と巡り会えるまで、家具のレンタルサービスを行っているCLAS(クラス)から借りることにしたんです」(鈴木さん)

趣味の一つであるという“文房具”にまつわる本がずらりと並ぶその本棚の上には、趣味のカメラも置いてあります。

一人暮らしの部屋のカメラ

「ベッドのすぐ横にも小さな本棚を置いているんですけど、ここには“今の自分が読みたい本”を並べています。例えば『はたらくきほん100』シリーズ。わたしが大好きな雑誌の編集長を務めている方の著作で、私にとってのバイブルのひとつかもしれません」(鈴木さん)

一人暮らしの本棚

「また、小さな本棚には、今の自分が読みたい本だけでなく、季節に合わせた本を置いています。寝る前に小説を読んだり、出先のカフェで読む一冊を選んだり……。落ち込んだときに読む本も、この本棚から選ぶことが多いです」(鈴木さん)

一人暮らしの本棚とベッド

本棚の横には、学生時代から買いためていたノートが入ったカゴが。「ノートを使うペースよりも買うペースが多いんです(笑)」と話します。

一人暮らしの本棚とカゴ

「シェアハウスは収納が少なかったので、一人暮らしをしたら実家に置いていたお気に入りの文房具を持っていきたい欲望があって。どうやって陳列しようか考えたとき、大きなカゴに雑多に入れるのが可愛いと思ったんです」(鈴木さん)

二度のシェアハウス生活を経て感じる、一人暮らしの魅力

鈴木しのさん

実は、2回目のシェアハウスも上町だったんだとか。「もっとこの街を知りたいと思った」。鈴木さんが一人暮らしを通して見えてきたのは、今まで知らなかった自身の新たな一面だったようです。

「私は人と話すのも暮らすのも好きだと思っていたけれど、落ち込んだときや気分が良くないときに、例えば“お風呂に入りたいのに我慢しなくてはいけない”こともストレスになるんだと気づいたんです。でも今では生活リズムも整って、快適な生活を送れています」(鈴木さん)

リラックスできる空間を作るために、サブスクリプションやコインランドリーを活用。一見小さなこだわりも、積み重ねれば「帰りたくなる家づくり」に繋がるのかもしれませんね。

次回出演の一人暮らしの女性は……

東京で一人暮らしをする女性を、リレー形式で取材・紹介をしていく本連載。第一回目はいかがでしたでしょうか。次回8月末公開予定の第二弾では、鈴木しのさんからのご紹介で、美容師アシスタント・大澤奈緒美さんのご自宅を紹介予定。ぜひお楽しみに!

 

鈴木しの

お話を聞いた人:鈴木しのさん
1995年生まれのライター/編集者。多摩美術大学美術学部を中退後、デザイン専門学校在学中にライターとして活動を開始。写真のコツやフォトスポットをまとめるメディア「Photoli」の編集も兼任。日本と世界の文房具屋さんを巡りながら文章を書いて生きている。
Twitter:@shino74_811
note:https://note.mu/shino74

 

高城つかさ

取材・執筆:高城つかさ
ライター&フォトグラファー。1998年、神奈川県出身。2018年7月よりライティング業をスタートする。主に舞台をはじめとしたエンタメの取材・執筆・撮影や、生き方・暮らしにまつわるインタビューなどさまざまなジャンルで活動。noteにて偏見を軸にしたエッセイも執筆中。好きな食べ物は焼き鳥と豚骨ラーメンとメロンソーダです。
Twitter:@tonkotsumai
note:https://note.mu/tonkotsumai

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