安い賃貸物件にはウラがある!?契約前に確認しておきたい4つのポイント

家賃が安い物件にはウラがある!?理由と注意点をご紹介

賃貸物件を探す時に、家賃はどのぐらいするのか気にする方がほとんどです。物件情報サイトを見てみると、家賃の低さが際立つ物件が時々掲載されています。

しかし、ただ安いからといって何も調べずに飛びつくのは危険。必ず安い理由があり、少なからずデメリットも存在します。（もちろんメリットもありますが）

今回は、そのような賃貸物件はなぜ家賃が安いのか、そして契約する前に注意すべきポイントをいくつかご紹介していきます。

家賃が安い物件が存在するその理由

家賃が安いからという理由だけで契約に進んでしまうと、いざ住んでみてから「思っていた物件と違った…」と後悔してしまう可能性があります。そこには家賃を低く設定した理由が潜んでいるからです。ここでは家賃が安い理由についていくつか挙げていきます。

部屋が狭い、あるいは間取りが特殊

お部屋の中が狭いと、広いところに比べて家賃が低い物件が多いです。家賃が安い物件の中には、狭いだけではなく間取りが特殊なケースもあります。例えば、靴を置けないぐらい玄関が非常に狭かったり、キッチンのすぐ後ろにトイレがあったりなど少し変わった構造をしている物件は、異様に家賃が安いというケースが少なくありません。

過去に何らかの事件、事故があった

いわゆる「いわくつき物件」と呼ばれる物件は、家賃が安く設定されている傾向にあります。賃貸物件の一室で以前住んでいた住居者自殺、孤独死、殺人にあったりなどした場合、不動産はこの事実を伝えなければいけません。この事実を聞いて、気味悪がり住みたがらない人が多いので、空室が埋まるよう家賃を低く設定するケースがあります。

最寄り駅から遠く離れている

駅に近い物件と遠く離れている物件だと家賃に大きな違いが生じます。駅から遠く離れていると通勤、通学に時間がかかってしまい不便に感じる人が多くいるため、このような物件は家賃が低く設定されやすくなります。

線路や高速道路の近くにある

線路や高速道路が近くにあると、電車や車が通過する音が聞こえて騒がしく感じることが多いです。昼間ならまだしも、夜に聞こえると睡眠の妨げになってしまう可能性があります。少しでも音がすると起きてしまうなど、音に敏感な方は線路や高速道路の近くの物件に住むことをあまりおすすめしません。

築年数が古い

物件の築年数が古いと建物の老朽化が進んでおり、部屋の中や設備に不備が出てくる可能性があるため、家賃が低いところが多いです。建物が古いと扉の立て付けが悪かったり、壁や床のミシミシいう音が目立ったり、水道の出が悪かったりすることが時々あります。

もちろん悪いままにはせずに部屋一部や全体をリフォームする大家さんもいますが、建てた当初から何十年もそのままの状態である物件は新築物件よりかなり家賃が安いです。また築年数が古い場合は、耐震性の問題も懸念しなければなりません。

設備が無い、あるいは他の入居者と共同

生活するのに必要なエアコン、洗濯機置場、お風呂、洗面台などの設備がない物件は、かなり家賃が安い傾向にあります。あるいはトイレ、お風呂、洗濯機は部屋に無く、同じ建物内の入居者と共同という場合もあります。
かなり不便に感じるかもしれませんが、とにかく家賃が安いところがいいという方には向いている物件かもしれません。

陽当りが良くない

方位が北向きだったり近くの建物に隠れていたりすると、陽当りが悪い物件とされます。陽当りが悪いと洗濯物も乾きにくく、お部屋の中も暗く感じて生活しづらく感じることもあります。お部屋も狭くなく、築年数も古くないのに陽当りが悪いという理由だけで家賃が安い物件が多くありますので、それだけ、陽当りを重視される方が多くいるということなのです。

コスパの高い部屋をプロに探してもらう！

次ページでは、家賃が高くなりやすい物件、安くなりやすい物件それぞれの特徴について解説していきます！少しでも家賃を抑えたい方は必読です！