鎌倉の日常をみつける旅へ。駅周辺から穴場まで、おすすめスポット12選

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odekake
2019/10/11

前半は、鎌倉旅の１日目を楽しむコーヒースタンド、ランチ・ディナー、お買いものおすすめスポットをご紹介しました。ここからは、２日目におとずれたい鎌倉の朝食屋、お土産スポットなどをたっぷりご紹介していきます！

1 【鎌倉駅東口】9:00 朝ごはん ―「朝食屋COBAKABA（コバカバ）」
- 1.1 ヘルシーな朝食で一日をはじめよう
2 【鎌倉駅東口】10:00 買いもの ―「DAILY by LONG TRACK FOODS （デイリーバイロングトラックフーズ）」
- 2.1 レンバイの中にあるおしゃれなデリカデッセン
3 【鎌倉駅西口・御成町】12:00 食べ歩き・スイーツ ―「GELATERIA SANTi（ジェラテリアサンティ）」
- 3.1 旬のおいしさを込めた、しあわせが持続するジェラート
4 【梶原】14:00 お土産・スイーツ ―「POMPONCAKES BLVD.（ポンポンケークスブールヴァード）」
- 4.1 鎌倉からすこし足を伸ばして食べに行きたいケーキ屋さん
5 【鎌倉駅西口・御成町】15:00 お土産―「CHIC FLOWER STAND（シックフラワースタンド）」
- 5.1 旅のお土産に花束を
6 自分の時間を大事にしたくなる鎌倉時間

【鎌倉駅東口】9:00 朝ごはん ―「朝食屋COBAKABA（コバカバ）」

ヘルシーな朝食で一日をはじめよう

「鎌倉は朝が楽しい」と内野さんも話すように、鎌倉旅でむかえた朝はすこし早起きしてアクティブに動きたい。地元の人にも愛されるお店で朝ごはんを食べてみては。

鎌倉駅東口から徒歩3分。鎌倉野菜を販売する鎌倉市農協連即売所（通称レンバイ）のとなりにお店をかまえる「朝食屋COBAKABA（コバカバ）」は、朝食専門の小さな食堂。市場で仕入れた野菜をつかったお味噌汁や、看板メニューの卵かけごはん定食、お魚の定食など、家庭的な朝ごはんがいただけます。

朝食屋「COBAKABA」の光が差し込む店内 — 木のぬくもりを感じる店内。窓からは街並みや通りゆく人たちをぼんやり眺められる

「COBAKABA」の朝食メニューは、ごはんの定食9種類と、パンの定食2種類から選べます。

一番人気の卵かけごはん定食（税込836円）についてくる卵は、神奈川県内で平飼いされた産みたての有精卵を使用。白身も淡白でしっかりとしたおいしさがあるのが特徴です。五穀米のごはんはそのまま食べても、卵をかけてお店特製の「手づくりしょうゆ」や「ダシしょうゆ」をお好みで加えてもよし。＋100円で納豆などの追加トッピングをすると、さらにお箸が進みます。

「一日をはじめる朝の拠点でありたい」という思いからオープンしたお店をオープンしたと話すオーナーの内堀さん。
太陽の動きに合わせ、自然とともに暮らすことを大切にする人が多いという鎌倉の街の人々にとって、「COBAKABA」は憩いの場所としても親しまれています。

旅先でも早起きは三文の得。お店は朝7時からオープンしているので、鎌倉に宿泊した翌日の朝ごはんに立ち寄るのも良さそうです。

「COBAKABA」の詳しい記事はこちら

朝の鎌倉、卵かけごはん定食でむかえる一日のはじまり ― 朝食屋「COBAKABA（コバカバ）」

「朝食屋COBAKABA」店舗情報

神奈川県鎌倉市小町1-13-15
TEL：0467-22-6131
営業時間：7:00-14:00
定休日：水
http://cobakaba.com/

【鎌倉駅東口】10:00 買いもの ―「DAILY by LONG TRACK FOODS （デイリーバイロングトラックフーズ）」

レンバイの中にあるおしゃれなデリカデッセン

「お土産に買いやすく、誰にあげてもよろこんでもらえる品ぞろえ」と内野さんが教えてくれたのは、鎌倉駅東口から徒歩3分。鎌倉市農協連即売所（通称レンバイ）の奥にあるデリカデッセン「DAILY by LONG TRACK FOODS （デイリーバイロングトラックフーズ）」。

定番商品のピクルスや、アメリカンスタイルをベースにしたホームメイドのお菓子は、工房でつくって包装し、お店に届けられたもの。ほかにも、イギリスのハチミツや、地元の中華料理屋がつくっているラー油、金沢の酒造会社がつくっているライスミルクなど、こだわりのセレクト商品がずらりと棚に並びます。

お店のセレクトの基準は、「種類を問わず、自分たちがおいしいと思うもの」。サラダ感覚で食べられるピクルスや、お酒のおつまみになりそうなスモークチーズ、レンバイで買ったお野菜に合わせられるドレッシングやディップなどのお惣菜は、宿泊先に持ち帰るのによさそう。

10月には旬のリンゴをつかった焼き菓子、11月には数量限定のアイシングがたっぷりかかったレモンケーキがおすすめとのこと。季節感を感じるホームメイドのお菓子は、お土産にも重宝しそう。

お店には観光客のほか、地元の人や犬を連れたお散歩途中の人なども気軽におとずれる市場のなかのデリカデッセン。鎌倉野菜を買うのに合わせて寄りたいお店です。

「DAILY by LONG TRACK FOODS 」店舗情報

神奈川県鎌倉市小町1-13-10 鎌倉市農協連即売所内
TEL：0467-24-7020（ロングトラックフーズ）
営業時間：10:00-17:00
定休日：月（祝祭日は営業）
https://longtrackfoods.com

【鎌倉駅西口・御成町】12:00 食べ歩き・スイーツ ―「GELATERIA SANTi（ジェラテリアサンティ）」

旬のおいしさを込めた、しあわせが持続するジェラート

「『THE GOOD GOODIES』のコーヒーをつかったフレーバーもあるんですよ」と内野さんが紹介するのは、鎌倉駅西口から徒歩2分の「GELATERIA SANTi（ジェラテリアサンティ）」。御成通りを150メートルほど歩き、左手の細い路地をすすんだ先にみえる真っ白な外壁と“GELATO”の文字が目印です。

常時12種類のフレーバーがそろうジェラートは、湘南近郊の素材を中心に、旬の野菜や果物を使用。味の特徴は「濃いけれど後味はすっきり」と、店主の松本愛子さん。保存料や香料、着色料などの人工添加物をつかわずに、素材のおいしさを引き出すことを大切にされています。

「GELATERIA SANTi」のジェラート — 価格は店内が税込550～600円（KIDSは300円）、テイクアウトが税込450円

「ピスタチオ」は、濃厚な味わいと店内で焙煎した豆の食感が楽しいフレーバー。地元神奈川のローズマリーと、鎌倉産の蜂蜜をつかった「ローズマリーハニー」は、ふわりと香るハーブのあとに、蜂蜜のさわやかさが感じられるひと品。「旬の素材は、季節によって味の変化も楽しんでいただけます」と松本さん。同じフレーバーでもおとずれる季節によって食べ比べができるのは、自然の素材をつかっているからこそのおもしろさ。

「GELATERIA SANTi」の店主とスタッフ — 左：スタッフの斉藤さん　右：店主の松本さん

お店のスタッフ斉藤明子さんは、「うちのジェラートは、家に帰るまでしあわせが持続するおいしさです」とにっこり。スタッフみんな「GELATERIA SANTi」のジェラートが大好きで、オフの日にもよく食べに来ているのだとか。

お店の裏手には、江ノ電を間近に眺めながらジェラートが食べられる特等席も。大通りから離れて、電車の音をBGMにしながら、歩き疲れた足を休めるのにおすすめです。

「GELATERIA SANTi」店舗情報

神奈川県鎌倉市御成町2-14
営業時間：
夏期（5月〜10月）11:00-18:00
冬期（11月〜3月）11:00-17:00
定休日：なし
http://gelateriasanti.com

【梶原】14:00 お土産・スイーツ ―「POMPONCAKES BLVD.（ポンポンケークスブールヴァード）」

鎌倉からすこし足を伸ばして食べに行きたいケーキ屋さん

「POMPONCAKES BLVD.」の店内 — 店内のコーヒーには、「THE GOOD GOODIES」さんのコーヒー豆がつかわれています

「オーガニックな素材をつかっているから、安心して誰にでも紹介できるし、お土産にもおすすめです」と内野さんが案内するのは、鎌倉駅からバスで15分ほど揺られた先にあるケーキ屋「POMPONCAKES BLVD.（ポンポンケークスブールヴァード）」。最寄りのバス停「梶原口」から徒歩1分です。

お店でつくるケーキの特徴は、「毎日パクパク食べられるようなもの」と、店主の立道嶺央（たてみちれお）さん。キャロットケーキやチーズケーキ、ガトーショコラにサヴァランなど。ショーケースには、昔から日本の洋菓子屋でつくられてきたものを、自分たちの解釈をして新しい形にしていく“トラディショナル・ニュー”のケーキがならびます。